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夏休み前から連日のようにJR北海道の事故がお茶の間をお騒がせしておりますこれはひとえに、国鉄分割民営化により知識と技術の継承が途切れたからです 今から26年前、1987年に国鉄は分割民営化されましたこの時、社員を目一杯抱え込んで発足したため、JR各社は長らく新規採用をやめましたこれでは教育が途絶えざるを得ませんでした 日本と同時期に国鉄を民営化した多くの国では、技術が失われたことによる事故が続発して見直しが行われました一方日本は民営化に起因する事故も信楽高原鉄道事故しか見られず、世界でもっとも成功した国鉄民営化だと考えられてきましたしかしどうやら、国鉄マンの生き残りがJRを支え続けていたにすぎなかったようです国鉄で鍛えられた彼らがJRを去る日が来ると、JRの現場は誰も気づかないうちに静かに崩壊してしまっていましたそれゆえに、諸外国、最も典型的にはイギリスが直面したような、技術の継承が失われ
車両整備「JR東に協力要請を」 国交相、JR北海道に異例の指示 (07/23 15:30) 太田昭宏国土交通相は23日午前の閣議後の記者会見で、出火事故が相次いでいるJR北海道に対し、車両整備体制の再構築に向けて、JR東日本に技術的な協力を要請するよう指示したことを明らかにした。 国交相が鉄道事業者に対して他社に技術協力を求めるよう要請するのは異例だ。 JR北海道は国交省に19日提出した当面の再発防止策の中で、同社の車両整備体制に不備があったことを認めていた。太田氏は安全確保に向けたJR北海道の努力を求める一方、「ほかの鉄道事業者の知見を生かすことも必要」として、JR東日本の協力を得て、整備体制を早期に構築するよう求めた。 JR北海道は「JR東日本と速やかに協議していく」としている。<北海道新聞7月23日夕刊掲載> 前の記事 次の記事
「お座敷えさし号」のお座敷なくなる JR北海道特急出火 (07/12 18:05) 北海道八雲町のJR函館線で特急列車のエンジン周辺から出火した事故を受け、JR北海道は12日、同型のエンジンを搭載し、25日から運行予定だった臨時列車「お座敷えさし号」を別エンジンの車両に取り換えると発表した。 JR北海道によると、この変更により「お座敷えさし号」は客車内の椅子を撤去し畳敷きとした2両編成から、1両編成となってお座敷仕様でなくなる。江差線で当初の予定通り1日4本運行され、発着の時間は変わらない。 来年5月、江差線の一部区間が廃止となることから、企画された。運行は函館港まつりがある8月1、2日などを除いて8月18日まで。 前の記事 次の記事
2011年5月、北海道占冠村のトンネルでJR石勝線の特急「スーパーおおぞら14号」(6両編成)が脱線炎上した事故で、運輸安全委員会は27日、経過報告書を公表し、脱落した「吊(つ)りピン」の座金(ワッシャー)に設計図とは異なるサイズの部品が使われていたことを明らかにした。同委員会では「事故への影響は不明」としているが、不適切な車両整備が事故につながった可能性があるとみて調べている。 経過報告書によると、4両目の車底部から脱落して脱線炎上事故の引き金となったとされる「吊りピン」を留めていたナットや座金、割りピンなどの部品は依然、発見されていない。ただ、脱線炎上した列車に計12個あった吊りピンに使用されていた円形の座金は、いずれも外径が80ミリで設計図面で指定された座金(外径85ミリ)より小さかったほか、ナットが「手で緩む状態」となっていた吊りピンも一つ確認された。 座金はボルトを締める際、ナッ
JR留萌線で列車脱線 雪崩か、線路ふさがる (03/07 23:20) 雪山と土砂に乗り上げ、脱線したJR留萌線の普通列車(右側が増毛への進行方向)=7日午後10時50分、留萌管内増毛町中歌 【増毛】7日午後7時35分ごろ、留萌管内増毛町中歌のJR留萌線箸別(はしべつ)―増毛間で、深川発増毛行きの普通列車(1両編成)が、線路をふさいでいた雪山や土砂に乗り上げ、前輪が脱線した。乗客1人と男性運転士(26)にけがは無かった。留萌署は線路脇の斜面で雪崩か土砂崩れが発生し、線路に流入した雪や土砂に乗り上げたとみて調べている。国土交通省運輸安全委員会は8日、現地に鉄道事故調査官2人を派遣し、事故原因を調べる。 < 前の記事 | 次の記事 >
北海道占冠(しむかっぷ)村のJR石勝線トンネルで特急列車「スーパーおおぞら14号」(6両編成)が脱線し、車両に白煙が充満した事故で、JR北海道は28日、列車が脱線したとみられる約800メートル手前で別の車両下部の金属部品2個が落下していたことを明らかにした。同社は部品落下で列車に何らかの異常動作が生じ、脱線に至ったとみて事故原因を調べている。 同社が事故後、現場付近を調べたところ、脱線した2号車の前の車両下部にあるエンジンと車輪をつなぐ「推進軸」(長さ約1.1メートル、重さ約83キロ)という鉄製の円筒部品が一部破損。脱線した痕跡が残っているトンネル入り口から約600メートル手前の地点から約800メートル離れたところに落ちていることが分かった。 列車は脱線後、約700メートル先の「第1ニニウトンネル」内部で緊急停止しており、列車は鉄製部品が破損したまま約1.5キロ走行していたことになる。 3
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