巨大かつ非常に高価な現在の脳磁場計測装置 東北大学は11月24日、室温で簡便に動作する、高感度かつ高分解能のトンネル磁気抵抗(TMR)素子生体磁気センサを開発し、α波の検出に成功したと発表した。この研究は、同大大学院工学研究科応用物理学専攻の安藤康夫教授のグループが、同大大学院医学系研究科の中里信和教授のグループおよびコニカミノルタ株式会社のグループと共同で行ったもの。研究成果は、日本磁気学会第5回岩崎コンファレンス「社会基盤の向上につながる磁気センサとその活用」において基調講演として発表された。 画像はリリースより 脳内の活動を知るためには電気測定による脳波計測が一般的だが、これは頭皮の表面を測定しているだけで、脳内のどこで活動が起きているかを直接的に知ることはできない。一方、脳内活動により発生する磁場を測定すれば、脳内のどこでどのような活動が起きているかの詳細を知ることができるが、現在
身長が低いことにメリット?高身長の人よりも静脈血栓塞栓症リスク低い 身長が低いことに少なくとも1つは医学的なメリットがあるかもしれない―。スウェーデンの男女約270万人を対象とした研究で、身長が低い人では高い人と比べて静脈血栓塞栓症を発症するリスクが低いことが示されたという。この研究結果は「Circulation: Cardiovascular Genetics」10月号に掲載された。 画像提供HealthDay 静脈血栓塞栓症は、下肢などの静脈に血栓ができる深部静脈血栓症や、その血栓が肺に運ばれて肺動脈の塞栓をもたらす肺血栓塞栓症の総称。同じ姿勢で長時間動かずにいると発症しやすいため、「エコノミークラス症候群」とも呼ばれる。静脈血栓塞栓症の発症リスクは、手術患者やがん患者、妊婦などで高いことが知られているが、身長が高い人でも同リスクが上昇することが以前の研究で示されていた。ただ、この研究
機械浴に対する生理学的・心理学的な影響や安全性を科学的検証 京都府立医科大学は9月8日、緩和ケア病棟入院患者の機械浴に対する生理学的・心理学的な影響から、その安全性について科学的検証を行った結果を発表した。この研究は、同大附属病院看護部の藤本早和子総括看護師長、大学院保健看護学研究科の岩脇陽子教授、山中龍也教授らの研究グループによるもの。研究成果は、「Japanese Journal of Clinical Oncology」オンライン版に掲載されている。 画像はリリースより 緩和ケア病棟では、清潔ケアとして機械浴が行われている。臥床したまま入浴できる機械浴は、安楽であることから患者からの希望も多いケアのひとつだ。しかし、緩和ケア病棟の入院患者に対する機械浴が、患者の身体面・心理的に及ぼす影響について、これまで科学的に十分に研究されていなかった。 生理学的には大きな変動を及ぼさず 研究グル
BOSTON & SYDNEY GI Dynamics® Inc. (ASX:GID), a medical device company that has commercialized EndoBarrier® in Europe, the Middle East and South America for patients with type 2 diabetes and obesity, welcomed new members to the GI Dynamics Scientific Advisory Board (SAB), bringing together distinguished physicians and scientists specializing in endocrinology, gastroenterology and bariatric/metaboli
马萨诸塞州沃特顿 (美国商业资讯)–Mimecast Limited今日宣布,其首次公开募股发行的7,750,000普通股的售价为10美元/股 。所有的股份均由Mimecast发售。此外,Mimecast已授予承销商30天的期权,用于从公司额外认购最多591,000股股份,以及从某些献售股东手中额外认购最多571,500股股份。这些股份预定于2015年11月19日在纳斯达克全球精选市场开始交易,股票代码“MIME”。发售预计于2015年11月24日结束。 高盛公司担任其主承销商,巴克莱资本有限公司、Jefferies LLC 与 RBC Capital Markets, LLC担任承销商。Oppenheimer & Co. Inc.为副承销商。 待最终的招股说明书公布之后,可从高盛公司获取。收件方:招股书部门,地址:200 West Street, New York, NY 10282,电
