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高齢化や技術の進歩で伸び続ける医療費の抑制を、国民の負担増やサービスのカットだけで達成するのは難しい。 今国会に提出された医療保険制度改革関連法案は、負担増策と併せ、自治体や健保組合などの保険者、個人の双方に、健康増進や病気予防への取り組みを促した。 健康作りは動機付けがないと続けにくい。法整備がその一歩を進めることを期待したい。 今回の改革では、安価な後発医薬品にどれだけ置き換えたかの割合や特定健診の実施率などに応じて、保険者の後期高齢者支援金を加減算する仕組みを入れる。 国民健康保険には「保険者努力支援制度」を創設し、積極的に事業を行う自治体に対する財政支援を行う。 個人についても、ウオーキングの歩数や体重の管理などに自主的に取り組めば「ヘルスケアポイント」を付与する。たまったポイントをスポーツクラブの利用券に交換したり、保険料支援に充てたりするアイデアが浮かんでいる。 すでに一部の自
島根県西ノ島町は4月から、妊婦と家族らを支援しようと、母子健康手帳とともに冊子「赤ちゃん手帳」を配布する。離島の同町では妊婦は本土に渡って出産するケースが多いため、必要な情報やノウハウを網羅した冊子を町の保健師らが考案、妊婦らを手助けする。 町によると、年間20人前後の出生があるが、町内で出産に対応する医療機関などはなく、出産前の約1カ月間は松江市など本土側で待機して出産に備える妊婦が多いという。 一方で、町にIターン者が増え、特殊な出産事情に不安のある人が増えていることから、町の保健師らは出産を経験した母親らにアンケートを実施。回答した35人の意見も参考に、必要な情報などを冊子にまとめることにした。 完成した冊子はA4判で22ページ。出産に対応する県内医療機関を紹介しているほか、困った事案への対処法や町の支援事業などをまとめている。 町の担当者は「少しでも安心して出産、子育てができるよう
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で被災した福島県東部15市町村にある特別養護老人ホームと介護老人保健施設計54施設(未再開の9施設を除く)のうち、約4分の1にあたる13施設が入所者の受け入れを定員未満に制限していることが県や市町村への取材で分かった。津波や原発事故による避難者のうち若い世代の帰還が進まず、高齢化率が上がって入所希望者が増えたのに対し、介護職員の数が足りないのが原因。県は国と昨年4月から、県外からの介護職の就労を促す事業を始めたが、事業の利用者は伸び悩み、制限解除のめどは立たない。 受け入れ制限施設数が最も多いのが南相馬市だ。特別養護老人ホーム(特養)5施設のうち、宿泊が原則認められない避難指示解除準備区域の1施設を除く4施設が再開した。だが計300人の定員に対し、受け入れを254人(今年2月現在)に絞る。リハビリ中心のサービスを行う介護老人保健施設(老健施設)も、2施
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で被災した福島県の市町村で、職員不足により約4分の1の高齢者介護施設が入所者の受け入れを制限していることが明らかになった。ベッドが空いているのに入所できない現状に、被災者からは「避難生活で疲れ果てているうえに、施設があっても人手不足で介護サービスを受けられないなんてひどい」と切実な声が上がる。【高橋隆輔】 原発事故のため原発20キロ圏の福島県南相馬市小高区から市内の仮設住宅に避難した鎌田文子さん(59)は、日常生活に全面的な介助が必要な要介護4の義母マサさん(87)と夫の3人で暮らす。マサさんは仮設入居後しばらくして、慣れない室内で布団から起き上がろうとして転倒。自力で歩けなくなった。「ばあちゃん、そろそろトイレ行こうか」。文子さんは1時間おきに声をかけるなど付きっきりの介護を続ける。
板柳町で独自のブランド毛豆を手掛ける生産者集団「チームケマラボ」(長内将吾代表)が、今年から初めて枝豆の出荷に取り組み、16日に町の農産物直売アンテナショップ「とれたて市」で販売を始めた。ブランド毛豆並みのこだわりで栽培した枝豆で、粒の大きさや甘みの強さが特徴。今月いっぱいは店頭に並ぶ見通し。 長内代表は本県在来の枝豆である毛豆にこだわり、2016年の最強毛豆決定戦でグランプリを獲得した毛豆栽培のスペシャリスト。独自でおいしさを追求するとともに、毛豆より収穫の早い枝豆のブランド化にも取り組む。 「発芽から収穫まで、毛豆が約120日なら枝豆は約65日。秋の繁忙期前に収穫可能で量産しやすい。リンゴ園の隙間などを活用でき、農業に興味がある人の入り口としても枝豆は最適」と長内代表は話す。 ケマラボでは農業初心者を含む4人の生産者が町内の小さな畑を活用し、「はつだるま」という枝豆を作付けした。このう
