世間を驚かせた稀代の詐欺師 世の中には、他人の名前を詐称したり、真偽不明な謎の肩書や権威を名乗って詐欺を働く悪党がいるものです。 たいていは数百万のカネを詐欺する小悪党なのですが、なかには組織や国、はては社会までも騙してしまう「なりすまし詐欺師」がいました。 個人的に「なりすまし詐欺師」というものに興味があって、このブログでも多く紹介しています。この記事ではこれまで紹介できていなかった詐欺師をピックアップしています。過去記事は記事の末尾にリンクを張っているので、そちらもぜひどうぞ。 1. フェルディナンド・ウォルド・デマラ・Jr.(アメリカ)1921~1981 医療将校になったペテン師 フェルディナンド・デマラは若いころから頭は良く名誉欲は非常に強かったものの、忍耐力がない男でした。 真面目に働いたり学習せずに成功したいと望むデマラは、身分を偽装して他人に成りすまし、ハッタリと騙しで名誉あ
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