丹麦哥本哈根和悉尼 (美国商业资讯)–智能助听器(Smart Hearing™)领域的领导者GN ReSound与植入式听力解决方案的全球领导者科利耳有限公司(Cochlear Limited) (ASX:COH)今天宣布缔结战略联盟,旨在开发全球最智能的双模式听力解决方案。这一创新合作将为更多患有轻度到重度听力损失的所有年龄层人群改善听力效果。它将助力听力健康专业人士简化听力解决方案的管理。 Smart News Releases(智能新闻稿)是一个多媒体平台。在此处查看完整新闻稿: http://www.businesswire.com/news/home/20151016005372/zh-CN/ Cochlear和GN ReSound有着成功的技术与产品开发合作历史。双方的合作始于2011年,并已为市场带来了植入式听力行业首款使用True Wireless™技术的双模式解决方案。借
蚊の活動が活発化する季節を迎え警鐘を 2014年8月、69年ぶりに国内感染が発見され、最終的に160人もの患者が発生したデング熱。同年の10月末以降に新規患者発生は報告されていないが、今年も媒介する蚊の活動の活発化や国外からの渡航者増加の時期に差し掛かっているため、警戒が必要となっている。 そこで先頃、国立感染症研究所主催のシンポジウムで報告された昨年のデング熱の流行実態や注意点をまとめてみた。 代々木公園の掲示板には蚊への注意を呼びかける張り紙が (2015/7/29 QLifePro編集部が撮影) デング熱の原因となるデング熱ウイルスは、1~4型の血清型に分けられ、媒介蚊のヒトスジシマカ、ネッタイシマカの2種類が高ウイルス血症を起こしている感染者を吸血し、そのまま他のヒトを吸血することで感染を拡大させる。媒介蚊のうちヒトスジシマカは屋外で活動し、ネッタイシマカは屋外・屋内ともに活動する
睡眠時無呼吸が発生した際に、血圧が200mmHg以上に上昇 オムロン ヘルスケア株式会社は6月10日、睡眠時無呼吸症候群の患者が睡眠中に無呼吸発作を起こすときの急激な血圧上昇に関する研究の結果を発表した。その中で、夜間血圧の平均値は一見正常であっても、睡眠時無呼吸が発生した時の血圧で、200mmHg以上に上昇する危険なタイプの高血圧があることが判明したという。 画像はリリースより この研究は、自治医科大学循環器内科学部門の苅尾七臣教授との共同研究によるもの。研究の中間結果については、6月12日からイタリア・ミラノで開催される「第25回欧州高血圧学会」のシンポジウムにて発表される。また、同社の出展ブースにて、試作機の展示および研究内容の紹介を行うという。 夜間高血圧の原因のひとつと考えられる睡眠時無呼吸症候群は、降圧治療をしていても血圧がコントロールされない「治療抵抗性高血圧」の最も多い要因
■今夏とりまとめへ 厚生労働省は4日、健康情報拠点薬局(仮称)のあり方に関する検討会(座長:西島正弘昭和薬科大学学長)の初会合を開き、地域の健康情報拠点としてふさわしい薬局の基準作りに向けた議論を開始した。本来のかかりつけ薬局の機能に加え、一般用医薬品や医療・衛生材料などを販売し、地域住民の相談にも応じるなどの機能を念頭に、健康情報拠点薬局の定義や基準、公表の仕組みなどについて議論し、今夏をメドにとりまとめる。基準を満たした薬局を地域住民に周知するための仕組みは、早ければ来年度にも導入される予定だ。 会議は、政府の日本再興戦略に盛り込まれている「薬局・薬剤師を活用したセルフメディケーションの推進」「充実した相談体制や設備などを有する薬局を住民に公表する仕組みの検討」を踏まえ、健康情報拠点としてふさわしい薬局の「定義・名称」「基準の策定」「公表の仕組み」を検討するために設置された。 医療従事
貧困地域に向け、感染症抑制を目指してワクチン開発などを促進 グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)は6月3日、同基金への新規参画団体として5機関とのパートナーシップ締結を発表した。 同基金は世界の貧困層の健康を脅かすマラリアや結核、顧みられない熱帯病等の感染症制圧に向けた医薬品開発を支援。特にマラリアに関する新薬、ワクチン開発に関しては12億円以上の資金を14の共同研究開発に投資している。 また、経済的、公衆衛生的にもマラリアに次ぐ影響を及ぼしている住血吸虫症に関して、製剤設計と新薬開発を含む、世界的に見ても類を見ない開発パイプラインを保有している。 ウェルカム・トラスト財団と、スポンサー企業4社が参画 同基金は設立以来の2年間で、39の有望な共同研究開発に対して約43億円の資金を投資。この43億円の投資には、29億円の共同出資がなされており、直近では、診断薬開発とリーシュマニ
PD-L1を標的とする薬剤とVEGFR阻害剤との併用における臨床試験で 英国のアストラゼネカは5月29日、米国のイーライリリー・アンド・カンパニーと、アストラゼネカが開発中の抗PD-L1免疫チェックポイント阻害剤である「MEDI4736」とイーライリリーの血管内皮増殖因子受容体(VEGFR)2抗血管形成がん治療薬「ラムシルマブ」(サイラムザ(R))との併用における臨床試験について、提携契約を同日付で締結したと発表した。 MEDI4736は、同社が開発したヒトモノクローナル抗体製剤。プログラム細胞死リガンド1(PD-L1)に直接作用する。PD-L1を介するシグナル阻害により、がん細胞の免疫探知システムからの逃避機構を阻害するという。 ラムシルマブはVEGFR2阻害剤であり、VEGFRリガンドであるVEGF-A、VEGF-CおよびVEGF-Dの結合を阻害することで、VEGFR2に特異的に結合し
