タグ

ブックマーク / koiti-yano.hatenablog.com (7)

  • マクロ経済政策の再検討〜より高いインフレ目標値の検討〜 - ハリ・セルダンになりたくて

    主要国のインフレ目標「平時から4%に」 IMFが提言 国際通貨基金(IMF)は12日、平時から「4%」など高めの物価上昇率を容認し金利水準も引き上げることで、金融危機のような経済ショック時の利下げの余地を広げることが望ましいとの論文を公表した。危機の教訓をふまえたマクロ経済政策の見直し論議が格化し始めた形だ。 NIKKEI NET(日経ネット) http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20100213ATGM1301213022010.html 「まあ、当然の話だよね」とリフレ派なら誰もが思う訳ですが、当にそんなことをBlanchard先生が言っているのか念のために関連部分を訳してみました。 訳したのは"IV. IMPLICATIONS FOR THE DESIGN OF POLICY"の"A. Should the Inflation Target B

    マクロ経済政策の再検討〜より高いインフレ目標値の検討〜 - ハリ・セルダンになりたくて
  • [マクロ経済学] インフレとデフレと景気に関するよくある質問集-2009-11-09 - ハリ・セルダンになりたくて

    [お知らせ] 「DSGEとベイズ統計学」解説論文査読者募集中! http://d.hatena.ne.jp/koiti_yano/20091112/p1 [お詫び] 日の朝このエントリーを更新した時に冒頭に不適切な表現があり、皆様には不快な思いをさせてしまい大変に申し訳ございませんでした。robinsさん、yagenaさん適切なアドバイスをいただき当にありがとうございます。今後はこのようなことのないように社会人としての節度を守り、応用統計学者としての職務を全うする所存です。皆様今後ともよろしくお願いいたします。 [お断り] 当blogに書かれていることは矢野浩一個人の意見であり、矢野が属するいかなる団体とも関係ありません。 [はじめに] インフレとデフレと景気に関しては非常に社会的影響が大きいこともあり、世間の話題に上ることも少なくないのですが、それらに関するよくある質問集(FAQ)を

    [マクロ経済学] インフレとデフレと景気に関するよくある質問集-2009-11-09 - ハリ・セルダンになりたくて
  • 「流動性の罠」再訪〜「クルーグマンの心変わり?」への回答〜 - ハリ・セルダンになりたくて

    [お断り] 当blogでの意見はすべて矢野個人のものであり、矢野が属するいかなる組織・団体とも関係ありません。 [「流動性の罠」再訪] 年度末で忙しいので、文章があまり推敲されていませんが取り急ぎ1時間ほどで書きました: 結論はこうだ。もし短期金利がゼロになると、現金は短期債務の完全な代替物になる。そしてマネーサプライをいかに増やそうとも、債務もまったく同じだけ増加することで、すべての効果は打ち消される。まる。以上。 確かに中央銀行は別の政策もできる。たとえば長期債券やリスクのある資産を買ったりね。そしてこの対策は効果を持つ。でも、それは中央銀行が民間セクターのリスクを肩代わりしてあげることによるものだ。マネーサプライの増加とは質的に一切無関係だ。 「クルーグマンの結論 - I 慣性という名の惰性 I」 http://d.hatena.ne.jp/ryozo18/20090304/123

    「流動性の罠」再訪〜「クルーグマンの心変わり?」への回答〜 - ハリ・セルダンになりたくて
  • 不況になったら(不本意でも)金利を下げなければならない理由〜ニューケインジアン的な回答〜 - ハリ・セルダンになりたくて

    Krguman先生受賞記念で書いてみました(半分くらいは後期の講義用に準備した内容ですが・・・)。 [お断り] 当Blogで述べられている意見はすべて矢野個人のものであり、矢野が所属するいかなる組織とも関係ありません。すべてあくまでも矢野の個人的な見解です。 [お願い] 残念ながら、矢野はあまり初心者向けの解説は得意ではありません。分かりにくい点が多いと思いますので、質問等がありましたら、トラックバックかはてブ経由でいただければできる限りお答えできるように努力します(お約束はできませんが)。 (対象読者) 「毎日、一生懸命働いているのに、給料は上がらない。それどころか会社の業績が悪くなっているので、給料が下がるかもしれない。」「スーパーに行くと毎日物価が上がっていて、生活が苦しい」「それなのに銀行の預金は金利がスズメの涙ほどで、ちっとも増えやしない」「そんな中でエコノミストなんてクズ野郎ど

