【フィンランド】フィンランド、若者に老人ホームの空部屋を賃貸［建設］/NNA.EU
フィンランド 2015/11/30（月） フィンランド、若者に老人ホームの空部屋を賃貸［建設］ ヘルシンキで、若者に老人福祉施設の空室を格安で貸し出す試みが始まる。老人と若者の交流推進が狙い。国営放送Ｙｌｅ電子版が26日伝えた。それによると、市内東部ラーヤサロ（Laajasalo）地区にある老人福祉施設の３室を25歳未満の若者に提供する。広さは23平方メートルで、台所や専用の浴室のほか、バルコニーを完備。家賃は月額230ユーロで、ヘルシンキにある同様の物件の約600ユーロと比べて格安に設定されている。入居者は週に３〜５時間、施設内の老人と交流を持つことが条件となるが、介護資格は必要ない。３室については、募集開始から１週間以内に60人以上の申し込みがあった。厳しい住宅事情に加え、新たな試みを高く評価する声が広がっており、プロジェクトが本格化されることが期待されている。 NNA News H
【ドイツ】ドイツのシリア難民、大半は母国への帰還希望［社会］/NNA.EU
ドイツ 2015/10/9（金） ドイツのシリア難民、大半は母国への帰還希望［社会］ ドイツに滞在しているシリア難民の大半は母国への帰還を望んでいる――。独東部のライプチヒに拠点を置くドイツ・シリア慈善団体「アドプト・ア・レボリューション（Adopt a Revolution）」が７日、こうした調査結果を明らかにした。調査は９月24日〜10月２日、ドイツの５都市（ベルリン、ハノーバー、ブレーメン、ライプチヒ、アイゼンヒュッテンシュタット（Eisenhuettenstadt））で889人のシリア難民を対象に実施。国外脱出の理由としては92％が武力紛争を挙げており、70％はその原因がアサド政権にあるとする。「イスラム国（ＩＳ）」との回答は32％にすぎない。他にも、逮捕または誘拐される危険性を脱出の理由に挙げた人は86％に達した。内戦が終わり次第、帰国したいと答えた人は68％に上った。ただし、
【ドイツ】ドイツ、今年は150万人の難民受け入れか［社会］/NNA.EU
ドイツ 2015/10/6（火） ドイツ、今年は150万人の難民受け入れか［社会］ ドイツ政府は、シリアなどから流入する難民が今年は最大150万人に達すると予測しているもようだ。大衆紙ビルトが入手した当局の機密文書を元に５日伝えた。政府はこれまで表向きには、今年受け入れる難民を80万〜100万人としていた。しかしビルトによると、政府は10〜12月に流入する難民が１日当たり7,000〜１万人になると見ており、この３カ月間だけで新たに92万人を受け入れる計算になる。文書は「難民申請者の膨大な数が各州や各自治体にとって過多の負担になる危険性がある」と指摘。さらに、難民に認定された場合、本国から家族を呼び寄せることができるため、中東の家族構成を勘案して、難民認定者１人につき平均４〜８人の家族が、ドイツに移住する可能性があるとの見通しも示している。難民の急増で地方自治体ではすでに対応が困難な状況に
【ドイツ】独国民の８割超、国境での検問実施に賛成［社会］/NNA.EU
ドイツ 2015/10/7（水） 独国民の８割超、国境での検問実施に賛成［社会］ ドイツ国民の８割超が、難民の大量流入を抑制するための国境検問を支持している――。こうした事実が、ドイツの市場・社会調査団体ＩＭＳＦの委託を受けて市場調査会社ＧｆＫが実施した最新の調査で明らかとなった。ＧｆＫは９月18日〜25日、ドイツ語を話す民間人1,011人を対象に調査を実施。この結果、ドイツ政府が９月半ばにオーストリアとの国境で入国管理を再開した施策を支持するとの回答は全体の81％に達した。また、78％は難民が最初に到着した国が引き受け先となるべきとの見方を示している。ハンガリーに到着したシリアからの難民を無制限に受け入れる施策については、誤っているとする評価が59％を占めた。ドイツ第２テレビ（ＺＤＦ）が９月初めに行った調査では66％が支持を表明していたが、難民の大量流入を受け、世論が覆った格好だ。特に
【ドイツ】ハンブルク、空き店舗を難民の住居に＝条例成立［社会］/NNA.EU
