ノルウェーの北極圏にあるスバルバル諸島北西部沿岸のラウドフィヨルドで、ハナジロカマイルカを食べるホッキョクグマ(2014年7月2日撮影)。(c)AFP/SAMUEL BLANC 【6月13日 AFP】ホッキョクグマがイルカを食べているところが初めて観察されたとの報告を、ノルウェーの科学者たちが発表した。ホッキョクグマが主に餌とするのはアザラシで、科学者たちは、餌とする生物の範囲が広がっているのは、地球温暖化の影響だと指摘している。 ノルウェー北極研究所(Norwegian Polar Institute)のヨン・アーシ(Jon Aars)氏は、ホッキョクグマに食べられるイルカの写真を撮影し、この発見について今月、専門誌「極地研究(Polar Research)」最新号に発表した。AFPの取材に対し同氏は「ホッキョクグマの食餌にこれまでとは違う生物種が加わっているのは、気候変動により新たな種
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