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2008年1月20日のブックマーク (16件)

  • 東京裁判 - 池田信夫 blog

    5年前、スタンフォード大学でレッシグのやった「電波:財産かコモンズか」というシンポジウムに参加したとき、最後に大学の中にある模擬法廷で、デムゼッツなど3人の「裁判官」が、判決の形で結論を出したのが印象的だった。英米の文化では、裁判というのは「みんなで結論を出すゲーム」なのだ。 これに対して日では、裁判は犯罪者をこらしめる「お裁き」であり、有罪になった者は一生、その十字架を背負わければならない。この違いが、東京裁判をめぐって延々と続く感情的な論争をもたらしているのだろう。しかし私の世代には「東京裁判史観」を憎む感情もなければ、大江健三郎氏のように子供のころ刷り込まれた絶対平和主義もない。そろそろ戦争について、感情を抜きにして事実にもとづいた議論ができるようになってもいいだろう。 著者も私より1世代下で、どちらの立場でもない。東京裁判が事後的な「勝者の裁き」だというのは明白だが、だからと

    fujita_11
    fujita_11 2008/01/20
  • インサイダー取引はなぜ犯罪なのか(その2) - 池田信夫 blog

    今月9日の「インサイダー取引はなぜ犯罪なのか」という記事には、たくさんのリンクやTBがついて、ブログでも話題になったようだが、意外に理解されていないのは、そもそもインサイダー取引が禁止されているのはなぜか、ということだ。以下は(前の記事では省略した)初歩的な解説なので、ちょっとくどい。知っている人は無視してください。 インサイダー取引が禁止されているのは、多くの人が素朴に信じているように、それが「詐欺」だからではない。だいたい「インサイダー取引」の定義さえ自明ではないのだ(インサイダー取引を説明する東証のパンフレットは50ページもあるという)。他人の知らない(未公開の)情報を使ってもうけることは、資主義の鉄則であって、それが違法なら、世の中の企業秘密はすべて違法になる。 前にも書いたように、商品市場にも不動産市場にも、インサイダー規制はない。たとえば、サウジアラビアが原油の生産量を減

  • NHK職員の査問より事実確認が先だ - 池田信夫 blog

    きのうは4万ページビューを越え、当ブログの最高を記録した。NHK職員が、多数アクセスしていると思われる。NCシステムは、驚いたことに私が20年前に参加してつくった基設計ばかりか端末(NEC5300)まで同じらしいから、私の知識が使えるという前提で、問題を少し整理しておきたい。 NHKは来週末までに全職員11000人と契約社員を含む査問を行なうことを決めたが、これは役所向けのポーズにはなっても実質的な効果はない。ドタバタと自己申告の査問をやっても、証拠もなしに「私はインサイダー取引をしました」と名乗り出てくる職員がいるはずもない。それより監視委が調べた884件の不審な取引の情報を入手してシステムのログと照合し、疑わしいアクセスを絞り込んでから査問すべきだ。 そもそも基的な事実関係がよくわからない。記者会見では、石村理事が「2時38分から5000人がアクセス可能だった」と答えているが、

    fujita_11
    fujita_11 2008/01/20
  • NHKのITリテラシー - 池田信夫 blog

    NHKの職員がインサイダー取引の容疑で、証券取引等監視委員会の事情聴取を受けたというニュースが、きのうの19時ニュースのトップを飾った。任期があと1週間の橋会長は、この3年間、何をやっていたのだろうか。今回の問題は、3年半前の横領事件より、ある意味では深刻だ。横領はどの業界にもあるが、報道機関が情報を私的な利益のために使うという事件は、「公共放送」の根幹にかかわるからだ。 記者会見で、石村理事は「システム上の問題以上に、倫理観がなかったのが最大の原因」と語っているが、この認識は誤っている。今回は去年3月8日の場が引ける直前に異常な値動きがあったことから、監視委が証券会社に不審な取引記録の提出を求めたため、たまたま露見したものと思われるが、東京と岐阜と水戸で独立に起きたらしいことからもわかるように、犯罪につながるような情報を20分前に全国の職員が見ることのできるシステム管理が間違っている

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    fujita_11 2008/01/20
  • 「通信と放送の融合」のこれから - 池田信夫 blog

    著者(中村伊知哉・慶応大学教授)は、私の長年の友人である。郵政省を10年前に「脱出」し、今は総務省のブレーンとして「情報通信法」についての研究会の中心になっている。ここでは、書のコアである政策の部分について簡単にコメントしておく。 著者の専門である「コンテンツ政策」が大きな分量を占めているが、率直にいってよくわからない。そもそも「コンテンツ政策なんてあるの?」と経産省のコンテンツ課の官僚でさえいうぐらい、役所と一番なじまない分野だろう。もちろん著者はそれを踏まえた上で、政府に何ができるか、いろいろさぐっているのだが、私は文化庁みたいに民間のじゃまをしないことが最高の政策だと思う。その意味で重要なのは著作権なのだが、これは他省庁の縄張りに口を出さないという節度からか、7ページ半しかない。 情報通信法をめぐる議論でも、メディアからの批判は「ネットコンテンツ規制の強化」に集中した。これは中

