大阪府豊中市刀根山の住宅街近くの雑木林にタヌキが生息している。鳥獣保護管理法では、狩猟の対象にもなっているが、道路の側溝をねぐらにするなど、都市の環境に順応して生きる様子がうかがえる。 10月30日午後11時50分すぎ。雑木林から姿を現したタヌキに遭遇した。外来種のアライグマはしっぽが長く、しま模様があるが、しっぽは短く、模様もない。路上を小走りに動い…
安室奈美恵さんの最後のツアー映像を収めたDVDとブルーレイ広告の巨大看板前では、記念写真を撮影する人の姿が絶えなかった=東京・渋谷駅前で2018年8月29日、竹内紀臣撮影 引退した歌手の安室奈美恵さんが2~6月に開催した最後のコンサートツアーで、知的障害者に発行される「療育手帳」を身分証として提示した客が入場を断られた問題で、当事者から「取り返しがつかない」と憤りの声が上がっている。本人確認の業務を請け負った電子チケットサービス大手の「ボードウォーク」(東京都千代田区、飯田尚一社長)は、入場を断られた客にチケット代を返金する方針だが、国会議員が厚生労働省に対応をただすなど、問題は広がりを見せている。【大村健一/統合デジタル取材センター】
富士山測候所。職員は独自の目線で戦中戦後を見つめてきた=富士山頂で2004年5月、本社ヘリから手塚耕一郎撮影 風速50メートル。庁舎身震い/眼下の街焼土。これが戦争 気象庁富士山測候所の職員が戦中から代々つづった「カンテラ日誌」の所在が不明になっている。日々の業務や苦労話に加え、米軍機のB29飛来や空襲に焼かれる眼下の街の様子も記載。英旅客機が近くに墜落する姿も記した。独自の視点で戦中戦後を記録した貴重な資料で、気象や歴史の研究者らから惜しむ声が上がっている。【荒木涼子】 「カンテラ」は石油などを燃料にした携帯用ランプ。日誌は、同測候所の支援拠点である御殿場基地事務所(静岡県御殿場市)に保管されていたが、2004年の測候所無人化と共に閉鎖された後は、同測候所を管轄した東京管区気象台(東京都千代田区)に移された。同気象台12年作成の「カンテラ日誌等保管状況調査表」によると、1936年から無人
日本人と外国人との結婚では同姓か別姓かを選べるのに、日本人同士の結婚だと選択できないのは「法の下の平等」を定めた憲法に反するとして、東証1部上場のソフトウエア開発会社「サイボウズ」(東京都中央区)の青野慶久社長(46)ら2人が、国に計220万円の損害賠償を求め、来春にも東京地裁に提訴する方針を固めた。代理人弁護士によると、法律婚した男性による夫婦別姓訴訟は初めて。 青野さんは、旧姓の「青野」で経営者としての信頼を築き、サイボウズは2000年に東証マザーズ上場。翌01年の結婚時に妻の姓を選択してからも旧姓を通称として使ってきた。しかし、所有していた株式の名義を戸籍上の姓に書き換えるのに約81万円を要した。「働き方が多様になった方が働きやすくなるのと同じで、姓も選択できる方が生きやすさにつながるはず」と訴える。
打者の手前で不規則に変化して「魔球」とも呼ばれるナックルボール。習得が難しく、日本球界では使いこなす投手は少ないが、社会人野球のクラブチーム、ウィーンベースボールクラブ(神奈川県鎌倉市)の投手で慶応大4年、佐野川リョウ(本名・怜)さん(22)は、約10年間磨き上げたこの変化球を武器に将来はプロ野球選手を目指す。米国でプレーするチャンスを求め、現在はアリゾナ州で開かれている合同トライアウトに参加している。【大村健一/デジタル報道センター】 佐野川さんが試合で投げる球はほぼすべて、山なりのナックルボールだ。「どんな相手にも、ど真ん中に向かって無回転で投げることだけを考えている。球速105キロの球で打者を打ち取った瞬間は本当に楽しい」
動画投稿で収入裏には罪も 「中には1億稼ぐ人も」 左の表は半年前に大阪府内のある小学校が調査した4年生男子の将来の夢です。1位サッカー選手、2位医者、4位公務員は納得できますが、3位ユーチューバーには驚かされました。「ユーチューバー」は手元の辞書には載ってないので、ネットで調べてみると、「インターネット上の動画共有サービスであるYouTubeに動画を投稿し、広告収入を得る人たちのこと」(goo辞書)とありました。YouTubeを見てもらって稼ぐ人のことです。 先日、別の小学校の校長先生から相談を受けました。その時、「ユーチューバー」という言葉を再び聞きました。概要は次の通りです。 この記事は有料記事です。 残り1528文字(全文1820文字)
松山市の桑原学校給食共同調理場(畑寺町)で18日調理されたポークビーンズ約4500食が「食物アレルギーの原因となるソバの実が混入した可能性を排除できない」として廃棄され、道後小など7小中学校の児童・生徒は主菜抜きの給食となった。市教委保健体育課によると、異物混入の可能性により給食の一部を提供しなかったのは初めてという。 同課によると、18日午前、久枝学校給食共同調理場(西長戸町)の調理員が、市内の業者から仕入れた大豆約50キロの中にソバの実8粒が混入しているのを見つけた。桑原調理場でも大豆約85キロを同じ業者から仕入れており、既にポークビーンズを調理中だった。事前確認では見つかっていなかったが、混入の可能性を完全には否定しきれなかったため、トラブル防止の観点から提供を止めた。7小中のこの日の給食は、パンと牛乳、…
迎えに来た父親と一緒に保育園を出る子供たち=埼玉県鶴ヶ島市のかこのこ保育園で2015年8月4日、関口純撮影 男の育児(1) いまの子育て世代には、父親も「育児」をするものという意識が浸透しています。にもかかわらず、日本の男性が育児・家事をする時間は先進諸国の中で最低水準です。今回はその実情を探ります。 共働きでも「7割の父親が育児をしない」 週末、父親たちがベビーカーを押したり、公園で子どもと遊んだりする姿をよく見かけます。数々のアンケートでも、「仕事よりも家族を優先したい」「父親も育児に関わるべきだ」と答える父親が多くなっています。 しかし不思議なことに、父親たちの育児・家事参加の時間は、1990年代から現在まであまり増えていません。政府の調査では、6歳未満の子どもを持つ親が育児・家事に費やす時間は、母親が1日約6時間(共働き)〜約9時間(専業主婦)ですが、父親はわずか1時間程度です。北
◇ブログと違う、規則設計 ネット関係で「ツイッター」という言葉を聞く機会が増えてきた。数年前の「ブログ」のように、知っている人は盛り上がっているが、知らない人もまだ結構いる感じ。ということで今回はネットの中の新しい時代の風--ツイッターをご紹介したい。 まず現在の新聞紙面での取り上げ方をみてみよう。「ミニブログのツイッター」とか書かれている。ツイッターもブログと同じウェブで個人の文章を公開するためのシステム。1回に140字の「つぶやき」しか発信できないのが特徴だから「ミニブログ」と表現したのだろう。 また、2006年に現Twitter社が開始した特定のコミュニケーション・サービスの名称なので、公平を旨とし一般名詞を使いたい新聞としては「ブログ」としたのかもしれない。ちなみにこのサービス、米国流の無料ユーザー集め先行型。いまだもうけは出ていない。 しかし、この「ミニブログのツイッター」という
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