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ブックマーク / xtech.nikkei.com (223)

  • 米英政府はインターネットの暗号化通信を解読可能、米英紙が報じる

    NSA(米国家安全保障局)やGCHQ(英国政府通信部)は、「HTTPS」や「SSL」などを含むインターネット上の暗号化通信を解読可能であると、2013年9月5日に英ガーディアン紙や米ニューヨークタイムズ紙などが報じた。エドワード・スノーデン氏がガーディアンに提供した秘密文書から判明したとする。商用ソフトウエアにバックドアを設けるなどして、解読しているという。 NSAやGCHQは、スーパーコンピュータを用いたブルートフォース型の暗号解読を行ったり、商用ソフトに設けたバックドアを使ったりすることで、暗号化通信を解読しているという。NSAのこれらプロジェクトは「Bullrun」と呼び、HTTPSやVoIP、SSLなど、インターネット上で広く使われている技術を対象としている。 NSAは10年前からこれら暗号解読技術の開発を進めており、2010年に大量の通信を解読可能になったという。NSAは同技術

    米英政府はインターネットの暗号化通信を解読可能、米英紙が報じる
  • 25ドルPC「Raspberry Pi」のイベント開催、カメラモジュールや新ソフトを披露

    写真2 Upton氏がカメラモジュールで会場の様子を撮影しているところ。左手で持っているのがRaspberry Pi、右手で会場にかざしているのがプラスチックケースに貼り付けたカメラモジュール 出荷から1年強で120万台が販売された、25ドルからと格安のPC「Raspberry Pi」。日で初めて開かれたRaspberry Piの大規模イベントで、Raspberry Piの開発者であるEben Upton氏(写真1)が講演し、出荷が始まったばかりのカメラモジュール(25ドル49セント)や、間もなくリリースされるOS起動ツール「NOOBS」(New Out Of Box System)を披露した。 5月25日に東京で開かれた今回のイベント「Big Raspberry JAM TOKYO 2013」は、日のユーザー会である「Japanese Raspberry Pi Users Group

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    ftnk 2013/05/28
    RaspberryPi
  • NTTデータ、パラメーター設定済みで納入するPostgreSQL導入キット

    NTTデータは2012年9月13日、ユーザーごとのシステム要件に合わせて事前にパラメーター設定を施して納入するRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)ソフト「PRORIZE DBサーバー GresCube」を発表した。2012年内に提供開始する。PostgreSQLと周辺ミドルウエアをベースに、パラメーター設定、専任組織によるサポート、運用ソフトなどをパッケージ化した。 ユーザーが導入ヒアリングシートに記入したシステム固有の情報を基に、システム構成やソフトウエア構成のパラメーター設定を事前に施した状態で、インストールメディアの形でユーザーに納入する。ユーザーは、インストールするだけで、個々のユーザー案件に特化したRDBMS環境を構築できる。ヒアリングから最短3日間で、インストールメディアを入手できる。 RDBMSとしては、同社がシステム構築サービスなどにも利用しているオープンソ

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  • [ONS2012]「DC間のトラフィックは既に100%SDN/OpenFlowベース」、米グーグル

    米国サンタクララで開催中の「Open Networking Summit 2012」(関連記事)では、SDN(Software Defined Network)のさまざまなユースケースが紹介され、従来コンセプト先行だったSDNが実用段階に入ったことを強く印象づけた。 事例のなかでも特に注目に値する発表を行ったのは米グーグルだ。2012年4月17日のキーノートセッションに登壇した同社シニア・バイスプレジデントのUrs Holzle氏(写真1)は「グーグルのデータセンター(DC)間のトラフィックは、OpenFlowを用いて作ったSDNで既に100%運用している」ことを明らかにした。おそらく現時点で世界最大級のSDN/OpenFlowネットワークだろう。 グーグルは二つのバックボーンを持っているという。一つはユーザーサービスのトラフィックを運ぶ外向けのネットワーク(I-Scale)、もう一つは同

