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ブックマーク / finalvent.hatenadiary.org (50)

  • ああ、これは労作 - finalventの日記

    ⇒「暴力装置」の起源と系譜 - 名無しさんの弁明 おつかれ様でした。 異論はないですよ。実は、ヴェーバーは「暴力の独占」は述べたけど、「暴力装置」という用語はこの文脈では使っていなかった。だから、「暴力装置」は厳密にはヴェーバーに由来する用語ではないです。 ただ、社会学の慣例としてヴェーバーの「暴力の独占」が「暴力装置」と理解されてきたので、では、そういうことで整合的に説明しましょうかということでした。 そして整合的に説明するとたぶん私の解になると思う。少なからぬ人が罵声を投げかけてきたけど、理詰めで考えてごらん、そうなるから。 とはいえ。 「暴力の独占」を前提に「暴力装置」をきちんと理解すると、暴力装置とは国家である、ただそれだけ、という帰結しかない、ということ。 ただどこかに、ヴェーバーの「暴力の独占」と、流布されている「暴力装置」を繋ぐリンクがあるはずで、調べていたけど、よくわからな

    ああ、これは労作 - finalventの日記
    fuldagap
    fuldagap 2010/11/22
    世代論にするなら語義に踏み込まない方がよかったんじゃあないかなあ/ちょっと社会学の違う方面からのアプローチをちゃんと調べてみるか
  • もうちょっとまともな反論があるのかと思ったら - finalventの日記

    - 追記 論点がわからない人がいるようなので最初に3行でまとめておきますよ。 finalvent: 自衛隊は暴力装置ではない(暴力装置は国家のみを指す用語だから)。 hokusyuさん: 自衛隊は暴力装置である。 排他的な命題なんでどっちかが正しく、どっちかが間違っている。お考えください。 - ⇒とあるアルファブロガーのSophisterei(詭弁)――あるいは正統的な暴力も暴力であることについて - 過ぎ去ろうとしない過去 なるほど、この定義によれば、国家権力は暴力装置である。では「暴力を発動するため」の「暴力」とは何だろうか?警察や軍隊だとすれば、「警察や軍隊を発動する」となり、意味が通らなくなる。 意味通るけど。警察とは警察暴力であり、軍は軍暴力。なにか疑問でも? むしろ、その後半の部分と比較してみればわかるが、軍隊や警察は、「諸機関」と並列されているのである。つまり、国家は暴力を発

    もうちょっとまともな反論があるのかと思ったら - finalventの日記
    fuldagap
    fuldagap 2010/11/20
    あわわ「警察や軍は機関(organ)」で話が終わるならハンチントンの学究としての前半生はなんやったんや/なんか国家と政府と文官官僚の定義から微妙にずれている気がしてならない
  • 昨日のあれみたいだけど - finalventの日記

    ⇒疑うことを疑い、反省することを反省する『社会学入門』 〜定義不能な「社会学」の役割って何?:日経ビジネスオンライン まあ、社会学に基礎がないというのはそうかもしれない。 米国的には方向性としては、パーソンズみたいな変なのもあるけど(しいて言えばだけどね)、数値で実証的にみたいな方向が好まれるし、ネットなんかでも、数値で統計というのが社会学と思われている。 まあ、ネットレベルの議論だと物事熟考しない人が多いので、白黒わかりやすいくらいでないとしかたないんだろうと思う。 が、実は、社会学というのを作ったのは、マックス・ヴェーバーなんですよ、というあたり、まあ、それもドグマでしょみたく言われるけど、なのでもうちょっと限定的にいうと、理解社会学ということね。 極論すると、理解社会学とはなにかがわかるということが社会学ということなのな。 いやもちろん、理解社会学なんか無視しても数値だけで社会学はで

    昨日のあれみたいだけど - finalventの日記
    fuldagap
    fuldagap 2010/06/23
    あー終風翁はこう書いてきて、でもシュッツはだめなんだ。面白いな。思わず「ルーマン」で翁の日記検索しちゃった。
  • 朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年8月18日(火)総選挙公示―「09年体制」の幕開けを - finalventの日記

    とくにどってことない社説なのでスルーでよいのだが、ネットでもそうだが、右派左派どっちも結局ナショナリズムのパターナリズムで、リバタリアニズムというのはないなと思う。正義と国家に魅了されてしまう人たちというのは、どうなんだろか。 そういえば民主党が日章旗を継ぎ合わせたというショーもない話で、「国旗を切り貼りして何が悪い」みたいな意見をネットで見たが、私の感覚としてはもちろんまったく悪くないと思うが、それを掲げる集会というのは、国家のシンボルに敬意を持たないという思想を表明した集会だということで、「国旗を切り貼りして何が悪い」ではなく、そういう集会も日国では許されるということにすぎない。そして民主党の支持者にそう考えている人がいるのだろうなと思うだけのことだ。日は自由である。国旗が象徴している日国家がその自由を許している。そうではない国家も多い。他国でこのように国旗の切り貼りを掲げる集会

    朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年8月18日(火)総選挙公示―「09年体制」の幕開けを - finalventの日記
    fuldagap
    fuldagap 2009/08/18
    「ネットでもそうだが、右派左派どっちも結局ナショナリズムのパターナリズムで、リバタリアニズムというのはないなと思う」終風氏の軸よな
  • 朝日社説 あの戦争の記憶―世代を超え、橋を架ける - finalventの日記

    驚かされる数字がある。被爆地にある長崎総合科学大学の平和文化研究所が、同大の学生を対象に行った昨年の調査で、「終戦の日」がいつかを正しく答えられたのは33.2%。15年ほど前は5〜6割台だった。 9月7日。朝日新聞の執筆子も答えられたかな。 「お国のために何でもやる。そんな教育に従って生きてしまった気がする」と、振り返った元兵長がいた。 「強盗、強姦(ごうかん)、殺人、放火……。軍命とはいえ、罪の気持ちはある。でも謝るすべを知りません」。工兵隊にいた人は声を絞りだした。 話の最後に「無我夢中でゲリラを突き刺した」と、打ち明けた人もいた。 予備校の先生は、中国で捕虜の任に充てられ、捕虜を放置していけと軍命が下ったが無視して必死に解放に尽力してひどい目にあった。さらに軍命に反したということで死地に飛ばされもした。よく生きていたもんだねと学生ながら思ったのだが、その他のエピソードを聞くに、中国

    朝日社説 あの戦争の記憶―世代を超え、橋を架ける - finalventの日記
    fuldagap
    fuldagap 2009/08/15
    沖縄守備隊の降伏調印日を「終戦の日」とする意味合いにおいてこそ、9月2日じゃなくて8月15日が「終戦の日」と言えるのかもしれないな、とも。硫黄島、マガダン。むつかしい。
  • あー - finalventの日記

    私は別段アンチ民主でもアンチ自民でもないのでそういうウヨサヨ・フレームからうんこ投げられても困りますがな的。 こういうの(二大政党の総選挙での立場)や、シングルイッシュー命の人は明確なもの。米国でもそう(中絶とか同性愛とかだけで決まるわかりやすい人々がいる)。 パンピーはお目玉商品に飛びつきます、しかたない。だから、政党はバラマキに走る。しかたない。 普通の知識人は、その人のポリティカルコンパスで決まります。 ほいで私はというと。 ⇒Political Compass - finalventの日記 私は、左派右派的(経済)には中立で、社会権力に対しては弱いリバタリアン傾向がある程度。 私は結果からするとリバタリアンに近いけど、リバタリアンと違うのは、国家は最小限がよいけど、それが人権と所有権の根拠になるという考えを持っている点です。(あと具体的な厚生・教育は地域の問題として捉えますよ。)

    あー - finalventの日記
    fuldagap
    fuldagap 2009/07/29
    氏は「国家を喪失すれば、人権とか所有権とか言ってもしかないじゃん」と言いながら、済州島とKorea、日本と沖縄と琉球などの話題の時に時々アナーキーな「夢」を語るから、一部の人には嫌な顔されるんだろうな、とか
  • 誇張もあるけどね - finalventの日記

    ⇒ちょっとアレなニュース 麻生って外交も内政も失政はなかったのに何で叩かれてたの? 120 名前: イワカガミダマシ(山梨県) 投稿日:2009/07/21(火) 11:01:49.734pGBgO6S 麻生の功績ってたったこれだけじゃん ・IMFにおける日の地位向上 ・日印安保共同宣言に署名(日米印の連携強化) ・尖閣諸島に安保条約適用 ・日韓首脳会談での「慰安婦謝罪要求放棄誓約」 ・日中遺棄化学兵器処理問題終結(60兆円を死守) ・朝鮮総連傘下団体の多数摘発 ・公務員OBの渡り禁止 ・大陸棚拡張を国連に申請(海底資源権益) ・公益法人から1076億円を国庫に返納 ・省庁の娯楽費廃止(557億円削減) ・障害福祉サービスへの報酬平均5.1%引き上げ ・改正不正競争防止法(産業スパイ取締) 163 名前: タニウズキ(北海道) 投稿日:2009/07/21(火) 11:06:45.70c

    誇張もあるけどね - finalventの日記
    fuldagap
    fuldagap 2009/07/23
    逆に、難局にあたって党内をまとめられない、というのは議院内閣制の政党政治家としては大きな瑕疵なんだなーと感じたり
  • モテたいと思ったことはないな - finalventの日記

