Google CloudとVMwareは提携を発表。Google Cloud上でVMware環境を提供する「Google Cloud VMware Solution」を発表しました。 Google Cloud VMware Solutionは、VMware vSphere、NSX、vSANなどのVMwareソフトウェアがGoogle Cloud Platform上に展開され、それを顧客が利用できるというもの。これらの展開や運用はサードパーティであるCloudSimpleによって行われます。 これはマイクロソフトがAzure上でVMware環境を提供する「Azure VMware Solutions」と名称も仕組みも同じスキームであり、CloudSimpleが実際のサービスの構築と提供を行っている点も同様です。 参考:マイクロソフトがVMwareクラウド基盤をAzureで提供、「Azure
Google Cloud、ペタバイトクラスのスケーラブルなNFSサーバを実現するElastifileの買収を発表 Googleは、スケーラブルなファイルサーバの機能を実現するElastifileの買収を発表しました。 ElastifleはNFSやSMBなどでアクセスでき、しかも自動的にストレージ容量をペタバイトクラスまで追加できる、スケーラブルなファイルシステムを提供するソフトウェアベンダです。AWSのAmazon EFS(Amazon Elastic File System)に相当する機能を提供します。 Google Cloud上ではこれをマネージドサービスとして提供していました。Googleは同社を買収することにより、Elastifileの機能をGoogle Cloudに統合することになります。 We are excited to announce that Google has en
Google CloudやYouTubeの障害は「数台のサーバへの設定変更のつもりが、誤って複数リージョンの多数のサーバに適用されてしまった」。Googleが説明 6月2日の午前11時45分(米国太平洋時間。日本時間の6月3日午前3時45分)から15時40分(同日本時間午前7時40分)までの約4時間、Googleの米国内ネットワークで障害が発生し、Google CloudのCompute EngineやCloud Storage、さらにYouTubeやG Suiteなどもその影響を受けて動作が遅くなったり利用できなかったりしました。 幸いなことに、障害の状況および時間帯の関係で日本のユーザーへの影響はそれほど大きなものではありませんでしたが、Googleの24x7担当VPであるBenjamin Treynor Sloss氏がGoogle Cloudのブログに記事「An update on
[速報]Google、新サービス「Anthos」公開。Kubernetesをベースにオンプレミスやマルチクラウドを実現するプラットフォーム。Google Cloud Next '19 Googleはサンフランシスコでイベント「Google Cloud Next '19」を開催。4月9日(日本時間4月10日未明)に行ったオープニングキーノートで、Kubernetesをベースにアプリケーションのマルチクラウド対応を実現する新サービス「Anthos」の提供開始を発表しました。 Anthosは、昨年7月のGoogle Cloud Next '18で発表された「Cloud Services Platform」の名称を変更し、正式サービスとしたもの。コンテナ化したアプリケーションをオンプレミスとクラウドのどちらでも実行可能にする、ハイブリッドクラウドおよびマルチクラウドのためのプラットフォームです。
[速報]Google、大手クラウドに不満を表明していたMongoDB、RedisらOSSベンダと戦略的提携。Google CloudにOSSベンダのマネージドサービスを統合。Google Cloud Next '19 Googleはサンフランシスコでイベント「Google Cloud Next '19」を開催。4月9日(日本時間4月10日未明)に行ったオープニングキーノートで、MongoDB、Redis、Confluent、Elasticをはじめとするオープンソースソフトウェアベンダとの戦略的提携を発表しました。 提携相手はConfluent、DataStax、Elastic、InfluxData、MongoDB、Neo4j、Redis Labsの7社。 この提携の下で、Googleはオープンソースソフトウェアベンダが提供するマネージドサービスをGoogle Cloudに統合。ユーザーはG
GoogleはGoogle Cloud Platformの新機能として、クラウド上で時間指定や定期スケジュール指定などによるジョブや関数を起動するcronのような機能を提供する「Cloud Scheduler」をリリースしました。 Cloud SchedulerはWebのユーザーインターフェイスやコマンドライン、APIを通じてcronと同様に複数の時、日、週、月、年などのスケジュール設定が可能です。 HTTP/HTTPSやPub/Subなどを通じてGoogle Clooud Platform内だけでなくほかのクラウドやオンプレミスのエンドポイントも呼び出せます。 また、App Engineのアプリケーションの起動、Cloud Functionsの関数の起動など、さまざまな方法でジョブを起動可能です。 またジョブが失敗したときの自動リトライ機能も備えています。 Cloud Scheduler
[速報]オンプレミスのKubernetesをGoogle Cloudで統合管理、「Google Kubernetes Engine on-Prem」発表。Google Cloud Next '18 Googleは、オンプレミスなどGoogle Cloudのデータセンターではない場所で稼働しているKubernetesを、Google Cloud Consoleから一元管理する新サービス「Google Kubernetes Engine on-Prem」を、サンフランシスコで開幕した同社のイベント「Google Cloud Next '18」で発表しました。 We're excited to bring the #Kubernetes Engine experience to your on-premise infrastructure with GKE On-Prem. Available