    [ONS2012]「DC間のトラフィックは既に100%SDN/OpenFlowベース」、米グーグル
  • DB処理で性能が40~60%低下

    仮想化ソフト「KVM(Kernel-based Virtual Machine)」は、処理性能が高い、つまり仮想化に伴うオーバーヘッドが小さいといわれている。Linuxカーネルに組み込まれていることに加え、Intel VT-xおよびAMD-Vなど最近のCPUが持つハードウエアによる仮想化支援機構を活用しているからだ。そこで、KVMの実力を見るために、六つの検証を実施した。 検証(1)では、データベースサーバーとして使った場合の処理性能を測定し、KVMのオーバーヘッドを調べた(図1)。その結果、オーバーヘッドは最大60%近くあることが分かった。この値は一見、大きく思えるが、仮想化ソフトの中でどのくらいのレベルなのかを判別するため、検証(2)ではKVMと同じくオープンソースの仮想化ソフトであるXenと比較した。以降の検証(3)~(6)では、KVMのオーバーヘッドがどのような処理で生じるのか探る

    DB処理で性能が40~60%低下
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    ftnk 2011/09/15
  • GoogleとOpenDNSがネット高速化で協業、CDNetworksやCloudFlareが参加

    DNSサービス大手の米OpenDNSは米国時間2011年8月30日、米Googleおよびコンテンツ配信ネットワーク(CDN)プロバイダーとインターネット高速化に取り組む「 Global Internet Speedup Initiative」の結成を発表した。 CDNや大手インターネットサービスは通常、ユーザー自身の所在地では無くユーザーのDNSサーバーの位置に基づいて最も近いコンテンツサーバーへとユーザーをつなぐ。こうしたルーティングでは、Webページの読み込みに時間がかかり、ユーザーがDNSサーバーから遠くに居る場合はインターネット接続のパフォーマンスが落ちる可能性がある。 Global Internet Speedup Initiativeでは、Googleと米VeriSignおよび米Neustarが策定したIETF Draft Standard(標準草案)「edns-client-

    GoogleとOpenDNSがネット高速化で協業、CDNetworksやCloudFlareが参加
  • LPI-Japan、「Linux標準教科書」の無償Androidアプリを配布開始

    エルピーアイジャパン(以下、LPI-Japan)は2011年8月16日、Linuxを基礎から学びたいユーザーなど向けに、電子教科書「Linux標準教科書」のAndroidアプリ(写真)の配布を開始した。Androidマーケットから無償でダウンロードできる。同マーケットの記載データによれば、対応するAndroid OSは2.2以上でインストールサイズは88Mバイト、動作確認済みの端末はNTTドコモのGALAXY Tab(SC-01C)となっている。 Linux標準教科書は、Linuxの基礎知識や基操作について学びたい初心者ユーザー、Linuxを教えている教員およびインストラクター、LPI-Japanが実施しているLinux技術者認定試験「LPIC」の認定取得を目指している人などを対象にした無償の学習教材。LPI-Japanによれば、同アプリの基となっているPDF版のLinux標準教科書は、

    LPI-Japan、「Linux標準教科書」の無償Androidアプリを配布開始
  • 「欲しい出版社は自分で作る」、電子出版専業の「達人出版会」を一人で立ち上げた高橋氏に聞く

    「欲しい出版社は自分で作る」、電子出版専業の「達人出版会」を一人で立ち上げた高橋氏に聞く 達人出版会 代表取締役 高橋征義氏 最近、技術者の間で「達人出版会」という出版社が注目を集めている。ソフトウエア技術者である高橋征義氏が一人で立ち上げた、電子出版専業の出版社だ。同氏は、プログラミング言語Rubyの利用者/開発者の支援組織である「日Rubyの会」の会長という顔も持つ。同社の立ち上げの経緯などを高橋氏に聞いた。(聞き手は大森 敏行=日経エレクトロニクス) 問 なぜ会社を作ろうと思ったのですか。 高橋氏 きっかけは、2009年秋頃に「技術者がきちんとビジネスやマネタイズのことを考えるにはどうすればいいか」という勉強会の立ち上げを準備する飲み会に参加したことです。そのときに「どんなビジネスをすればいいか」を他の技術者と話し合っていて、米国の「Pragmatic Bookshelf」や「Pe

    「欲しい出版社は自分で作る」、電子出版専業の「達人出版会」を一人で立ち上げた高橋氏に聞く
  • ヤマハルーターの機種多数にDoS攻撃を受ける重大な脆弱性、IPヘッダー処理に不具合

