CNCFが策定するクラウドイベントの標準仕様「CloudEvents 1.0」が登場。サーバレスのクラウド間互換を促進するか? Kubernetesなどの開発をホストする団体Cloud Native Computing Foundation(CNCF)が策定するクラウドにおけるイベント通知の標準仕様である「CloudEvents」がバージョン1.0に到達したことが発表されました。 Last Thursday the @CloudEventIO project approved v1.0 of the spec! And, the same day the CNCF TOC approved CloudEvents as an incubator project! Busy day!!! Thanks all for your hard work and support! Checkout
短期的にビジネスチャンスがありそうなテクノロジー、1位は「IoT」、2位は「AI」、3位は「5G」、4位は「サーバレス」。CompTIAが発表 グローバルなIT業界団体CompTIA(the Computing Technology Industry Association)のEmerging Technology Communityは、短期的にビジネスチャンスがあるとされる新興テクノロジーのトップ10リスト 2019年版を発表しました。 1位となったのは「IoT」(Internet of Things)で、これは2018年に続き2年連続で1位。 CompTIA Emerging Technology Communityのリーダーシップグループのメンバー、Frank Raimondi氏は次のようにコメントしています。 「IoTは多くの人々にとって様々なことを意味するかもしれませんが、既存や
Amazon Aurora PostgreSQL Serverlessが正式版に。プロビジョニング不要、負荷に応じてスケールしアイドル時は自動的にシャットダウン Amazon Aurora PostgreSQL Serverlessが正式サービスとして提供開始されたことが発表されました。 New #AWSLaunches! Amazon Aurora with PostgreSQL Compatibility supports Serverless AWS Cloud Map available in AWS South America (São Paulo) Regionhttps://t.co/5edJYgx6ow pic.twitter.com/82Dli92C6U — Amazon Web Services (@awscloud) 2019年7月11日 Amazon Aurora
「Cloudflare Workers KV」正式版がリリース。約180個所のグローバルなCDNエッジで提供される大規模分散キーバリューストア Cloudflare Workers KVは、同社がグローバルに展開する約180個所のエッジにあるデータセンターで提供される大規模分散キーバリューストア。 CDNによってWebコンテンツがユーザーに近いエッジから提供されることで、低遅延で高速かつ大規模にコンテンツをユーザーに配信できるのと同様に、ユーザーに近い場所でキーバリューストアを提供できることから、低遅延で高速かつ大規模なキーバリュー型のデータベースサービスを容易に利用できるのが最大の特徴です。 ベータ版から正式版で改善された点として、1つのPUTリクエストで最大1万のキーバリューのペアの書き込みを可能にする「Bulk Writes」、書き込み時に有効期間を設定することで一定期間後に自動的に
ブログでレポートするのを忘れていましたが、2月に開催されたJAWS Days 2019で"AWS本 我々はこうして「AWS本」を書いた! 〜十人十色〜"というセッションに登壇していました。商業誌・同人誌のAWS本の作者たちが集まって、執筆について語るという内容でした。 同人誌の執筆環境 登壇者の皆さんの話は、執筆方法・テーマの考え方・同人誌(技術書典)を取り巻く環境・お金にまつわる話と、どれも非常に興味深かったです。その中で、個人的に衝撃を受けたのが同人誌の執筆環境です。本を書く工程として、企画に始まり執筆⇒校正⇒組版⇒製版といった工程があります。執筆から製版までのプロセスを支援するツールとしてRe:Viewという書籍執筆支援システムがあります。原稿書くだけであればMarkDown形式というのが多いのですが、スタイルの指定など表現力に難があります。そういった部分までサポートするRe:VIE
AWS Lambda互換環境をKubernetes上で実現する「Knative Lambda Runtime」オープンソースで公開 TriggerMeshは、Kubernetes上にAWS Lambda互換の実行環境を構築することで、AWS Lambdaで利用可能なファンクションをそのままKubernetes上で実行可能にする「Knative Lambda Runtime」(KLR:発音はClear、クリア)をオープンソースで公開しました。 Announcing TriggerMesh Knative Lambda Runtime (KLR) https://t.co/2BOINQUbys pic.twitter.com/kycNdlWhoK — triggermesh (@triggermesh) 2019年1月9日 Knative Lambda Runtimeを公開したTriggerM
