9月4日 発表 株式会社東芝と米SanDiskは4日、三重県四日市市の東芝四日市工場に建設中だったNANDフラッシュメモリ製造の新棟「第四製造棟」が完成したと発表した。 この第四製造棟は、NANDフラッシュメモリの需要拡大に対応するため、2006年8月より着工を開始していた。当初の予定では7月に完成予定だったが、わずかに遅れた。 新棟では、12月より56nmプロセスで量産を開始し、2008年3月以降、順次43nmプロセスに移行する予定。2008年後半には月産8万枚まで生産能力を拡大させる。フル生産時には月産21万枚の生産能力を持つとしている。 さらに、新棟は災害対策も考慮。地震の揺れを3分の1に抑えられる免震構造や、落雷などによる瞬間的な電圧低下に対応できる超伝導電力貯蔵装置を採用している。 □東芝のホームページ http://www.toshiba.co.jp/ □ニュースリリース ht