利用者の意向をくみ、医学的な見地に基づいてバリアフリー改築を提案できる「リフォームドクター」を育成する研修会の本年度最終講義が7日、佐賀市の県在宅生活サポートセンターであった。建築士や大工ら28人が、佐賀大学の専門医や研究者から疾病や障害に応じた改築方法を学んだ。
長年、ミャンマーに医療支援を行い、初めてとなる日本人医師常駐クリニックの開設を決めた社会医療法人大雄会の伊藤伸一理事長に、ミャンマー進出に至る経緯と今後の取り組みを聞いた。メンテナンスも行う --決定までには長い時間がかかったと聞く。検討を始めたきっかけは 「企業の海外進出が盛んだった1994~95年頃、一番困っているのが、子弟の教育と医療問題という話を初めて聞いたとき、非常に興味を持った。ただ、ボランティア的にやっていくのは一法人として無理がある。もし、医療支援をするなら、現地に拠点を構えて継続的に医療提供するのが重要だろうと思った。在留邦人のことは頭に当然あるが、それ以上に医療が行き渡っていない国に、日本の医療を導入すれば、より多くの命を救えるのではないかと思った」 --ミャンマー支援を決めた理由は 「まず、どの国の医療が立ち遅れていて、人々が困っているかの調査を始めた。アフリカや南米
(CNN) オーストラリア西部で8日までに、高度約2740メートル以上でスカイダイビング中の22歳男性が病気の発作に襲われて意識を失ったものの、同伴していた教官が空中接近してパラシュートのひもを引っ張り、助け出す騒ぎがあった。 教官のヘルメットに装着されたビデオカメラがこの模様を撮影し、動画投稿サイト「ユーチューブ」では440万件以上のアクセスがあった。 災難を逃れたのは西部パース市に居住のクリストファー・ジョーンズさん。地元テレビ局のABC放送は、医師からスカイダイビングの許可を得ていたと伝えており、ジョーンズさんは持病を抱えているともみられる。 教官が所属するスカイダイビング学校の幹部は同テレビに、異常事態はダイビングの半分程度が過ぎた段階で発生したと説明。ジョーンズさんは背中を地上に向けながら落下する状態になっていたという。これを受け教官は接近を試み、高度約1220メートル付近で体を
マーケティングソリューションを手掛けるALBELTは6日、マップソリューションとの間で資本・業務提携を行なうと発表した。ALBELTがマップソリューションから株式6.7%を取得する。 マップソリューションは、昼間人口などの人口統計データや、最小250メートルメッシュの推計消費支出データ、経済センサス基礎調査データなどの地理情報データを、地図上にプロットして分析できるASP型のサービス「マイソル」を提供している。同サービスは、ドラッグストアやスーパーマーケットの店舗売上や集客ポテンシャルを推計できるほか、直近では医療・介護分野にとくに注力しており、診療圏や介護圏の汎用マーケット分析に強みを持つのが大きな特長。 一方ALBELTは、独自開発したプライベートDMPを活用して企業に蓄積されたビッグデータを自動的に解析し、オムニチャネルで活用する支援を行なってきた。今後IoT(モノのインターネット)
自動車のエンジン部品を手がける日本ピストンリングは8日、医療関連事業に参入すると発表した。人工歯を取り付ける土台となるインプラント(人工歯根)を生産・販売する。2014年に石福金属興業(
韓国最高裁で「逆転無罪」判決、名誉毀損罪に問われた『帝国の慰安婦』の著者・朴裕河氏に聞いた 「学術的な議論を刑事裁判に問うのはおかしい」
【北京=竹腰雅彦】中国の陳吉寧・環境保護相は7日、北京で開会中の全国人民代表大会(全人代=国会)に合わせて記者会見し、今後数年で環境保護分野に必要な投資額が8兆~10兆元(約156兆~195兆円)に上るとの見通しを示した。 また、環境汚染の取り締まり強化などの結果、昨年、違法行為で摘発された事件が「過去10年の総数の2倍に当たる2080件に上った」と述べた。内容は明かさなかったが、工場の汚染物質の違法な排出や廃棄が含まれているとみられる。 陳氏は水質汚染など環境問題が専門の著名な学者。習近平(シージンピン)国家主席の母校の名門・清華大学学長から全人代開幕直前の2月末に環境保護相に抜てきされた。
農作物の残留農薬の成分を全自動で短時間に分析できる装置を、宮崎県総合農業試験場、島津製作所、大阪大、神戸大のグループが開発した。 1週間近くかかることもある分析が50分程度で済むという。県は3月末から、この装置を使った分析を始める。 県によると、国内で使われている農薬成分は約400種、世界では約800種。従来の手法は成分ごとに分析方法が異なり、有機溶剤を使う成分抽出にも手間がかかっていた。 グループは高温・高圧下で液体と気体の性質をあわせ持ち、抽出能力に優れた「超臨界流体」に着目。二酸化炭素などの超臨界流体を使い、抽出のための前処理工程を省いた。抽出、分析装置を一体化し、500種の成分に対応する全自動化システムを構築した。 有害な有機溶剤の使用量は従来の10分の1程度に低減。試料が空気に触れないよう工夫し、酸化分解して分析が難しい成分にも対応できるという。最も基本的な機能を備えたもので価格