GitLab Serverlessがついにアルファ版として登場した。そのコアとなっているのはGoogle、Pivotal、IBM、SAP、Red Hatらがオープンソースとして開発しているKnativeである。 AWS Lambdaのようなサーバレスを実現するGitLab Serverless GitLab Serverlessは、AWS LambdaやAzure Functionsといった、いわゆるサーバレスコンピューティングと同様のものを実現しようとしています。 ただしAWS LambdaやAzure Functionsなどはパブリッククラウド上のマネージドサービスとして提供されるのに対し、GitLab ServerlessはGitLabが提供するソフトウェアであり、これをパブリッククラウド上にデプロイすることで、どのパブリッククラウド上でも同一のサーバレスコンピューティング環境を実現
どのクラウドでも使えるサーバレス「GitLab Serverless」をGitLabが発表。KubernetesとKnativeがベース GitLab ServerlessはKnativeをベースにKubernetes上で稼働するサーバレスプラットフォームです。GitLabがホスティングするのではなく、AWSやGoogle Cloud Platformなどどのクラウドに対してもデプロイし使えることが最大の特徴と言えるでしょう。 GitLabはマルチクラウドに対応したサーバレス管理ツールを提供するTriggerMeshと協力することで、デプロイ後の運用まで一貫してGitLabで管理できるとしています。 現在、AWS LambdaやGoogle Cloud Functions、Azure Functionsなど主要なクラウドは独自のサーバレスプラットフォームを提供しています。しかしそれぞれのク
CDNプロバイダのCloudflareは、いわゆるサーバレスコンピューティングサービスの一種としてCDNのエッジにおいてJavaScriptのコードを配置し実行できる「Cloudflare Workers」を提供しています。 Cloudflare Workersは、HTML5の機能であるService Workerの実行環境をクラウド上で提供するというものです。 Service Workerとは、もともとWebブラウザに実装されバックグラウンドで起動される、いわばプログラミング可能なローカルプロキシです。ルーティングやレスポンスやキャッシングなどを操作し、オフラインで動作するWebアプリケーションを実現する上で重要な機能を提供します。 Cloudflare Workersを用いると、例えば次のようなことが可能になると説明されています。 異なるタイプのリクエストごとに、異なるオリジンサーバへ
サーバレスを実現するAWS Lambdaの実行時間が最大で15分へ拡大。5分までの制限を緩和し、より大規模処理が可能に AWS Lambdaは、いわゆるサーバレスコンピューティングを実現するAWSの機能です。あらかじめ開発したプログラムをAWS Lambdaに関数として登録しておき、HTTPリクエストやストレージへのデータの保存などのイベントをトリガーとしてその関数を実行、何らかの処理を行うというもの。 例えば、画像からサムネイルを生成するプログラムをあらかじめAWS Lambdaに関数として登録しておき、ストレージに画像が保存されたことをトリガーにしてその関数を実行するように設定すれば、画像が保存されるたびに自動的にサムネイルが生成される、といった処理が可能になります。 これまでAWS Labmdaに登録された関数の最大実行時間は5分で、5分を超えると自動的にタイムアウトとなっていました
サーバレスとPaaSの境界線はあいまいになっていくのではないか。サーバレスのこれからをAzure Functions開発者に聞いた AWS LambdaやAzure Functionsなどのサーバレスプラットフォームは、クラウドの活用方法としていまもっとも注目されている分野のひとつです。 このサーバレスに関する国内最大のイベント「Serverlessconf Tokyo 2018」が9月28日から都内で開催されました。 その基調講演で来日したAzure Functionsの開発を担当するマイクロソフトのPrincipal Software Engineering Lead、Chris Gillum氏に、Azure Functionsの開発の経緯やサーバレスの将来像などについて聞きました。 Chris Gillum氏。Principal Software Engineering Lead -
AWS、利用時のみ自動起動し負荷に応じてインスタンスが増減するマネージドRDB「Aurora Serverless」、正式版に 一般にOracleやMySQLなどのデータベースを利用するためには、あらかじめインスタンスを起動しておく必要があります。クライアントはこのインスタンスに対して接続し、クエリを送信して結果を受け取ることになります。 新しく正式版となったAmazon Web Services(AWS)の新サービス「Aurora Serverless MySQL」は、このインスタンスの起動をオンデマンドで行うことで、クライアントから呼び出されるときだけ起動し、負荷に応じてスケールするRDBです。 従来のAmazon Auroraと同様にバックアップやパッチの適用などはクラウド側で行われるマネージドサービスで提供されるため運用の手間が不要であるのに加え、データベースのプロビジョニングやイ
「サーバレスとは何か」そして「サーバレスとPaaSの違い」とは。マーチン・ファウラー氏のブログに投稿された解説 サーバレスアーキテクチャは、クラウドに対応したアプリケーション開発においてホットな話題の1つと言えます。 その発端はAmazonクラウドがAWS Lambdaを発表したことですが、その後Googleが「Google Cloud Functions」を、IBMが「OpenWhisk」を、マイクロソフトが「Azure Functions」を相次いで発表し、主要なクラウドにおけるサーバレス環境が一気に整いつつあります。 しかしサーバレスはAWS Lambdaなどの実装が先行したことなどから、明確な定義があいまいなまま普及が始まろうとしている面があります。 こうした状況を整理し、何がサーバレスなのか、PaaSと何が違うのか、といった解説が、マーチン・ファウラー氏のブログMartinFol
