とくにソフトウェアとかインターネット的な世界のはなし。典型的な用法は「〜〜という新しい技術を仕事で使いたいのだけど、上司が許可してくれない」というものだ。この〜〜には、たとえばちょっと前だとLAMP, Ruby on RailsとかAWSとかHadoopだし、今だとなんだろう、DockerとかC#かな。うーんこの違和感。私の定義では、これはどれも技術ではない。ただのソフトウェアだ。AWSはサービスだ。 TCP/IPやSIPは技術だろうか?わたしの感覚ではノーだ。ただの仕様だ。いずれもベースになっている技術はあって、たとえばパケットのルーティングや名前解決、フレーム再送やウィンドウ制御の仕組みや実装は技術といっていいだろう。Hadoopは分散処理の技術を実装したソフトウェアだ。LAMPはWebサービスを実装するためのソフトウェアスタックの総称で、そのなかに様々な要素技術はあるだろう。Dock
官庁や自治体における、いわゆる行政情報システムでは、一風変わった漢字コードが用いられている。人名や地名に必要な漢字を、それぞれの省庁が思い思いの形で、情報システムに搭載してきたためだ。本特集では、これら行政情報処理用漢字コードのうち、現在かなり大きなシェアを持つ3つの漢字コードの現状をお伝えしようと思う。 その3つとは、総務省系の「住民基本台帳ネットワーク統一文字」、法務省系の「戸籍統一文字」および「入国管理局正字」だ。さらに、これら3つの漢字コードを一体に統合すべく構築されつつある、経済産業省系の「文字情報基盤(IPAmj)」を最終回で扱う。 ただ、これら4つの漢字コードを理解するためには、JISで制定された漢字コードの理解が不可欠なことから、第1回の今回は、「JIS X 0213」と「JIS X 0212」について、行政情報処理の視点、特に異体字処理の視点から述べることにする。 マイナ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く