道外から来る人からの「北海道行くよ」の連絡に困ってしまうことがある。広すぎてわからないので、もっと具体的な地名を教えてほしい、と主人公の白丸あすかは思ったのだった。 ケンタッキーに行くために往復160キロ いつ頃から距離の感覚が北海道仕様になったのだろうか。「元をたどると学生時代の知床生活です。私がアルバイトをしていた知床ウトロにはコンビニしかなく、日用品の買い出しのために40キロ離れた斜里や80キロ先の網走へ行っていました。網走のケンタッキー・フライド・チキンに行くために往復160キロ移動するような人たちを見て北海道の生活様式を学んでしまった結果、数十、数百キロの移動をなんとも思わない身体になってしまったのです」 もうひとつ、距離感が狂う背景として、北海道の特殊な道路事情を挙げる。「北海道は信号や交通量が少なく下道でも非常に快適で、時速60キロで走れば、ちゃんと1時間で60キロ進みます。
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