安倍総理大臣は訪問先のドイツで記者会見し、ウクライナ情勢をはじめ、海洋進出を強める中国を念頭に、「力によって一方的に現状が変更される。これはヨーロッパでもアジアでも認めることはできない」と述べ、いかなる紛争も平和的に解決すべきだという考えを強調しました。また安倍総理大臣は、ロシアのプーチン大統領の訪日を年内の適切な時期に実現したいという考えを示しました。 そのうえで安倍総理大臣は「いかなる紛争も力の行使や威嚇ではなく国際法に基づいて平和的に解決すべきだ」と強調しました。 また安倍総理大臣はロシア外交に関連して、「ロシアには責任ある国家として国際社会のさまざまな課題に建設的に関与してもらいたい。そのためにも私はプーチン大統領との対話をこれからも続けていく考えだ」と述べました。 そのうえで安倍総理大臣は「ロシアとは戦後70年たった現在もいまだに平和条約が締結できていないという現実がある。北方領