〇明日の国土交通委員会で、建設業法等改正法案に関する参考人質疑を行います。この法案は、建設業の処遇改善や働き方改革を推進するための重要な法案です。 いよいよ今週から本格化する政治改革特別委員会の談取と並行しなければならならず、バタバタする中ですが、有意義な議論を行ってまいりたいと思います。議論の模様は、衆議院のインターネット中継かYouTubeでご覧ください。
〇いよいよ今週から衆議院では政治改革の議論が本格化します。 今日は、まず朝に立憲民主党・国民民主党・有志の会で、政治資金規正法等改正法案を提出し、記者会見を行いました。収支報告書等に関する代表者への罰則の強化、政策活動費の廃止、政治資金に関する政策の提言等を行う第三者機関設置の検討等を内容としており、抜け穴だらけで全く反省の見られない自民党案と一線を画すものです。特別委員会では、日本維新の会や公明党などの皆さんとも協議して、この2党1会派案をベースとしたとりまとめを目指してまいります。 午後には、予算委員会で岸田首相に対して企業団体献金の禁止について議論。自民党への5万円以上の企業献金は、官報で9ページにもわたって掲載され、計1,261社から約25億円。パネルで示しましたが、細かすぎで見えません。自民党が野党時代の2010年と与党になった2022年を比べてみると、自民党への献金額は約1.5
〇今国会の会期末には何が起こるかわからないことも踏まえ、水戸・城里地区の後援会の幹事会を開催し、最近の国会の状況について報告いたしました。おそらく数十年に一度の大政局が始まるでしょうから、これから国政で起こることは誰にも予測できません。そのような中でも、ずっとご支援いただいている地元の皆さんを信じて、共に戦ってまいりたいと思います。 後援会の前には、回天神社の春季例大祭に。回天神社は、安政の大獄、桜田門外の変、坂下門外の変、「天狗党の乱」などに殉じた水戸藩士を祀った神社。天狗党は、加賀藩に捕らわれた後、最終的に辿り着いた敦賀の地で353名が鰊蔵に閉じ込められ、斬首されました。その鰊蔵の一つが、境内に移設されております。参列していた友人は、坂下門外の変で安藤信正を襲撃し処刑された一人の末裔とのこと。水戸には、まだ幕末の歴史が息づいています。 直会では、最近の国会情勢をご報告した上で、160年
〇東京大学の五月祭で、学生団体GEILが主催する「JCO事故と『3・11』から見た原子力災害への備え」と題するパネルディスカッションに登壇してまいりました。 対談の相手は、JCO事故後の対応で一緒にはたらいた、日本原子力研究開発機構の緊急時対応のエキスパート渡辺隆文さん(水戸市在住)。いわば、戦友。JCO事故前の原子力災害を想定していない時代から、JCO事故後の原子力災害対策特別措置法の制定、菅直人内閣での福島第一原発事故への対応の教訓から、今年正月の能登半島地震で浮かび上がった課題まで、渡辺さんの技術的知見と私の行政・政治の観点からの体験談を織り交ぜ、体系だった良い議論ができたと思います。 この硬派な企画の外では、銀杏並木の下で各種サークルや駒場のクラスでの屋台などのキャピキャピした学園祭の賑わいが。私が5年間の在学中五月祭に出たのは、1回だけ。ヨット部の私にとって、ハイシーズンだったの
〇民族派団体一水会の結成50周年記念大会が開かれ、発起人でもある私もご挨拶いたしました。一水会は、三島由紀夫、森田必勝両烈士の自死を契機に作られた団体。三島由紀夫の影響を受けた私も、10代の時から関わり、先代の鈴木邦男代表の著作を読み漁ってきました。木村三浩現代表にも折に触れてお世話になっております。 一水会が掲げているのは、対米自立・救国済民・世界平和であり、ただ「日本は偉い」とか安っぽい「愛国心」を掲げる戦後の右翼団体とは、一線を画しております。木村代表が「右左、上下、表裏の人が集まった」と挨拶で言うように、この日は多種多様な幅広い人たちが集まりました。先週城里町で一緒に田植えをした『月刊日本』の南丘主幹はもちろんのこと、政治家でも鳩山由紀夫元首相、河村建夫元官房長官、鈴木宗男参議院議員、西田昌司参議院議員などなど。茨城県からは、三次真一郎前常陸大宮市長などの姿も。 集まる全ての人の共
〇本日夕刻、来週から始まる政治改革特別委員会での政治資金規正法改正法案の審議に向け、立憲民主党、国民民主党、有志の会で法案を共同提出することを2党1会派で確認し、記者会見を行いました。 自民党派閥パーティーの裏金問題を契機とした政治とカネの問題の解決はこの国会後半の最大の焦点であり、今から数十年に一度の大政局が始まります。与党側が自公間の協議が整わず法案を共同提出できなかったのに対して、野党側が2党1会派で法案を共同提出できたことは、出発点として大きな意義があると考えます。参議院で単独過半数を持たない自民党は、このままでは法案を成立させることはできませんから、ここから様々なドラマが生まれることでしょう。 報道は立憲民主党と国民民主党の合意ばかりが報道されていますが、この間の調整は難航を極め、二党だけでは合意に至らなかったかもしれません。私たちの会派が触媒として加わったことによって、合意に向
