五體字類 高田忠周(〜1946)・後藤朝太郎(〜1945)校 法書会編 大正5年初版。 昭和12年増補11版による。 著作権の保護期間は終了しています。
五體字類 高田忠周(〜1946)・後藤朝太郎(〜1945)校 法書会編 大正5年初版。 昭和12年増補11版による。 著作権の保護期間は終了しています。
『嘘じゃない、フォントの話』 連載『嘘じゃない、フォントの話』(supported by モリサワ) 第1回:文字にも性格がある? 日本語の「フォント」を知る 私たちが日々何気なく接している「文字」。実はこの「文字」、日本語だけでも千種類以上もの「フォント」があることをご存知でしょうか? 「文字は性格を表す」と言われることもありますが、人によって書く文字の形が違うように、印刷物やインターネット上で使われているフォントにもさまざまな性格や役割があります。そして同じ文章や言葉でさえ、使うフォントによって伝わり方が変わってくるのです。 連載第1回目はまず、私たちが普段目にしている様々な文字の不思議をひも解いていきたいと思います。 (テキスト・撮影:CINRA編集部 協力:竹下直幸) いきなり「フォント」と言われても、なじみの無い人は困るかもしれません。 でも、実際に見てみるとなんて事はない、皆さ
こんにちは、スイカは白いところまで食べる小林です。 今日は個人的主観で、よく使う、あるいは使いたいと思っている定番欧文フォントをご紹介したいと思います! フォント選びで迷うと、ついつい、無難なフォントを使いがちですが、そのフォントの性質やディテール、成り立ちを知ることで、よりそのデザインにマッチしたフォントが選べるようになると思います! セリフ体 Baskerville (バスカヴィル) 伝統、高貴さを感じさせる、1750年代にイギリスのジョン・バスカヴィル(John Baskerville)によって作られた、Transitional(※)フォントの代表格です。 バスカヴィルのフォントは当時のイギリスではなかなか受け入れられず、アメリカやフランスで多く使われたようです。 しかし今では堂々とした大文字などからイギリスを代表する書体デザインの一つと言われています。 Baskerville Ol
「連続セミナー タイポグラフィの世界 書体デザイン」の1回目、鳥海修氏による「仮名の開発 ー株式会社キャップスの文麗・蒼穹・流麗・文勇の仮名を中心に」を受けてきました。 このセミナーは書体デザインをテーマとした連続セミナー。書体デザイナーやディレクターの皆さんから、書体デザインの制作の過程、発想から問題の解決など、様々なお話を聞こうというセミナーです。 6回連続の1回目という事で、来年3月まであと5回予定されています。参加費が1000円と格安ですし、なによりこういった「制作者の裏話」が聞ける機会はめったにない!もう既に定員に達してしまった会もあるようですが、興味のある方は是非参加されるといいと思います。 私はこういう裏話的な話が大好きなので、ホクホクで参加してきましたよ! セミナーレポートは基本的に私の手書きメモから書き起こしてます。 なので、細かい部分など違いがある場合があります。 また
1)組版を見る目を鍛えよう (2011.9.10) 2)文字サイズの単位はポイントか級か (2011.10.10) 3)原則と応用(2011.11.10) 4)基本版面の設定と文字の配置(2011.12.10) 5)縦組に挿入する欧字の向き(2011.12.27) 6)欧文用文字の字幅(2012.1.10) 7)小書きの仮名(2012.2.10) 8)JIS X 4051(日本語文書の組版方法)(2012.3.10) 9)二分ダーシ(2012.4.10) 10)中点(2012.5.10) 11)パーレン、ブラケット(括弧類1)(2012.6.10) 12)ダブルミニュート、ダブル引用符(括弧類2)(2012.7.10) 13)クォーテーションマーク(括弧類3)(2012.8.10) 14)ルビの配置法と自動処理 (ルビ1)(2012.9.10) 15)モノルビ・グループルビ・熟語ルビ(ルビ