ドイツ 2015/10/5（月） ハンブルク、空き店舗を難民の住居に＝条例成立［社会］ ドイツのハンブルクで、空き店舗となっている商業不動産を移民や難民の住居として差し押さえることを可能にする条例が成立した。こうした条例は国内で初めて。ＢＢＣ電子版が２日伝えた。この条例は2017年３月までの時限措置で、10月上旬にも施行される。差し押さえを受けた商業不動産の所有者には、補償金が支払われる。ハンブルクには毎日約500人の移民・難民が到着しており、市当局は住居の手配に苦慮。中には野宿をする人もいるという。ドイツのメルケル首相はシリアなどからの難民を積極的に受け入れる姿勢を示しており、今年の難民申請件数は昨年の４倍の80万件以上に達するとみられている。各地には受け入れ用のテントが用意されているものの、冬場に向け住居の確保が急がれている。こうした中、ハンブルクに近いブレーメンでも同様の条例が検討
【ドイツ】ドイツ、難民急増に不安の声高まる＝世論調査［社会］/NNA.EU
ドイツ 2015/10/5（月） ドイツ、難民急増に不安の声高まる＝世論調査［社会］ ドイツで難民問題をめぐる世論が揺れている。難民の急激な流入に不安を抱く国民が増えており、受け入れに積極的なメルケル政権を支持する声は以前よりも小さくなり始めた。公共放送ＡＲＤによる最新の世論調査で明らかになった。難民の急増を不安視する人は過半数の51％に達し、３週間前から13ポイント上昇した。また移民全般に対する意識にも変化が見られる。移民が不利益をもたらすと答えた人は44％と11ポイント増え、利益をもたらすとの回答（35％）を上回った。世論の変化は政治家の支持率にも反映されている。メルケル首相の支持率は９ポイント低下の54％となり、2011年12月以降で最低を記録。連立政権の支持率も48％に低下し過半数を割っている。一方、メルケル首相のキリスト教民主同盟（ＣＤＵ）の姉妹政党であるキリスト教社会同盟（Ｃ
【ドイツ】ドイツで野党の支持率が上昇＝移民政策に反発［政治］/NNA.EU
ドイツ 2015/9/22（火） ドイツで野党の支持率が上昇＝移民政策に反発［政治］ ドイツで下院に議席を持たない野党の支持率が上昇している。日曜紙ビルト・アム・ゾンタークが市場調査機関ＴＮＳエムニド（Emnid）に委託した最新の世論調査で、こうした事実が明らかになった。背景には、メルケル首相が進める移民政策への反発があるようだ。ロイター通信が伝えた。調査は９月10〜16日、1,882人を対象に実施。この結果、難民受け入れに反対する立場を明確にしている新党「ドイツのための選択肢（ＡｆＤ）」と、前連立政権に参加した自由民主党（ＦＤＰ）の支持率がともに前回調査から１ポイント上昇し、議席獲得に必要な５％に達した。一方、メルケル首相率いるキリスト教民主同盟・社会同盟（ＣＤＵ・ＣＳＵ）と社会民主党（ＳＰＤ）の支持率はそれぞれ40％、24％といずれも１ポイント後退。緑の党は10％、左翼党は９％とどち
【ドイツ】ベルリン、子連れの物乞いを禁止へ［社会］/NNA.EU
ドイツ 2015/7/29（水） ベルリン、子連れの物乞いを禁止へ［社会］ ベルリンで子連れでの物乞いを禁止する条例が導入される見通しとなった。組織的な物乞い集団が同情を引くために子供を利用するのを防ぐ狙い。違反者には最大500ユーロの罰金が科されるが、効果を疑問視する声も上がっている。ドイチェ・ウェレが27日伝えた。この条例案は、キリスト教民主同盟（ＣＤＵ）のフランク・ヘンケル・ベルリン市内務相が同市上院に提出した。同氏は「子供に物乞いをさせるのは虐待で、保護義務への重大な違反」と指摘する。同条例は、市内各区長の承認を得た上で向こう２カ月以内に施行される見通しだ。ベルリンの街頭では子連れの物乞いの姿がよく見られ、その多くはロマ人かシンティ・ロマ人という。ドイツでは物乞い自体は違法ではないが、最近はブレーメンやミュンヘンなど他の都市でも子連れの物乞いが禁止されている。週刊誌シュテルンの世
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