〇衆議院議長公邸で開かれた「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議に基づく政府における検討結果の報告を受けた立法府の対応に関する全体会議」に衆参の全党会派が呼ばれ、有志の会としての意見表明を行ってきました。 有志の会は他党会派に先駆けて3月12日に額賀衆議院議長・海江田副議長に対して意見書を提出しておりますので、それにしたがって下記のような意見を申し述べました。水戸学に関することを最後に発言しております。 今後週1回のペースで議論が行われるので、今国会中にとりまとめる意思があるのでしょう。静謐な環境で、長い歴史と伝統を持つご皇室の先例を最大限尊重してまいりたいとおもいます。 ************* 有志の会の福島のぶゆきです。有志の会は、3月12日にお手元の意見書を額賀衆議院議長・海江田副議長に提出しておりますので、その概要を述べます。 私たち有志の会が何よりも重要だと考
〇自民党の「憲法改正を速やかに実現する中堅・若手の会」と有志の会で意見交換を行ってきました。 私は、そもそも憲法を作ることや改正は、国会議員が行うことではなく、国民が決めることであると考えます。私たちの役割は発議だけであり、判断するのは国民であることこそが、国民主権の本旨なのです。 そうした観点から、私たちは現行憲法には改正すべきところは数多くあると考えますが、自民党案の9条に新たに自衛隊を明記する案や緊急事態に政府が政令で国民の権利を制限できる条項や参議院の合区の解消は、条文案として国民投票に耐えるものではないと考えます。本日の意見交換では、そうしたことを率直に申し上げさせていただきました。 自民党側の座長は石川昭政衆議院議員、真っ先に挙手して発言したのは茨大附属中の後輩の若林洋平参議院議員、その次に発言したのは加藤明良参議院議員と、異例に茨城県民比率が高い会となりました。憲法論議は、と
〇本日の厚生労働委員会では、再生医療等安全確保法等改正法案の審議。再生医療等安全確保法の枠組みでは、医療、法律、生命倫理等の専門家による再生医療等委員会による安全性や有効性、倫理性の審査がキモとなっております。2014年の法施行後、再生医療は研究だけでなく治療も飛躍的に増えており、細胞培養加工会社等の民間企業の役割も増えております。 そうした中、再生医療等委員会の審査や計画書の作成にまで民間企業が関与する利益相反を疑わせる事例が増えております。法律には、再生医療等委員会が「活動の自由及び独立性が保障されていること」という規定がないため法定化することを求めるとともに、運用を工夫することで規制の合理化をすべきことを提案しました。 しかし、厚生労働省の答弁は「自分たちには何も問題がない」という答弁。近いうちに利益相反の審査で問題が起きるような事例が出てくるのではないか、と思います。いつも、問題が
〇明日の厚生労働委員会で、再生医療等安全性確保法等改正法案の質疑に立ちます。 私は、2000年前後に通産省生物化学産業課でバイオ産業政策を担当しておりました。小渕内閣の「ミレニアム・プロジェクト」で再生医療などへの研究予算が重点的に投入されている時で、いずれ再生医療が実用化されて細胞培養加工企業が出てくるなど産業化した時のルール作りの準備を行っていました。 あれから四半世紀も経ってまだこの時点か、という思いもありますが、私なりの知見を踏まえて武見厚生労働大臣と議論してまいります。たった10分間ですが、質疑に当たってはかなりの資料を読み込んで準備しておりますので、ぜひ衆議院のインターネット中継かYouTubeでご覧ください。 www.shugiintv.go.jp
〇今日は新聞休刊日なので、昨日の紙面。 読売新聞は米国ベッタリで、戦後日本の米国中心の統治システムの補完装置だと思っていたが、最近のパレスチナ問題では違う。昨日の、イスラエルによるガザ侵攻へのバイデン政権の対応に抗議して辞職した米国外交官と国務省職員へのインタビュー記事は、圧巻。 www.yomiuri.co.jp 元国務省アラビア語担当報道官は、 【仕事柄、アラブ系メディアをモニターしていたが、反米主義の高まりは経験したことがないほど顕著で衝撃的だった。米国にあこがれ、賞賛していた人でさえ、米国への信頼と尊敬を失い始めた】 【国務省に不満を感じている人が多くいる。私の辞職が内部で公表されたとき、多くの仲間が「私たちも全く同感で、辞めたいが、金銭的な問題や家族の事情でできない」と言ってきた。現在の政策の下で米国を代表することがいかに困難なのかを打ち明ける人もいた。米国の外交官になり、ジェノ
〇私が時々登場する「独立自尊の日本をめざし、権力と闘う言論誌。」である『月刊日本』の原稿料は、年末に送られてくるお米です。そのお米は、私の地元の城里町の檜山さんの田んぼで作られています。 今日は、その田植え。農本主義者の南丘主幹のこだわりによって、お米は手植え・手刈りのこだわりをもって作られています。農学部出身の私は、学生時代機械植えの便利さを実感するために手植えの実習をやりましたが、やっぱり手植えは結構辛い。でも足の裏に泥のぬかるみを感じながら、ひと苗ひと苗植えていくのも精神修養になります。 田植えの後は、コツコツと地域周り。偶然に高校の数学の先生のお宅を訪問。何軒かで「お前は何党だ」と聞かれましたが、「無所属です」と答えると複雑な表情をされています。「自民党じゃないのか?」と言われるので、「一度も自民党に所属したことはありません」と答えると、「じゃあ、良い」と表情を崩されます。 20年
