「歴代最高のクローザー、リベラが打たれ、地球上最高のクローザー、ウエハラが抑えた」 現地時間9月5日に行われたボストン・レッドソックス対ニューヨーク・ヤンキース戦。ヤンキースは今季限りでの引退を発表している守護神、マリアーノ・リベラが9回のマウンドに上がったが、1点のリードを守り切ることができず試合は延長に。後続の投手から1点を勝ち越したレッドソックスは、守護神の上原浩治がピシャリと3人で抑え、シーソーゲームを締め括った。 翌6日の試合にも9回のマウンドに上がった上原は、2番デレク・ジーターからの好打順を僅か12球、3人で片付けた。これで上原は、圧巻の24試合連続無失点。さらに、8月17日のヤンキース戦から9試合にまたがり27人連続で打ち取る“完全試合”を達成した。 今季途中からクローザーに抜擢された上原は、9月6日時点で64試合に登板し3勝0敗18セーブ、防御率は1.12という凄まじい成