B級グルメと言われると、いわゆるA級の第一線で活躍しているような料理に対して、なんだか劣っている感を抱いてしまうのはわたしだけではないはずです。 たしかに、そりゃ三ツ星のフレンチとかに比べたら素材も、調理の手間も、段違いかもしれません。 例えば5万円くらいするフレンチのコース料理に出てくる「フィレ肉のソテー」みたいなものがあったとして、食べてみたらそりゃうまいと思うんです。 しかしですよ、今回訪れた東京トンテキでは1000円ちょっとで厚切りの豚肉のステーキが食べられるのですが、5万円のフレンチはトンテキの50倍うまいか?って話なんです。 50倍うまくないから、5万円のフレンチに価値がないとは思いません。 トンテキの戦闘力が1万2千だとしたら、5万円フレンチの戦闘力は8万くらいだと思うんです。 けれども、この世の中で8万とか戦闘力ある食べ物ってなかなかないので、8万という戦闘力に5万円払う価