「サーバレスコンピューティング」や「サーバレスアーキテクチャ」といった言葉は、2014年にAWS Lambdaが発表され、その後広く普及したことで一気に注目を浴びるようになりました。 現在ではAWS Lambdaだけでなく、Microsoft AzureのAzure Functions、Google Cloud PlatformのGoogle Cloud Functions、IBM CloudのIBM Cloud Functionsなど、主要なクラウドサービスの多くでサーバレスコンピューティング環境が提供されています。 サーバがない、のではない。サーバ管理が不要ということ AWS Lambdaに代表されるサーバレスコンピューティング環境は、一般にユーザーがあらかじめ用意しておいた関数を、イベントをトリガーとして実行することで何らかの処理を行うFunction as a Service的なア
[速報]Google、コンテナ実行環境をサーバレスで提供する「Serverless containers」発表。Google Cloud Next '18 Googleはサーバのプロビジョニングやオートスケールなどサーバの運用管理などを意識することなく、コンテナ化したアプリケーションの実行を可能にする新サービス「Serverless containers」を発表しました。 #Serverless announcements coming your way: New App Engine Runtimes: Python 3.7 & Standard PHP 7.2 Cloud Functions GA Serverless containers GKE Serverless add-on Knative Cloud Build https://t.co/1fW7feKEfz #Google
全国のAnsible愛好家の皆様こんにちは、技術4課 岩本です。 さて、ラノベ風のタイトルで始まりました今回ですが、 Windowsユーザー/Macユーザーが混在してたりすると、セットアップ手順が各端末であったり、 もしくはプロビジョニング用サーバーを用意したりと、それなりに手間がかかるので、 Ansibleの実行もサーバーレスでできないかしら?と思ったのが事の始まりです。 結論 git push するだけで、Ansibleの実行ができるようになりました! 手元の端末にAnsibleのインストールは不要で、テキストエディタとGitクライアントだけで、Ansibleの実行ができます。 Gitに対応したVisualStudioCodeとかAtomなら、それ以外不要。 しくみ CodeCommit上にあるGitリポジトリに、AnsiblePlaybookとCodeBuildで利用するbuilds
マルチクラウド採用の企業は81%、サーバレス採用の企業は12%から21%へ急増。RightScaleの調査2018年版 マルチクラウドに対応したマネジメントサービスを提供している米RightScaleは、クラウドに関するユーザー調査の2018年版「State of the Cloud Report | RightScale」を発表しました。 RightScaleによる調査のため、マルチクラウドのユーザーが多めにでる傾向はあると思いますが、今年も1000人以上の大企業においては、81%がマルチクラウドを採用している結果が出ています。 ただし、昨年の結果ではマルチクラウドの企業は85%となっていたため、マルチクラウドの採用率はほぼ横ばいといえそうです。 どのクラウドを利用しているのかの結果が下記です。昨年と比較してもっとも成長しているのは、昨年の時点では存在していなかったVMware Clou
README.md CNCF Serverless Whitepaper v1.0 The current PDF version of the whitepaper can be found here. This paper describes a new model of cloud native computing enabled by emerging "serverless" architectures and their supporting platforms. It defines what serverless computing is, highlights use cases and successful examples of serverless computing, and shows how serverless computing differs from
サーバレスコンピューティングの基本的な知識を網羅。その定義、歴史、ユースケース、利点と欠点、モデルなどをまとめたホワイトペーパー「CNCF Serverless Whitepaper v1.0」をCNCFが公開 Kubernetesなどの開発をホストするCloud Native Computing Foundation(CNCF)には、サーバレスコンピューティングを主題に活動する「Serverless Working Group」が設置されています。 そのSeverless Working Groupが、サーバレスコンピューティングに関するホワイトペーパー「CNCF Serverless Whitepaper v1.0」を公開しました。 ホワイトペーパーの冒頭には、次のようにこのドキュメントの内容が説明されています。 This paper describes a new model of
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