近年国内でも増加傾向にあるメラノーマ 北海道大学は6月3日、同大大学院薬学研究院の松田正教授らのグループが、メラノーマがん細胞の転移を調節する細胞内タンパク質「Signal-transducing adaptor protein-2」(STAP-2)を同定したと発表した。 画像はリリースより メラノーマは白人に多い皮膚がんだが、近年日本国内でも増加傾向にある。転移能の高さや転移発見後の5年生存率が低く、さらに化学療法や放射線治療が効きにくいことなどから悪性度の高いがんとして知られている。 発症にはさまざまな遺伝的、環境的要因の関与が指摘されており、メラノーマにおけるがん遺伝子として信号分子であるBRAFの変異が患者の半数に認められることからBRAFを標的とした分子標的薬が治療薬として使用されているが、その悪性度から新たな標的分子の同定と、より有効な抗がん剤の開発が待たれていた。 既存の治療
注目される小児遺伝性疾患「ファンコニ貧血」の病態完全解明へ前進 京都大学は5月2日、同大放射線生物研究センターの高田穣教授、海野純也研究員らの研究グループが小児の遺伝性疾患として知られるファンコニ貧血(FA)に関し、その病態形成の中心となるキー分子のFANCD2が、DNA修復機構において中心的役割を果たすCtIPタンパク質を結合、その制御を行っていることを新たに見出したと発表された。同研究成果は、米科学誌「Cell Reports」に掲載されている。 (画像はプレスリリースより) ファンコニ貧血症は、DNA損傷修復の欠損による典型的な病態であり、家族性乳がんと原因遺伝子が共通であることなどから、学術的にも重要性が高く、その病態の完全解明が目指されている。研究グループは今回、FANCD2タンパク質が結合する分子をプロテオミクス手法により解析し、パートナーであるFANCIタンパク質だけでなく、
熱中症による労働災害の発生に注意促す 厚生労働省は5月14日、平成26年の「職場での熱中症による死傷災害の発生状況」を取りまとめた結果を発表した。この結果を踏まえ、平成27年の職場における熱中症予防対策は、昨年に続いて死傷災害が多く発生している建設業や製造業などを重点業種とし、重点事項などについて都道府県労働局長あてに通達を出した。 画像はリリースより 発表資料によると、平成26年の職場での熱中症による死傷者(死亡・休業4日以上)は423人で、うち死亡者は12人。死傷者は平成25年よりも107人少なく、死亡者は18人少なくなっている。しかしながら、近年の熱中症による死傷者は、猛暑だった平成22年の後も、毎年400~500人台で高止まりの状態にあるという。業種別の死傷者では、建設業が最も多く、次いで製造業で多く発生しており、全体の約5割がこれらの業種で発生している。 建設業や製造業などを重点
ヒトTYK2遺伝子多型と糖尿病リスクを検討 九州大学は5月18日、同大大学院医学研究院の永淵正法教授が、九州大学病院、松山赤十字病院、福岡赤十字病院、南内科、岡田内科、福岡大学医学部附属病院、佐賀大学医学部附属病院、大分大学医学部附属病院との共同研究で、ヒトのウイルス糖尿病リスク遺伝子を同定したと発表した。 画像はリリースより 糖尿病は個人の習慣に起因するものと思われがちだが、ウイルス感染の関与も注目されている。とくに、インスリンをつくる膵臓β細胞が破壊されて発症する1型糖尿病の20%、急性の劇症タイプでは70%に、ウイルス感染が深く関与していると推測される。オタフクカゼウイルス、風疹ウイルス、水痘帯状ウイルス、エンテロ(腸管)ウイルスが候補として挙げられており、近年では、エンテロウイルスが糖尿病誘発性のある主要な原因ウイルスであると考えられている。 研究グループは2015年3月に、マウス
食習慣を改善する3つの条件 ダイエットの成功には、自制心や教育よりも重要なことがあるという。米コーネル大学のBrian Wansink氏らは、100件を超える研究をレビューした結果、健康によい食品を選ばせるには、その食品が便利(Convenient)で、魅力的(Attractive)で、日常的(Normal)であること――頭文字を取って「CAN」の条件が揃う必要があることを突き止めた。この研究は、「Psychology & Marketing」5月号に掲載された。 画像提供HealthDay 一般に、人は1日に200回以上も食に関連する決定を下しているという。つまり、決定の大部分は素早く直感的なものであり、多くの人は何を食べるか、今自分が空腹かどうかをゆっくり分析する時間はない。CAN法は、健康によい食品を選ぶための環境を整えるものだとWansink氏は述べている。 CAN法を実践するには
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