Googleはクラウド上でソースコードのビルド、テスト、デプロイなどを自動的に実行してくれるマネージドサービス「Cloud Build」を発表。あわせてソースコードのリポジトリとしてGitHubとの提携も発表しました。 Cloud Buildは、クラウド上でDockerコンテナを利用してソースコードをビルドし、自動テストを行い、コンテナプラットフォームなどへデプロイするプロセスを自動的かつ高速に実行してくれるマネージドサービスです。 マネージドサービスのためセットアップや運用の手間はかからず、自動的にビルド処理がスケールアウトするため高速に実行されるなどの特長を備えています。 ソースコードのリポジトリとして、Google Cloud Source RepositoriesやGoogle Cloud Storageにアップロードしたソースコードなどを利用可能。GitHub Marketpla
Google Compute Engine、クラウド上の物理サーバを自社のみで専有できる「sole-tenant nodes」をβ公開 Googleは、Google Compute Engineの物理サーバを、特定のテナントのみで専有できるサービス「solte-tenant nodes」のベータ公開を開始したと発表しました。 通常、クラウドで稼働している物理サーバ上には複数の仮想マシンが稼働しており、それぞれの仮想マシンごとに異なるユーザーが利用している可能性があります。 今回発表されたsolo-tenant nodesは、1台の物理サーバを複数のユーザーの仮想マシンで共有することを許さず、ある物理サーバには必ず同一ユーザーの仮想マシンしか稼働しないようにするサービスです。 You can launch instances of any shape (i.e., vCPU and memo
Webにおける通信で使われるHTTPもしくはHTTPSは、エラー訂正機能を備え信頼性の高い通信が期待できるTCPのプロトコルをベースにしています。しかしTCPは信頼性を高めるために効率を犠牲にしている面があります。そこで、HTTPSに最適化したより効率の良いプロトコルとしてGoogleが提唱し、IETFでの標準化が進められているのがQUICプロトコルです。 QUICはラウンドトリップの短縮や通信の多重化などを実現することで、より小さなレイテンシで効率の良い通信を実現しようとしています。 すでにGoogleは同社のWebサービスやChromeブラウザでQUICの実装を進めているため、ChromeブラウザでGoogleのサービスを利用している多くの場面ですでにQUICは使われています。 そしてGoogle Cloud Platformが提供するHTTPSロードバランサーでも、QUICに対応した
GoogleがフルマネージドなRedis、「Cloud Memorystore」をGoogle Cloud Platformで提供 RedisはNoSQLのインメモリデータベースもしくは分散インメモリキャッシュなどとして利用されるオープンソースのソフトウェアです。 その名の通り基本的にすべてのデータがメモリ上に保持されるため、データの書き込み、読み出しなどの処理が非常に高速に実行できるだけでなく、複数のインスタンスを組み合わせて分散処理させることができるため、処理するデータの大きさや負荷に合わせてスケールさせることもができることも大きな特徴です。 そのため、リアルタイムに近い高速な反応が要求されるアプリケーションのバックエンドやキャッシュなどとして利用されています。 インスタンスは最大300GB、12Gbpsのスループットまでサポート 今回Googleが発表したCloud Memoryst
Google、TCPのスループットとレイテンシを改善する輻輳制御アルゴリズム「TCP BBR」をGoogle Cloudで利用開始 Googleは、同社が開発したTCPの輻輳制御アルゴリズム「TCP BBR」をGoogle Cloud Platformで利用可能にしたと発表しました。 インターネットにおける通信にはTCPを用いる場合とUDPを用いる場合に分かれますが、BBRはTCPにおける輻輳制御アルゴリズムを改善したもの。すでにGoogleはTCP BBRをYouTubeのネットワークで利用しており、従来のパケットロスをベースにした輻輳制御アルゴリズムであるCUBICを用いた場合と比較して、スループットが平均で4%、最大で14%以上改善したことを明らかにしています。 TCP BBRは現在の高速なネットワークに適した輻輳制御アルゴリズム TCP BBRのBBRは「Bottleneck Ba
Google Cloud Platformの利用者やデベロッパーのコミュニティ「GCPUG」(Google Cloud Platform User Groupの略、読みは“ジーシーパグ”)の活動が始まり、1月14日に第一回のユーザー会が六本木ヒルズのGoogleオフィスで開催されました。 写真左はコアメンバーの1人であるトップゲートの加藤昌樹氏。右はGoogle Developer Advocate, Cloud Platformの佐藤一憲氏 Google Cloud Platformには、IaaS型クラウドサービスの「Google Compute Engine」、PaaS型クラウドサービスの「Google App Engine」、大規模なデータ分析が行えるBigQuery、データベースサービスのGoogle Cloud SQL、コンテナサービスのGoogle Container Engi
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く