  • 景気は力強いのだろうか? - ハリ・セルダンになりたくて

    えーっと、いろいろとコメントしようと思っている内容がたまっているんですが・・・生産性と賃金の関係(山形・池田論争)とか、再利上げとか・・・しかし、今年は出来るかぎり論文数を増やそうと思ってやっているので、なかなか気軽にblogを書く時間がなかったりします。 まあ、あせってもしょうがないので、ひとつずつ出来る範囲内で書いてみます。 まず、2月15日に2006年第4四半期のGDP1次速報値が出たので、その件から。 [景気は力強い?] 実は1次速報が出た直後から新聞やインターネットで「実質GDPは2006年第4四半期(10-12月期)は第3四半期(7-9月期)に比べて1.2%成長した(年率で4.8%成長)。景気は力強い」という報道や意見をよく目にするのですが・・・ 10─12月期実質GDPは前期比年率+4.8%、景気回復継続を確認=内閣府 [東京 15日 ロイター] 内閣府が発表した2006年1

    景気は力強いのだろうか? - ハリ・セルダンになりたくて
    fujikumo
    fujikumo 2007/02/25
    <よく知られた事実その1…10月-12月)の実質GDP(原系列)はいつも高めに出ること…よく知られた事実その2:しかも、四半期実質GDP(原系列)を季節調節してもその「高めに出る」という性質は必ずしも修正されない>
  • Krugman流の流動性の罠の下で中央銀行はインフレを起こせる - ハリ・セルダンになりたくて

    か?(東京スポーツ風) クルーグマン自身の過去の議論との整合性はどうなるのだろうか。彼は1998年の日経済についてのエッセイで、日銀がインフレ目標を設定して通貨をジャブジャブに供給すればデフレを脱却できると主張した。実はこのエッセイでも、彼はゼロ金利のもとではマネタリーベースを増やしても何の効果もないことを認めているのだが、(中略)。う〜ん、マネタリーベースを増やしてもインフレは起きないのに、日銀がインフレ目標を設定すればインフレが起きる? デフレ下では金融政策は無効であり、それを民間人が知っているのに、なぜ彼らは日銀の「約束」を信用するのだろうか。日銀が「金融政策を通じた直接的な手綱」以外のどういう政策手段をもっているのか。Mr.マリックでも雇って超能力を使うのだろうか。 ケインズ反革命の終わり(池田信夫 blog) Mr. マリックもセロもムッシュピエールも必要ない気がしますが・・・

    Krugman流の流動性の罠の下で中央銀行はインフレを起こせる - ハリ・セルダンになりたくて
    fujikumo
    fujikumo 2007/02/04
    池田信夫さんの議論について
  • そのゼロ金利解除、もうちょっと待てませんか? - ハリ・セルダンになりたくて

    いやー実は「ゼロ金利解除に反対する」って内容の長い文章を書いたんですが、どうもしっくり来ないので書いたものを捨ててしまいました。ここは癒し系小ネタblogだということをすっかり忘れていました。以下、雑談風に書きますので、「まあこんな見方もあるのかなぁ」くらいに気軽に読んでください。 まず、どちらもnikkei.co.jpの記事なんですが、読んでみてください。 (1) 6月の日銀短観、景気回復基調鮮明に──大企業、製造業が2期ぶり改善 (2) 6月の景気動向DI、3カ月連続悪化で今年最低水準 上の記事は日銀の短観に関するもので、下の記事は帝国データバンクの調査に関するものです。タイトルを見るとまったく反対の印象−−−一方は「景気が回復しています」という記事で、もう一方は「景気は悪化しています」−−−を持つと思います。 え?それぞれの記事が書かれた時期が違うんじゃないかって?いやいや、どちらも

    そのゼロ金利解除、もうちょっと待てませんか? - ハリ・セルダンになりたくて
    fujikumo
    fujikumo 2006/07/11
    <日銀短観に関する記事のように大企業の状況だけを見て「景気は力強く回復している」と判断するのもちょっと早計なのではないか・・・と個人的には思います。だから…そのゼロ金利解除、もうちょっと待てませんか?>
  • 1