東京都国分寺市内で国内初のペンシルロケット水平発射実験が1955年に実施されてから、今年で60年を迎える。 同市は節目の年を記念してペンシルロケットの実機展示や、当時を知る関係者による講演会などのイベントを企画。2月に小惑星「Kokubunji(コクブンジ)」が誕生したことも弾みに、「宇宙開発発祥の地」としてPRに乗り出す。 ◇ 同市などによると、初めての実験に用いられたペンシルロケットは全長が23センチ、直径1・8センチ、重さは200グラムしかなかった。あまりに小さな本体のため、この名が愛称になったとされる。 実験したのは「日本の宇宙開発の父」と呼ばれる糸川英夫博士(1999年死去)が率いた研究班。現在は早稲田実業学校の敷地となっている同市本町の工場跡で行われた水平発射実験では貴重なデータが得られ、日本のロケット開発の原点とも位置づけられている。 こうした歴史を踏まえ、国分寺市は「宇宙開
がん治療のため高校時代に凍結保存した卵子を、12年後に体外受精し、男児を出産した愛知県内の女性(30)が7日、神戸市で開かれた日本造血細胞移植学会の市民公開講座で講演した。 女性は赤ちゃんを抱きながら「毎朝この子が横にいるのを見ると夢のよう。今はとても幸せです」と、時折涙声になりながら語った。 女性は高校1年の16歳の時、血液がんの悪性リンパ腫を発症。抗がん剤治療で不妊になる恐れがあり、高校2年の2001年、不妊治療施設で卵子を2個採取し、凍結保存した。病気を克服後、13年に結婚。体外受精した卵子を子宮に戻し、昨年8月に男児を産んだ。 女性は最初、「17歳にもなれないかも」と思っていたが、闘病中は保存した卵子の顕微鏡写真を手元に置いた。女性は「この卵子が赤ちゃんになってくれると思うと(心の)支えになった」と振り返った。女性は「治療の先に希望もあると伝えたい」との思いで、講演を引き受けたとい
宇宙航空研究開発機構(JAXA)などは8日、電気を無線で飛ばす実験に成功した。宇宙空間に浮かべた太陽電池パネルから地上に送電する、「宇宙太陽光発電」の実現に不可欠な技術で、今後の研究開発につなげる。 宇宙太陽光発電は、電気をマイクロ波などに変換して宇宙から地上に送る構想で、日本では1980年代から本格的な研究が始まった。昼夜や天候に影響されずに発電できることが特徴。実現するには、コストの大幅な削減など多くの課題があるが、JAXAなどは、直径2~3キロメートルの巨大な太陽電池パネルを使えば、原発1基分(100万キロワット)相当の発電ができると試算している。 一方、強力なマイクロ波は人体や環境に悪影響を及ぼす恐れがあるため、極めて高い精度でマイクロ波の向きなどを制御して、ねらった場所にピンポイントで送電する必要がある。 兵庫県内にある三菱電機の屋外試験場で実施された実験では、送電用アンテナから
トレッドミル上のショウジョウバエ雄に励起光を当てて脳の神経細胞を刺激し、同時にディスプレイ上の動く光点を見せると、求愛行動を開始する(写真:東北大学の発表資料より)[写真拡大] 東北大学の山元大輔教授・古波津創研究員らによる研究グループは、fruitlessと呼ばれる遺伝子の変異体を隔離して育てると、ショウジョウバエの同性への求愛が抑制されることを明らかにした。 異性への求愛は、有性生殖をする動物にとって種の存続の土台であるが、ヒトを含めて様々な動物で同性へ求愛する個体も見られる。異性に求愛するか同性に求愛するかは、遺伝的に決定されているのか、それとも環境によって決まるのか、論争が続いていた。 同性愛行動を示す雄のショウジョウバエは、fruitlessと呼ばれる遺伝子の機能が損なわれていることが分かっており、その系統はsatori変異体と呼ばれている。今回の研究では、野生型の雄はディスプレ
研究グループが選抜した5種類の化合物のセシウム耐性への寄与を示す写真。0.3mMセシウム培地では5種全てで、セシウムを取り込んだことによって起きる葉の白化現象が緩和されていることが分かる。特にCsTolen Aは、よりセシウム濃度の濃い0.4 mM培地においても葉が白くなる現象を抑え、根の生長阻害も抑制している(理化学研究所の発表資料より)[写真拡大] 理化学研究所のアダムス英里特別研究員・申怜(シンリョン)ユニットリーダーらによる研究グループは、植物の高濃度セシウムに対する耐性を高める化合物「CsTolen A(シストレンエー)」を発見した。 放射性セシウム「セシウム137」は半減期が30年と比較的長く、土に含まれる粘土や有機物と強く結び付く性質を持っている。除染技術の確立や農作物の安全を確保するために、植物がセシウムを取り込む仕組みの解明が急務となっているが、その詳細は明らかになってい
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