などです。 それでは、実際の使い方を見てみましょう。 私の環境(CentOS 7)を例に説明します。 環境が違っても似たり寄ったりだとは思いますが、上手くいかない場合はごめんなさい。 まずは基本的な使い方です。 chroot [ルートディレクトリ] と指定すると、ルートディレクトリが変わります。 chroot /usr を実行したところ「/usr」がルートディレクトリになりました。 この状態で ls を実行すると ls: Command not found. とメッセージが出てエラーになります。 理由は「ls」コマンドのファイルがあるのは、もともと /usr/bin/ls だったからです。 今は「chroot」の影響によって、ルートディレクトリが「/usr」配下に変わっています。 よって「ls」コマンドを実行したければ /bin/ls と指定してあげる必要があります。 少し余談も入りました
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