22年前、愛知県豊川市で64歳の女性が殺害された事件で逮捕された当時17歳の少年に関する事件記録を名古屋家庭裁判所が廃棄していたことがわかりました。 裁判所の事件記録の保管をめぐっては、神戸家庭裁判所でも児童連続殺傷事件で逮捕された当時14歳の少年に関する記録が廃棄されていて、名古屋家裁では「当時の記録保存の運用は適切ではなかったと思われる」としています。 廃棄されていたのは、22年前の平成12年、豊川市で64歳の女性を殺害したとして逮捕され、その後、医療少年院に送られた当時17歳だった少年に関する事件記録です。 一般的な少年事件の捜査書類や審判記録は少年が26歳になるまでの保存が定められていますが、最高裁判所の内規では、歴史的な資料などと判断した記録について「保管期間満了後も保存しなければならない」と定め、「特別保存」として永久的に保存するよう指示しています。 名古屋家庭裁判所によります
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