環境経済学者の大島堅一先生が、2012年7月5日に公開された国会事故調報告書を読みながら重要なポイントを指摘しているツイートを抜粋しました。 大島堅一:立命館大学教授。内閣官房国家戦略室コスト等検証委員会委員。著書に『原発のコストーエネルギー転換への視点』(岩波新書)。原発のコストに、従来は無視されていた安全対策費用、事故の損害賠償、電源三法交付金などを計上することを主張し、原発が安上がりな発電方法だという従来の見解を覆した。 国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会 続きを読む
環境経済学者の大島堅一先生が、2012年7月5日に公開された国会事故調報告書を読みながら重要なポイントを指摘しているツイートを抜粋しました。 大島堅一:立命館大学教授。内閣官房国家戦略室コスト等検証委員会委員。著書に『原発のコストーエネルギー転換への視点』(岩波新書)。原発のコストに、従来は無視されていた安全対策費用、事故の損害賠償、電源三法交付金などを計上することを主張し、原発が安上がりな発電方法だという従来の見解を覆した。 国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会 続きを読む
「福島県内から長野県に避難したこども130人中10人(7.7%)に甲状腺機能の変化」(信濃毎日新聞)http://t.co/UulLpOsg (この記事は現在新聞社HPでリンク切れし、こちらhttp://bit.ly/1ysprv5 で読むことができます。2件転載されている記事の上の方)という新聞記事に対する内分泌代謝内科医の@big_tree_go さんのコメントを見かけましたので、これを軸に目についたあちこちの議論をまとめてみました。臨床検査の基準値や正常範囲の決まり方や意味についてよく理解する事が大切だと感じました。まとめの最後から2番目のセクションに@_pseudoctor さんの明快な解説を掲載させていただきましたのでぜひご一読ください。 今回サイログロブリンが検査項目に入っていたのはヨウ素131による甲状腺の細胞の破壊の有無(細胞が破壊されれば血液中に出てくる)をチェックするの
福島県飯舘村は、福島第一原子力発電所から北西に40~50キロほどのところにある。阿武隈山地に抱かれた、標高500メートルほどの風光明媚な山村だ。今回はこの飯舘村の被曝の悲劇について書く。 前回、前々回と書いた福島第一原発から半径20キロの立ち入り禁止区域の記事と対比して読んでほしい。官僚が地図の上に線を引いただけの20(あるいは30)キロの規制ラインと、現実の放射性降下物の飛散がいかにまったく無関係だったか、そして住民を被曝から防ぐ意味でいかに無意味だったか、如実に示しているからだ。 原発20キロ圏内の陸地は、半円を塗りつぶしたように人が入れなくなった。家に帰れなくなった。会社や職場に行けず、失業状態になった。なのに、円形の立入禁止区域内には線量が外部とほとんど同じくらいの低さでしかない場所がけっこうある(20~30キロラインの中間地帯も物資輸送が止まり生活が破壊されたが、今回は話を分かり
One person was seriously injured in the explosion, reportedly suffering from burns One person has been killed and four injured, one seriously, in a blast at the Marcoule nuclear site in France. There was no risk of a radioactive leak after the blast, caused by a fire near a furnace in the Centraco radioactive waste storage site, said officials. The owner of the southern French plant, national elec
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菅首相が昨日、脱原発の方針を目指すとして記者会見を行った。私はリアルタイムに聴いてなくてツイッターで話を知った。それによると「原子力は安全性確保だけでは律するのことできない技術だ」と述べたらしい。呆れた。本当にそう発言したのだろうか。NHKの7時のニュースでその記者会見が小ネタ扱いで報道されたので聴いた。たしかにそう発言していた。東京工業大学も情けない卒業生を出したものだな。 最初に自分の立場を明確にしておくと、私は反原発でも原発推進でもない。現状の原発がこのまま推進できないことは明白であり、特に安全性対策と廃棄物処理について大きな変革が必要であるのは論を俟たない。また日本の原発をなくすとしても中長期的な問題であり、当面は安全性対策が重視される。であれば、反原発でも原発推進でも中期的な展望に異なる点はない。つまり、現下の問題ではない。菅政権は復興という現下の問題に取り組むべきであって、脱原
政府が原子力発電所で新たな安全評価、いわゆる「ストレステスト」を、2段階に分けて実施することに対し、原発を抱える自治体からは「具体的な内容や実施の時期が決まっておらず、内容がよく分からない」といった批判的な声が相次いでいます。 そもそもストレステストとって何?山崎記者の解説です。 <山崎記者> まずストレステストは、実はコンピューター上で行うものなんです。 電力会社は原発のポンプ、モーター、配管など機械類の構造や性能をデータとしてもっています。 こうしたデータをコンピューターに入力した上で、 仮に想定を超える地震の揺れで機器類を揺さぶったらどうなるか。 ●どこまで余裕があって、どこで壊れるか。 ●防波堤を越えてきた津波で水没したらどうなるか、 ●故障がどう連鎖していくか、 などの災害が発電所へ及ぼす影響をコンピューターの上で想定して検証してみる、 それがストレステストと呼ばれるものなんです
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アパラチコラで過ごす優雅な時間 メキシコ湾沿いの入り江に面した米フロリダ州の小さな町アパラチコラ。こじんまりした海辺のホテルに宿泊し、バーで新鮮なシーフードを味わえるほか、地ビールの醸造所もある。綿花や漁業で栄えたこの町には、グリークリバイバル(ギリシャ建築への回帰)様式の優雅な住宅が散見される。数キロの沖合に浮かぶセントジョージ島には白い砂浜が広がる。