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    fujita_11 2008/01/20
  • B-CASは独禁法違反である - 池田信夫 blog

    きのうのMIAUシンポジウムは、「ダビング10」というマニアックなテーマにもかかわらず、会場はほぼ満員だった。まもなくYouTubeの公式チャンネルに映像がアップロードされると思うが、議論で気になったことをひとつ: 「ダビング10の是非論」とか「落としどころ」とかいう話にはまりこむと、この話はデッドロックになる。この泥沼は10年前のボタンの掛け違えから始まっており、それをいくら掛けなおしてみても、同じことの繰り返しになるからだ。そもそもなぜ無料放送にCASがついているのかという根的な問題から問い直し、これまでの経緯をいったんリセットしたほうがいい。 CAS(conditional access system)は、有料放送のシステムとしてはどこにもあるが、無料放送にCASをつけている国は日以外にない。FAQにも書いたことだが、事の起こりは、BSデジタルを有料放送にするか無料放送にする

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    fujita_11 2008/01/20
  • DS文学全集:DS文学全集の紹介

    ● DS文学全集の紹介 ● 読むに迷ったら ● 時間の取れないときに ● 収録作品一覧 ● ● DS文学全集のトップページへ ●

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    fujita_11 2008/01/20
  • みっともない!! - 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 

    週末は青森に出張。いや、寒かったス。びっくりしました。この雪の中で生活してたら性格悪くなりそう(笑)。だって、なんで俺ばっかり、とか思いますよ、これ。沖縄じゃ朝から踊ってればいいけど、こっちは雪かきでっせ。だから東北の人は我慢強いってのはよくわかるわ。たまに「国替え」とか、マジでやったほうがいいかもね。で、これから福岡。そして岡山、広島と渡り歩いて東京に戻ります。旅がらす、ですな。 それにしてもNHK職員のインサイダー取引にはもう唖然としましたね。これで、日経、宝印刷、NHKと株式事前情報を入手しうる立場の「三羽烏」がすべて事件になりました。 君たち、報道機関に努める立場でみっともない、と思わないのかね、 プライドを持ちなさい!! という点に尽きる訳です。日はこの種の「自発的羞恥心」を伝統的に基としているので、法律的にはかなり甘い訳ですよ。そういうみっともないことはしない、といういわば

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    fujita_11 2008/01/20
  • もう、日本なんか頼らないぞ! - 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 

    昨日のニューヨークはほっと一息。 東京では、三菱UFJなどが追加でサブプライム損失を出していますが、いずれにせよ、三菱のスケールから見れば軽微なものです。小火ですな。これで騒ぐのは如何なものか・・・と思いますよ。 前に、某テレビ局の収録でどうも、日の金融機関もサブプライムで大変だ!としゃべらせたかったみたいで、延々ビデオをまわされ、結局それらしい部分を40秒だけ使われた、という苦い経験があります(笑)。 なぜ、日の金融機関が軽微か・・・出遅れたから救われた、とテレビでだれかしゃべってましたが、あんた、それはいくらなんでも失礼です(笑)。それにドル(外国通貨)のポートだけをみれば大半がAAA,AAのCDOですから、外債という枠組みだけみれば直撃を受けていることは前にも書きました。 要は日独特の「変則決算」に原因があるのです。日の銀行が外債投資をする場合、円を使って投資をしている訳では

    もう、日本なんか頼らないぞ! - 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 
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    fujita_11 2008/01/20
  • 120条2項の推定規定 - 会社法であそぼ。

    7日の仕事始めから、怒濤のような仕事が押し寄せてきて、ブログの更新が遅れてしまいました。 その間、毎日jpに「アルファブロガーに聞く」ということで、私のインタビューが掲載されました。このブログの裏話に類することも、つい喋ってしまいましたので、興味ある方はご覧ください。 http://mainichi.jp/life/electronics/news/20080115mog00m300031000c.html なお、内藤卓先生のブログで 「最近更新ペースが落ちていますね。「お金を払って来るお客さんに提供するサービスのレベルと、ブログで無料で質問にお答えする部分のレベルを、どう折り合いをつけるか」ということでしょうか。 」 と指摘されてしまいましたが、決して、そういう訳ではありません。民事局時代と比べても、今の方が忙しいというのが原因です。 http://blog.goo.ne.jp/tks-

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  • web kikaku

    情報量が仕事量を規定する。 好むと好まざるとにかかわらず、私たちはそういう時代を生きている。ネットの「あちら側」には日々信じられないほどの分量の情報が生成される。それらがリアルタイムで整理され、その蓄積が爆発的に増加し続ける時代なのだ。そして二十四時間三百六十五日いつでもどこからでも「あちら側」につながって、いくらでも仕事ができる環境が「こちら側」に用意されてしまった。十年前に比べて私たちは遥かに長い時間働くようになった。見ないですますことなどできない「自分を取り巻く情報量」が増え、その処理に追われるうちに、どんどん時間が過ぎていってしまうからだ。 企業内の情報でも同じことが起きている。私と同世代の企業人といえば、まさに働き盛りの年代に差し掛かっている。少し大きな仕事を任されているなら、もう日国内だけで完結する仕事のほうが少ない。グローバルな拠点を統率しながら仕事をすると、寝ている間