〇日華議員懇談会総会に出席いたしました。5月20日に頼清徳総統の就任式が行われ、30人以上の国会議員が日本から出席します。李登輝先生にご紹介をいただき、20年以上の付き合いの頼新総統の一世一代の晴れ舞台に同席したかったのですが、さまざまな日程が重なって叶いません。この日の総会では、蔡英文総統と頼清徳次期総統がビデオメッセージを寄せてくださいました。 政権が代わると、駐日大使も交代するのが通例です。これまで大変お世話になってきた謝長廷駐日代表を、みんなでご慰労申し上げました。元首相の超大物政治家の謝代表は、京大に留学していた日本通。特に日本各地の地方と台湾の交流を深めることに尽力されました。私の落選中には、浪人の身を慰めるためにわざわざ水戸にまで来ていただき、弘道館や偕楽園をご案内したのはいい思い出です。この日も、水戸についての話が弾みました。その他笠間市など茨城県内の多くの市町村と台湾の交
〇今日もいつもの写真でスミマセン。国土交通委員会では、都市緑地法等改正法案の審議が行われました。審議の模様は、YouTubeでご覧ください。 www.youtube.com 茨城県内で水戸市が唯一特別緑地保全地区を指定していますが、指定されている水戸城から茨大あたりまでの斜面は荒れ果てているのが現状です。改正法案では、こうした緑地の管理や機能維持増進事業を、新たに国が指定する都市緑化支援機構が支援することとしていますが、この対象が法案上新しく自治体が買おうとする土地だけで、これまで所有していた土地は対象となりません。この点を指摘したところ、斉藤大臣からは「該当しないが、都道府県等が、都市緑化支援機構に機能維持増進事業を委託することは可能で、この場合も社会資本整備総合交付金の支援対象となる」と答弁がありました。 都市再生特別措置法の改正法案では、民間都市開発事業において再生可能エネルギー発電
〇明日の国土交通委員会で、都市緑地法等の改正法案の審議に立ちます。 この法案では、都市緑地を守るために地方公共団体が指定する特別緑地保全地区等の機能維持増進や適正な管理を、国が指定する都市緑化支援機構が支援することとされています。 茨城県では、水戸市だけが水戸一高のあたりから茨大のあたりまでの急傾斜地を特別緑地保全地区に指定しています。事前に市役所の方からヒアリングしたところ、急傾斜地ゆえに市でも緑地の維持管理が困難であり、この法案はありがたいというコメントをいただきました。 果たしてこの法案は、そうした水戸市のニーズに合うものになっているのかどうか、条文ベースでの議論を行ってまいりますので、ぜひ衆議院のインターネット中継かYouTubeでご覧ください。 www.shugiintv.go.jp
〇何度も国会で指摘してきたJR東日本のみどりの窓口の混雑や閉鎖の問題。GW中は切符が買えず、全車指定席の常磐線の特急で立ち席で乗らざるをえないことが何度かあった。 www.yomiuri.co.jp 【喜勢陽一社長は8日の定例記者会見で、「インターネットでの(切符の)購入が想定通りに進んでいない。これ以上の縮減はいったん見合わせる」と述べた】 この社長のコメントに、JR東日本の経営姿勢が表れている。「愚民どもの購入行動を変えさせようとしたができなかった」と、客を自分たちに都合よく動かせる支払機のようにしか思っていない。公共交通の担い手であるという自覚は薄れ、かつての国鉄時代以上に乗客サービスを軽視している。今や日本の鉄道のサービスのレベルは、かつての中国などの途上国並みに低下している。 この経営姿勢は、おそらく安全面にも表れているだろう。最近は、これまででは考えられなかった重大な事故が相次
〇いつもの写真でスミマセン。厚生労働委員会で、空襲被害者への特別給付金の交付に関する空襲議連の法案について、質疑いたしました。質疑の模様は、YouTubeでご覧ください。 www.youtube.com まず、これまで厚生労働省は自分たちの所管ではないと言い張っていましたが、空襲によって障害等を受けた方への特別給付金の交付は厚生労働省設置法上に定める任務の範囲内であり、この法案によって厚生労働省所管であることを定めれば、厚生労働省が対応することを確認しました。 国会でこのような答弁を得たのは初めてだと思います。武見厚生労働大臣も、法案がまとまれば厚生労働省として協力することを明確に答弁していただきました。このような答弁を得るまでに、四の五のごまかそうとする官僚答弁を一つ一つ潰していかなければなりません。ちょっとだけ前進させることができたのではないかと思います。 今国会で初めて厚生労働員会に
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