After Japan nuclear power plant disaster: How much radioactivity in the oceans? by National Science Foundation Radiation level in the oceans in 1990, mostly from nuclear weapons testing, measured in Becquerels. Credit: Woods Hole Oceanographic Institution Among the casualties of the March 11, 2011, earthquake and resulting tsunami in Japan was the country's Fukushima Daiichi nuclear power plant. A
地震・津波被災地を取材したあと、次は原発事故の被災地を訪ねなくてはならないと思った。そうしないと、地震・津波に原発災害が重なった「3.11クライシス」の全体像が見えてこない。 取材場所に選んだのは太平洋岸の街、福島県南相馬市である。福島第一原子力発電所から真北の人口約7万人のこの街は、まるでフランス国旗を縦にしたように、市域が3つに分断されているのだ。原発に近い南から順に「20キロメートルライン以南の無人地帯」「20~30キロメートルラインに挟まれた中間地帯」「30キロメートルライン以北の安全地帯」である。 この3つのうち、ちょうど私が現地に入った4月22日午前零時から「20キロライン南側」は、住民が避難した上に立ち入りが法律で禁止され、完全な無人地帯になった。一方、一番北寄りの「30キロライン北側」は、平時と変わりない安全地帯である。 そして市役所を含めた市の中心部(住民は約4万5000
注意: 水産物の放射能汚染から身を守るために、消費者が知っておくべきことの補足ですので、必ず元記事を読んでください。 ツイッター等の反応を見ていると、元記事を読んで、日本の水産物は食べられないと結論づける人が多かったようですが、「ゼロリスクではないから、水産物は一切食べない」というのは、もったいない話です。日本はすでに放射性物質の汚染が起こってしまった以上、絶対の安全・安心はありません。情報を集めて、危険な部分を上手に避けて、リスクコントロールをする必要があります。最終的に、どうするかは各自が考えて決めることです。専門家はそのための材料は提供できますが、結論を出すことはできません。こちらの記事では、あえて結論は書きませんでした。ただ、必要以上に怖がっている人が多そうなので、参考までに自分がどうする予定かを書きます。もちろん、参考にするかどうかの判断は、くれぐれも自己責任でお願いします。真似
執筆者 瀬古 博子 消費生活アドバイザー。食品安全委員会事務局勤務を経て、現在フーコム・アドバイザリーボードの一員。 今月の質問箱 瀬古 博子 2011年4月26日 火曜日 キーワード:メディア 放射能 ●暫定規制値に疑問の声 「日本の基準はWHOの10倍! 甘すぎるのではないか?」 ネットでよく見かける、放射性物質に関する疑問です。福島の第一原子力発電所の状況が連日報道され、食品や水についての不安が払しょくされないまま、厚生労働省が定めた放射性物質に関する暫定規制値に疑問が寄せられています。 4/12の本サイトの記事「なぜ健康影響はないと言えるのか?―第2回メディア情報交換会を聞いて」でも、記者たちの質問は「海外の基準値と照らし合わせて、日本の基準は甘すぎるのではないか」という点に集中したとありました。 では、はたして日本の基準は国際基準や他国の基準に比べて甘いのか。甘いとしたら、どのく
どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の食事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点で食の課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 ● 「安全」か「低減必須」か―矛盾する情報 福島第一原子力発電所の事故による食品の放射能汚染は、人体にどれほどの影響を与えるものなのか? 模範解答は、「暫定規制値以下であれば安全。規制値を上回る高濃度汚染の食品には出荷規制がかけられているので出回らない」。新聞にはそう書いてある。でも、そう簡単に答えられない人も多いはず。なぜならば、前回書いたとおり、一方で「食品中の放射性物質は、本来、可能な限り低減されるべきもの」とも言われるからだ。注意深い人は必ずここで引っ掛かっている。「じゃあ、規制値を下回っていても、やっぱり危ないってこ
YOKKAICHI, Japan — When lead-lined Japanese military helicopters took to the sky last month to dump water onto the Fukushima Daiichi nuclear power station, Kazunori Hasegawa watched the desperate and highly risky cooling operation on television with dismay. “It was so inefficient, so inefficient,” recalled Hasegawa, president of Chuo Construction. The Chinook helicopters had to fly high to avoid p
OpinionLeadersLetters to the editorBy InvitationCurrent topicsUS elections 2024War in UkraineIsrael and HamasThe World Ahead 2024Climate changeCoronavirusThe world economyThe Economist explainsArtificial intelligenceCurrent topicsUS elections 2024War in UkraineIsrael and HamasThe World Ahead 2024Climate changeCoronavirusThe world economyThe Economist explainsArtificial intelligenceWorldThe world t
佐久間淳子 @shimanomusume 「水産経済新聞」という業界紙には長らく原発特集が載ってました。あれがたしか電気事業連合会だったような RT @riversidecry: もっとひどいのが、電力会社10社でつくる電気事業連合会。ここは正規の広告宣伝費すら… (cont) http://deck.ly/~sNB4l 2011-04-14 00:20:23 勝川 俊雄🐬 @katukawa 漁業は被害者という単純な図式ではなくて、水産分野にも原子力マネーで潤っている人間は大勢いる。 RT @shimanomusume: 「水産経済新聞」という業界紙には長らく原発特集が載ってました。あれがたしか電気事業連合会だったような 2011-04-14 03:40:57
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