自分の幼少期の記憶を、どこまで正確に遡ることが出来るのか――と考える事がある。私は私なりに幼少期の記憶がある方だと自覚していたのですが、幼少期の記憶の中には情報からつくられてしまうものもあるらしいというので、或る時期から疑い出したんですね。 その例を説明すると――私は母方の祖父を知っているつもりであった。祖父が水道の蛇口を設置して水場をつくってくれた事を知っている。つまり、その蛇口は祖父自らが素人なりに取り付けた水場であった。その記憶に疑いは持つ事もなかったのですが、その記憶が正確な記憶だとすると3歳もしくは4歳時の記憶があった事になってしまう。なので、大人になってから「あれ、この記憶は本当なのか?」となってしまったんですね。 しかし、4〜5歳の記憶になると微妙ながら少なくと5歳時として幼稚園の記憶はいくつかはハッキリとウラづけが出来ている。幼稚園のバスの車内の空気、トイレの様子、教室の様
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