『フレンチキス』という言葉が有る。それなりに有名な単語だろう。しかしこれは所謂『ディープキス』を指す場合と、「唇が触れ合うだけの軽いキス」を指す場合の両方が存在する。念の為、サークルの後輩2名に「君にとって『フレンチキス』の定義は?」と聞いた所、 軽く、唇を重ねるだけのキス。舌は入れない。 要はディープキスですよね? 舌を入れたら全てそうなるのでは? という見事に真っ二つに割れた意見が返って来た。『フレンチキス』という言葉は、確かに全く異なる意味で使用されているのだ。これは紛らわしい。調べてみなければなるまい。 まずは『フレンチキス』=『ディープキス』説だが、これは中世以降にフランスと対立していたイギリスが、「下品で卑しい」という意味を『フレンチ』という単語に付加したという説が有る。つまり『フレンチキス』とは「下品で卑しいキス」で、それがお互いに舌を絡ませ合う『ディープキス』を意味するよ