    図●ヤマハルーターの多数機種に見つかったIPヘッダー処理の脆弱性の危険度評価 IPAとJPCERT/CCが共同で運営する脆弱性情報提供用Webサイト「JVN」(Japan Valnerability Notes)の発表資料から引用。 ヤマハは2011年4月11日、同社のルーターの非常に多くの機種に、インターネット経由でDoS(Denial of Service、サービス妨害)攻撃を受ける危険がある脆弱性があることを公表した。 同社製ルーターのIP(Internet Protocol)の実装に脆弱性があり、「IPヘッダーの特定箇所」に不正な値を設定したパケットを受け取ると不正なメモリー参照が発生する。その結果、場合によってはルーターがリブート(再起動)するなどの症状が発生するという。 対象となるルーターは、「RTX3000/2000/1500/1200/1100/1000」「SRT100」「

    ヤマハルーターの機種多数にDoS攻撃を受ける重大な脆弱性、IPヘッダー処理に不具合
  • 文章を書くノウハウを伝授

    ITエンジニアにとって文書作成技術は欠かせません。日常のメールのやりとりにはじまり、要件定義書、機能仕様書、企画の提案書など、上司やチーム、顧客などに対して、文章でコミュニケーションをとる機会がとても多いからです。 連載『悪文と良文から学ぶロジカル・ライティング』では、論理的にわかりやすい文章を書くノウハウを伝授しています。ITエンジニアが日常的に用いるであろう文章を例に使い、どこが悪くてどう直せばいいのかといったポイントをわかりやすく解説しています。実践すれば、誰でもすぐにわかりやすい文書が書けるようになるはずです。 オリエンテーション ITエンジニアにとって「書く技術」とは? 文書の全体構成を組み立てられるようにする 内容を大きく分けて項目を立てる 適切な順番で項目を並べる 話の階層をそろえる 文章表現の基ルールをマスターする 主語と述語を対応させる 修飾語と被修飾語をはっきりさせる

    文章を書くノウハウを伝授
  • [ITpro EXPO 2010]「メールをやめましょう」---サイボウズ青野社長

    「皆さんのコミュニケーションツールは、いまだに電話とメールだけだったりしませんか。当にメールが便利だと思いますか」。サイボウズの青野慶久代表取締役社長は2010年10月20日、ITpro EXPO 2010の特別講演で、聴衆にこう問いかけた。 青野社長は、「Eメール時代の終焉 ─ソーシャルワークスタイルの到来─」と題した講演で、「情報共有のツールとして、メールは不便」との持論を展開した。青野社長は、その根拠として、メールの七つの弱点を指摘する。 まず、メールは一度送信を完了してしまうと取り消せないことだ。「あて先を間違うだけで、個人情報の漏洩につながる」と、そのセキュリティ上のリスクを指摘する。リスク回避のために、「1通送るたびに、あて先や内容を相当慎重に確認しなければならない」。二つめは、1日に多数のメールを受信するため、重要なメールを見落とす恐れがあること。メーリングリスト(ML)を

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    ftnk 2010/10/28
  • [VMworld 2010]三菱東京UFJ銀行が「デスクトップ仮想化」事例を講演

    サンフランシスコで開催中のVMworld 2010のブレイクアウトセッションで、三菱東京UFJ銀行 システム部の徳永瑞彦 上席調査役が講演。「Stateless Desktops at The Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ,Ltd.」というタイトルで、仮想化デスクトップ「VMware View」の導入事例を披露した(写真1)。 同行では、6万台を超えるPCを対象に、2008年からデスクトップ仮想化のプロジェクトを進めている。徳永 上席調査役はまず、セキュリティやソフトライセンスの無駄といった、同行のクライアントが抱えていた課題を説明。「デスクトップ環境をサーバーサイドに集約することで、従来の課題を解決したかった」と、仮想化技術を取り入れる狙いを語った(写真2)。また、「モバイル環境でPCをリブートせずに業務を継続できる、シンクライアントのメリットも大きい」と続け