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    fujita_11 2008/01/20
  • ITmedia +D LifeStyle:「コピーワンス」大そもそも論 (1/3)

    いわゆる「iPod課金問題」で揺れに揺れた補償金制度だが、文化審議会著作権分科会法政問題小委員会が11月11日にまとめた報告書案には、「私的録音・録画についての抜的な見直し」と、「補償金制度に関してもその存否やほかの措置の導入も視野に入れ」という1文が盛り込まれた。とくに「存否」の文字が入れられたことは、消費者の意向が反映された成果と見てもいいだろう。 この補償金の問題は、音楽産業の行きすぎた権利主張に対する抗体反応が、録音補償金という部分から現われたわけであるが、その一方で映像産業でも同じようなことが起こりつつある。だが反応の現われは、補償金制度ではない。「コピーワンス」という行きすぎた権利主張に対して、抗体反応が起こりつつあるのだ。 行政としては以前から「知的財産推進計画2005」というプロジェクトの中で、コンテンツ利用促進などについて動いてきたわけだが、コピーワンスの見直し論はその

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    fujita_11 2008/01/20
  • Home | 日本デジタルフォトグラファー認定協会

    初!!デジタルカメラマン資格の誕生です! ​ 今までになかった、デジタルカメラを扱うカメラマンの地位向上を支える認定協会です。 ​ ご存知でしょうか? ​ これだけ皆さんの身近になったデジタルフォト。毎日スマートフォン等で画像を撮っている方も多く、アプリも多彩になり、将来デジタルフォトがますます発展していくことは想像に難くありません。 しかしながら、現在日においては、海外では一般的なフォトグラファーという公認の資格がないため、その技術を証明できる方法も皆無でした。 ​ 海外における技術のサーティフィケイト(証明書)の重要性を感じている方も多いでしょう。様々な場面で自らの技術を証明するためにサーティフィケイトは必要ですが、現状では認定資格自体がない技術もとても多く、その証明においては人がどのように説明したとしても、技術資格取得以外に端的に表現できる手段はありません。 ​ 協会は、デ

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    fujita_11 2008/01/20
  • 図解!コピ-ワンス放送 録画可?CPRMとは? [ホームシアター] All About

    図解!コピ-ワンス放送 録画可?CPRMとは? [ホームシアター] All About
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    fujita_11 2008/01/20
  • 【本】ITビジネス法務最前線 : 企業法務マンサバイバル

    2008年01月19日18:11 【ITビジネス法務最前線 カテゴリ法務_その他 businesslaw Comment(0)Trackback(0) 森濱田松という一線の渉外事務所の弁護士が、ITビジネスに関する法的ポイントを地味ながら硬派にまとめた良書。 表紙の装丁も中身の構成もボリュームも、久保利先生が監修されていた『著作権ビジネス最前線』に近いノリ。 ・サイバーモール ・インターネットオークション ・アフィリエイトプログラム ・コミュニティサービス ・コンテンツビジネス ・電気通信サービス ・ソフトウェア このような、今ITを使って行われている主なビジネスの法的問題・法規制について、網羅性高く解説しています。 その中でも私がフムフムだったのは、電子商取引における意思表示(契約)の成立タイミング←今更(笑)。 いわゆる「到達主義」か「発信主義」かというあの問題ですが、・意思表示

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    fujita_11 2008/01/20
  • iPhoneはとにかくイケてるMail端末 - 活字の国のインターフェイス:ケータイ時代のスタンダード

    iPhoneはiPodの機能を含んだ情報端末である。僕も含め、洗練された「音楽を聴く、動画を視聴すると言う要素」がフィーチャーされていて、通信端末としての側面は半分くらいの採り上げられ方だ。しかも日ではケータイの電波は入らないので、半分くらいの採り上げられ方でちょうど良いのかも知れない。 そんなイメージを持ったまま、New York行きの飛行機を待つDetroitの空港ロビーでベンチに座った。当然ここはアメリカだ。AT&Tとキャリア名が書かれて、電波強度を示すロゴはフルになっている。やっと、iPhoneiPhoneとして利用する機会に巡り会うことが出来たのだ。 金曜日の夕方の便である。出張を終えて帰宅するビジネスパーソンであふれているのも頷けるシチュエーションだ。 空港のロビーは、特にビジネスユーザーを中心に、ノートPCBlackBerryなどの画面を眺める人たちが多い。そんな中で、

    iPhoneはとにかくイケてるMail端末 - 活字の国のインターフェイス:ケータイ時代のスタンダード
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    fujita_11 2008/01/20