(CNN) 米食品医薬品局(FDA)が、人工的につくられた培養肉の安全性を初めて認可した。 安全性が認められたのは、米アップサイド・フーズが培養したニワトリの細胞から製造している培養肉。農務省による検査を経て、製品の販売が可能になる。 FDAは、同社から提出された情報を検証した結果、「安全性に関する同社の結論について、現時点でさらなる疑問はない」とした。 FDAの専門家は「細胞培養技術の進歩により、食品会社が家畜、家禽(かきん)、魚介類から採取した動物細胞を食品製造に利用することが可能になり、近い将来、そうした製品が米市場で流通する準備が整う見通しとなった」とコメントしている。 アップサイド・フーズ創業者のウマ・バレティ最高経営責任者(CEO)はツイッターへの投稿で、FDAから「疑問なし」の通知が届いたと伝え、「当社の培養鶏肉は食べても安全だという結論が受け入れられた」と報告した。 バレテ
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