    [VMworld 2010]三菱東京UFJ銀行が「デスクトップ仮想化」事例を講演
  • 格安ルーターの裏にあるもの

    先日、あるインターネット・サービス・プロバイダーが使っている格安なルーターを見せてもらった。格安といっても家庭用のルーターというわけではなく、上位のプロバイダーとBGP(Border Gateway Protocol)で接続するための高性能なルーターだ。運用を開始してから約1年半。これまで「障害は全くありません。動作は極めて安定しています」という。 なぜ格安かというと、無償で配布されているオープンソースのソフトウエアルーターを使ったからだ。ルーターといえばハードウエアで提供されているものが一般的だが、ソフトウエアルーターの場合は自分で用意したPCサーバーにインストールして使う。ソフトウエアルーターならばPCサーバーの費用だけでルーターを手に入れられる。 ここで冒頭のプロバイダーとルーターを紹介しよう。プロバイダーは新潟県三条市の銀座堂。地域に密着したプロバイダーで、回線のローミングを含めて

    格安ルーターの裏にあるもの
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    ftnk 2010/08/31
  • 「最低限のセキュリティはDNSで確保を」---シマンテックがスマートデバイス戦略

    シマンテックは2010年7月29日に開催した戦略説明会の席上で、スマートフォンや情報家電などインターネットを利用するスマートデバイス向けに、Webフィルタリングサービスを無償提供する方針を明らかにした。ベータ公開中の「Norton DNS」による名前解決の過程で、悪質なサイトへのアクセスを遮断する仕組みを用意する(写真1)。 具体的には、URL内のホスト名とIPアドレスを変換するNorton DNSによる名前解決の際に、同社のレピュテーション技術「SHASTA」によるWebフィルタリングの機能を利用できるようにする。米Symantec Productのプロダクト・マネジメント部門ディレクターのDan Nadir氏は「『Wii』や『iPad』が直接ウイルスの脅威にさらされているわけではないものの、安全と認識するのは間違いだ。メールでフィッシングサイトに誘われ、機密情報を入れたらパソコンと同様

    「最低限のセキュリティはDNSで確保を」---シマンテックがスマートデバイス戦略
  • 米SCOのLinux関連訴訟が遂に最終判決

    2010年6月11日、米ユタ連邦地裁で、米Novell社と米SCO Group社で争われていた訴訟が終結した。これでLinuxユーザーへの使用料を求めるSCOの主張は事実上、無効になった。 7年間にもわたった米SCO Group社(以下、SCO)によるLinux関連の訴訟はようやく幕を閉じ、Linuxを扱うメーカーやユーザーにとっての懸念材料が1つ消えた。 米ユタ連邦地裁が出した判決骨子は、「米NovellがUNIXに関する著作権を有している」ということ。これにより、SCOが起こしていた米IBM社やLinuxユーザー企業に対する訴えも、無効となる。 この関連を理解するために、これまでの経緯をたどっていこう(表1)。 SCOが訴訟を起こしたのは2003年3月。提訴されたのはIBMで、内容は「IBMがUNIXのソースコードの一部を不正にLinuxに使用したことによるライセンス違反など」だった。

    米SCOのLinux関連訴訟が遂に最終判決
  • 島根県など「RubyWorld Conference 2010実行委員会」設立、開催テーマは「エコシステム」

    島根県や松江市、Rubyアソシエーションなどは2010年5月7日、「RubyWorld Conference 2010開催実行委員会」を設立し会合を行った。2010年9月6日と7日の2日間、島根県松江市で「RubyWorld Conference 2010」を開催することを正式決定した。 RubyWorld Conference 2010は、オープンソースのプログラミング言語Rubyに関する国際会議。第1回は2009年9月にRubyWorld Conference 開催実行委員会と独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の共催により行われた。 RubyWorld Conference 2010開催実行委員会は島根県、松江市、Rubyアソシエーション、島根大学、松江工業高等専門学校、日貿易振興機構松江貿易情報センター、しまね産業振興財団、島根県情報産業協会、しまねOSS協議会、経済産業省

    島根県など「RubyWorld Conference 2010実行委員会」設立、開催テーマは「エコシステム」
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    ftnk 2010/05/11
  • 「ニフティクラウド」が目指す規模の経済