DTPソフトで文字を扱ったことがあれば、文字のサイズはポイントか級数で指定したはずです。最近のDTPソフトは、ポイントでも級数でも指定することができますが、仕事によってはポイントを級数に換算するなどの作業も必要になってきます。 また、どちらも使えると言っても、正確には換算の誤差が生じることがあり、問題が起きないとは限りません。 DTPで欠かせない二大単位「ポイント」と「級」。今回は、意外に知られていないその歴史や問題点についてまとめてみましょう。 写植から始まった級数 昔は級数が使えないDTPソフトもありましたが、日本の印刷産業でDTP化率が高くなってくると、級数のサポートも当たり前になってきました。この級数という単位は数十年の歴史があります。 日本の印刷独自の単位である級数は、写植で作られたものです。日本で最初に写植システムを開発した写研は、0.25ミリ、すなわち1ミリの四分の一を文字サ
文字サイズ 読みやすい紙面デザインのためには、特に小さな文字に注意したいものです。 ここでは文字サイズを指定する際の最も基本的な単位である「ポイント」「級数」と 最小文字サイズの目安をご説明したいと思います。 「ポイント」と「級数」 DTPの世界で最もよく使われる文字サイズの単位は「ポイント」と「級数」です。覚えないと作業ができないわけではありませんが、知っておいたほうが何かと安心だと思いますので簡単に説明しておきます。 【ポイント】1インチを72分の1にした単位(72ポイントで1インチ)。つまり1ポイント(1pt)は約0.3528ミリになります(従来の印刷業界では多少異なるサイズを1ポイントとしていましたが、DTPの世界ではこの数値が一般的です)。 【級数】1ミリを4分の1にした単位(4級で1ミリ)。つまり1級(1Q)は0.25ミリということです。 なお、QuarkXPress
この項目では、書体デザイナーについて記述しています。参議院議員の同名の人物については「小林章 (参議院議員)」をご覧ください。 小林 章(こばやし あきら、1960年 - )は、書体デザイナーである。モノタイプのタイプディレクターとして、書体設計の指揮や、Optimaなど名作書体の改刻を手掛けている。複数の国際的なタイプフェイス・コンテストの審査員も務める。写研出身で、のちにヒラギノ明朝やAXIS Fontの欧文を設計した。日本における欧文書体設計の第一人者である。 武蔵野美術大学視覚伝達デザイン科を卒業後、写研で原字の設計をしていた。1989年、欧文書体を学ぶため退職して渡英。1年半にわたってカリグラファーや石工、工芸家などと交わってそのエッセンスを学ぶ。 1990年日本帰国後字游工房でヒラギノ明朝・ヒラギノ角ゴシックの制作に携わり、1993年からタイプバンクで同社書体の欧文を手掛ける。
Frutigerとは? Frutiger(フルティガー)は、スイスの書体デザイナーAdrian Frutigerが、自身の名前を書体名に冠した書体で、1960年代にフランス・パリのシャルル・ド・ゴール空港のサイン用書体として制作されました。ふところが広く、上品でゆったりとしたデザインで、視認性の高さから駅や空港、施設の案内標識で使われる定番書体の地位を確立しています。 サインデザインの定番書体 オランダ・アムステルダムのスキポール空港では、Frutigerをダイナミックに使用していることは有名な話で、世界中の駅や空港で採用されています。ロンドン・ヒースロー空港は伝統的にBemboのカスタム版が使われていましたが、Frutigerのカスタム版に切り替えられています。 日本でも東京メトロのサインデザインではFrutiger+新ゴの組み合わせが採用され、JR東日本では“○番線”の部分の数字や、高
いよいよお待ちかね、Arial誕生秘話の後編です。前回は何故Arialが作られたのか(why)について説明しましたが、今回のテーマはどうやって作られたか(how)で、さらに書体デザイン寄りの話になっていきます。頑張って説明はしますが、かなりテクニカルな話だと思いますので途中で諦めていただいて構いません。まだ前編を読んでいない方はこちらからどうぞ。 IBMは最初の業務用レーザープリンタ「3800」の後継機、「3800-3」を作るにあたって、タイポグラフィを改善することを決めました。初号機の解像度は144dipで、書体は一応選べたものの全て等幅で、サイズも最大3段階からしか選べませんでした。3800-3では解像度が240dpiになり、良質の書体を搭載し、サイズの選択肢も増やすことが次の課題となりました(前編で初号機の解像度が240dpiであるかのような書き方をしてしまいました。ここでお詫び致し
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 ぼくが「書体にはお国柄がある」という意味の解説を読んだのは次の文が最初だったと思います。 『デザインの現場』1997年6月号 特集文字とレイアウト 美術出版社 「文字で伝えるということ 朗文堂・片塩二郎さんの話」 取材・文=千葉英寿 撮影=桜井ただひさ より 印刷の歴史はタイポグラフィの歴史だ (略) ミラノで十二年間修行したコックさんが、本格的なイタリアンレストランを日本で開業する際に、日本のあるデザイナーにトータルなデザインを依頼したんです。デザインが上がってきて、それ
