バッドシグナルとは? 今号から「バッドシグナル通信」と題して、連載することになった高林と申します。今回からは、ソフトウェア開発の中で見られる「バッドシグナル」について書いていきたいと思います。 ソフトウェア開発を行っていると、「何かいやな予感がするなー」と直感がはたらいて、それが的中することがままあります。いやな予感には何かしらの原因があり、そこから発せられる危険信号を人は読み取っているのではないかと思います。筆者の周りではこの危険信号を、バッドであることが予想されるシグナルという意味で、「バッドシグナル」と呼んでいます。筆者はこの言葉を使い始めてからは、いやな予感がするきは「このバッドシグナルは何だ?」と考えるようになり、いやな予感の原因を特定する習慣がつきました。 本連載ではありがちなバッドシグナルを取り上げて、その対処法などを検討していきたいと思います。 第一弾のバッドシグナルは