    仮想サーバー1台を1時間12.6円からの従量課金で貸し出す「ニフティクラウド」が2010年2月から始まった。同事業の責任者であるニフティ執行役員IT統括部長の林一司氏は「今は従来のサービスが“主”で、ニフティクラウドはその余剰インフラを貸し出す“従”という位置付けだが、将来的には主従を逆転させたい」と語る。ニフティクラウドの提供によってデータセンターに規模の経済を働かせて、全社の運用コストも下げるという同社の狙いを解説する。 消費者(コンシューマー)向けサービスが中心のニフティが、どうしてインフラ・サービスである「ニフティクラウド」を開始したのですか? 当社は元々、文字通り山のようにサーバーを運用していて、ご多分に漏れずサーバー稼働率が均一化しないとか、サーバー台数が増えすぎるといった問題を抱えていました。このままサービスを増やすごとにサーバー台数を増やしていくのも辛いので、2006年ぐ

    「ニフティクラウド」が目指す規模の経済
  • Intelが48コアの「シングルチップ・クラウド・コンピュータ」試作,Hadoopも移植へ

    米Intelは米国時間2009年12月2日,1つのLSIチップに演算コア48個を集積した試作プロセサを発表した。2010年に数十の企業/大学へ100個以上の試作プロセサを提供し,多コア・プロセサを効率よく利用できるソフトウエア/プログラミング・モデルの研究開発を推進する計画。 試作プロセサはIntel Architecture(IA)ベースの演算コアを48個搭載し,各コアをネットワーク化した。新たな電力管理技術を用い,消費電力を25~125Wに抑えたとしている。コア間の直接データ交換に対応しており,外部メモリーにアクセスする必要性を下げているため,高速な演算が可能という。データ転送距離も短くなるので,消費電力の削減効果も得られる。クラウド対応データセンター用ソフトウエアで使われる並列プログラミング・モデルを採用できるアーキテクチャとした。 Intelは米Hewlett-Packard(HP

    Intelが48コアの「シングルチップ・クラウド・コンピュータ」試作,Hadoopも移植へ
  • 6.5Gビット/秒の超高速Webアクセス、東大平木教授らが小型パソコンでデモ

    写真1●発表会でのデモに使ったシステム 東京と米国オレゴン州のポートランド間のネットワークと同様の往復遅延時間(136ミリ秒)を再現するため、ネットワーク遅延発生装置(左の装置)を用いた。右側がクライアント・パソコン。 東京大学の平木 敬教授らの研究グループは2009年11月27日、家庭用サイズのパソコンと改造したWebブラウザ(Firefoxを改造した「UsadaFox」)を使い、日米間で最大6.5Gビット/秒のデータ転送を実現したと発表した。この記録は2009年11月14日~20日まで米国オレゴン州ポートランドで開催されたスーパーコンピュータ関連の国際会議である「Supercomputing 2009(SC09)」のバンド幅チャレンジで披露したもの。httpを用いて158Gバイトのファイルを6.5Gビット/秒の速度で東京大学からSC09会場に送信した。使用した日米間のネットワークの往復

    6.5Gビット/秒の超高速Webアクセス、東大平木教授らが小型パソコンでデモ
  • IIJ、サーバー冷却に外気を使うコンテナ型データセンターの実証実験、2010年2月から

    インターネットイニシアティブは2009年11月26日、東芝など4社と共同してコンテナ型データセンターの実証実験を2010年2月から開始すると発表した。サーバーの冷却に外気を使用するため、電力消費効率が良いという。実証実験は日の中部地方で行う。コンテナ1台に数百台のサーバーが収納可能で、2011年3月には4000台のサーバーを稼働する計画だ。 コンテナ型データセンターの各構成要素に関しては、日軽金属グループのエヌ・エル・エム・エカル(NLMエカル)がコンテナきょう体を、東芝が外気冷却方式を使う空調設備を、能美防災が防災設備を、河村電器がラックと電気設備を担当する。データセンターの運用はIIJが行い、同社のクラウドサービス「IIJ GIO」に使用する。 通年で外気冷却を利用するため、従来型のデータセンターに比べて初期投資が40%削減されるという。データセンターの電力利用効率を示すPUE(P

    IIJ、サーバー冷却に外気を使うコンテナ型データセンターの実証実験、2010年2月から