アイデアを出したり、書類のたたき台を作成したりする工程は、ChatGPTの得意とする作業だ。もちろん企画の独自性を追求するには、生成AIを頼らず自力で練りあげる方がベターだろうが、急ぎでたくさんの企画を出さなければならないときには、ChatGPTでひな型を作成する工程が作業能率アップの助けになるかもしれない。 ここでは仮想の企画案を作ることを目的に、ChatGPTを使う流れを3つのステップでチェックしていこう。 STEP1:企画のネタを出してもらう まず、企画の元になるネタが思い浮かばない場合には、ChatGPTに直接聞いてみるのが良いだろう。例えば、「2024年後半に売れそうなムックの企画を3つ考えて」と質問すると、ChatGPTが具体例を考えてくれる。 もちろん、ChatGPTはあり得そうなテキストを並べているだけで、これらの回答に「2024年に売れそう」という根拠はさほど期待できない