直径原子数個分。人間の髪の毛の直径の何千分の1というカーボン・ナノチューブのラジオ検波器を使った「世界初のデモ」(大学側の発表)です。 SFジャイアンツの野球帽の彼は、カリフォルニア大学のクリス・ラザグレン(Chris Rutherglen)研究員。検波器というのはラジオ波を拾って音に変える装置のことですね。動画ではラジオ装置にこやつを取り付け、ワイヤーを使わないで数メートル離れたiPodからスピーカーに音を飛ばしてますよ? 鉄板立てるとピタッと止まったり、面白いですねー。 原子数個分というのは今のラジオ技術の1000分の1近いミクロぶり。その割には何故かミクロとは無縁な単4形電池っぽい物体も見えますが、まあまあまあ。クリスさんと担当のピーター・バーク(Peter Burke)教授はあんま気にしてないようです。来月アメリカ化学会に掲載する研究報告書には、広く普及が見越される大変なブレイクス
![世界最小! ナノチューブのラジオ初公開(動画)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/695646edf9dcfe319906a291d793aa3efb302584/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.gizmodo.jp%2Fassets%2Fcommon%2Fimg%2FGIZMODO_OGP.png)