DNSサービス大手の米OpenDNSは米国時間2011年8月30日、米Googleおよびコンテンツ配信ネットワーク(CDN)プロバイダーとインターネット高速化に取り組む「 Global Internet Speedup Initiative」の結成を発表した。 CDNや大手インターネットサービスは通常、ユーザー自身の所在地では無くユーザーのDNSサーバーの位置に基づいて最も近いコンテンツサーバーへとユーザーをつなぐ。こうしたルーティングでは、Webページの読み込みに時間がかかり、ユーザーがDNSサーバーから遠くに居る場合はインターネット接続のパフォーマンスが落ちる可能性がある。 Global Internet Speedup Initiativeでは、Googleと米VeriSignおよび米Neustarが策定したIETF Draft Standard(標準草案)「edns-client-