フォントブログ閉鎖と一部記事の移管について 平素はフォントブログをご覧いただき誠にありがとうございます。 数年前よりブログの更新を中止したまま、諸般の事情で過去の記事は公開をしていましたが、 時代に合わない内容や、すでに古い情報をこのまま残しておくのは良くないと考え、 フォントブログを閉鎖することにいたしました。 これまでお世話になった方々、私に様々な機会を与えてくださった方々、 そして約25年間に当ブログをご覧いただいた方々に心より感謝いたします。 私自身2014年に関東から地元へUターンをし、 書体デザイナーやフォントメーカーの方、文字関係者の方と直接お会いする機会が減ってしまったこと、 また私自身の環境の変化により、以前のように情報収集をする時間の確保が難しくなってしまいました。 フォント好きとして初心に帰り、過去の一部の記事は順次個人サイト (PETITBOYS) のブログのほうへ
乗用車にもクラシックカーとかヴィンテージとかあるように、農作業用の車とかトラクターのヴィンテージのものが展示されていました。ドイツでは、トラクターも大事にされていて、ピカピカに磨かれてこういう催し物の時とかに登場するんです。
7月31日の記事「紙博物館で見つけた書体カード」で、こういうことを書きました。 日本でささやかれている都市伝説「ヘルベチカはスイスを感じさせる書体」とか、「どこそこの国ではあの書体は使えない」ってのもぜんぜん違いますからね(略)。 そうしたら、このブログの読者でロンドンでグラフィックデザイナーをしている Shoko A さんからコメントをいただき、数回のやりとりをしました。その内容が面白かったので、編集無しでそのまま載せることにします。Shoko A さんには許可をいただきました。Shoko A さん、ありがとうございます! コメント紹介の前に、まず Gill Sans (ギル・サンズ)について簡単な説明を。 1930 年前後にイギリスのモノタイプ社が出して以来、人気の衰えないサンセリフ体です。デザイナーは石碑や彫刻も彫ったイギリスの有名な芸術家エリック・ギルで、彼はこの他にもいくつか活字
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Futura(フトゥーラ)は、1923年にドイツのバウハウスにおいて非常勤講師として勤めたパウル・レナー(英語版)(1878年 - 1956年)によって発表されたラテン文字のサンセリフ書体。いわゆるジオメトリック・サンセリフの一種で、幾何学的な造形が特徴的である。現在でもよく用いられているサンセリフのひとつで、ルイ・ヴィトンやラウンドワンのロゴにも使用されている。 名称の「Futura」とは「未来」を意味するラテン語であり、英語の「future(フューチャー)」に相当する。片仮名表記には「フトゥーラ」「フツーラ」「フツラ」「フーツラ」などいくつかの表記が見られるが、ラテン語の発音は [fuˈtuːra] であり「フトゥーラ」が最も近い。正式なものではないが、日本では「フーツラ」の表記が幅広く浸透している。 Futuraで書かれたボーイング747のオートパイロットコントロール。Futuraは
Verdana(ヴァーダナ)はヒューマニスティック・サンセリフフォントの一つ。マイクロソフトがコンピュータ用ディスプレイ上での視認性向上のために開発し、1996年に提供して以来世界中の多くのコンピュータで使用されている。 Verdanaはイギリスの書体デザイナー・マシュー・カーターがデザインし、モノタイプ社(Monotype)のトム・リックナー(Tom Rickner)がフォントヒンティング(ヒント処理、ピクセル単位でのアウトライン処理)を行った。当時マイクロソフトのタイポグラフィ・グループにいたデザイナーのヴァージニア・ハウレット(Virginia Howlett)はこうした書体の必要性を認識しており、カーターを招いてVerdanaの開発を行っている。「Verdana」は、「緑豊かな」「青々とした」を意味する「verdant」(マイクロソフトのあるワシントン州の愛称、常緑の州 Everg
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