    ブログを初めて、6年目。マジかよ。まあ、それはそれとして、この世界に入ってから、自分はもう40代後半で、絶対的に若くなくて、見える光景は、若い人たちで、で、そこに、いつの時代も変わらないな、「男おいどん」的な世界と、ああ、時代は確実に変わって、自分はきちんとある古い世代にカプセル化させられちゃったなというのがあって、後者でいうと、「モテたい」というのが、へぇぇぇだった。オレ、モテたいと思ったことはないな。 全然ないかと言えばそれも嘘だろうけど。また、モテたからというのでは全然ないが。 単純な話、自分が愛してない人から好意をもらってもそれに応えることはできないんだから、最初からタイプ宣言してコンパイラで弾いておけよ的な感じ。 で、話は終わりなのだが。 終わってよいのだが。 が、というのは、なぜ今の若い人たちはモテたいのだろうか?と考えて……よくわからない。 私の世代から上の世代で、「モテたい

    モテたいと思ったことはないな - finalventの日記
    fuldagap
    fuldagap 2009/06/28
    現代のモテたいは、たくさんの人から好意を寄せられたい、ではなくて、自分のコミュニケーション能力にたくさんのプライズを得たい、という面がでかかったりしないかナーとか
  • 大人毛ない話 - finalventの日記

    まいどの話。爺とか言われて、まあ外見もここでの文章もそうというか人がどう考えるのかはご勝手に以上はないが、実際に老いていく自分ものに閉じ込められている自分の少年みたいな意識はそれはそれで閉塞的な苦しさはある。 50歳の男にもなれば40歳女でも若いし、そう見えないこともないのだが、反面、20代の女ですら、どこかしら年上に見える心性もいまだにある。そして、どうもこれは一生克服することはなかったなというのは、女への怯えというものだ。恐怖と言ってもいいかもしれないが、微妙なものがある。 吉行淳之介はあれで生涯女が怖かった。これは「「 春夏秋冬 女は怖い―なんにもわるいことしないのに (光文社文庫)」」と洒落のめしている背景にあるもので、おそらく生物的な心性に支えられた女というもの、生物的な関与への恐怖のようなものだっただろう。講演をしていると彼はモテる男でもあり女がぞろっと集まるのだが、みんな自分

    fuldagap
    fuldagap 2009/06/28
    「母」恐怖的な中2病を慢性化させた感じだと思うけれども、それを処女厨といわれてしまうとまた別のつらさがあるかもなーとか
  • 朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年6月25日(木)沖縄戦の記憶―「声の礎」を刻み続けたいを - finalventの日記

    沖縄で修学旅行をガイドする「沖縄平和ネットワーク」は、かつての戦場を背景に、体験者の証言を映像と音声で残す取り組みを進める。 それはいいことなんだが、確か私の沖縄生活での記憶だが、以前もこうした取り組みはやっていて書き起こしされていない録音テープが大量に結局破棄されたことがあったような。ああ、もったいないなと痛切に思ったことがあるので記憶に残っている。その関連だったか、誰か関連の人に書き起こしくらすればいいのにときいたのだが、若い人はウチナーグチわからんからねみたいな回答もあった。非難して言うのではないが聴き取り側も昔のウチナーグチがよくわかってないのと、聴き取りの要領を得てないようだった。 連想で思い出すのだが、私自身がなんとなくおりに触れて沖縄戦のことを聞いたときの印象だがどうも公式な答えというのと、酒席での答えが違う。前者嘘というのではないが、後者は笑いのなかにどうしようもない悲惨が

    朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年6月25日(木)沖縄戦の記憶―「声の礎」を刻み続けたいを - finalventの日記
    fuldagap
    fuldagap 2009/06/25
    坂口安吾が書いていた、井戸端会議で「今日は空襲がないから暇ねえ」といってしまったおばさんのことを思い出した。もちろん空襲自体はそのおばさんにとっても「悲惨」であったのは間違いないけど。人の認知は面白い
  • 日経春秋 春秋(6/17) - finalventの日記

    伊藤博文は27歳、山県有朋が30歳、板垣退助も31歳、幕臣の榎武揚でさえ32歳。幕末明治に活躍した人々の維新のときの満年齢だ。夜明けを待たず、安政の大獄で非業の死を遂げた吉田松陰は享年29歳、橋左内はなんと25歳である。▼寿命の短い時代とはいえ、この国に近代をもたらしたのはこれほどに若い力だった。 私はそれはただの伝説かなと思うようになった。このあたりの歴史は、カネの動きから見直したほうがよいように思う。

    日経春秋 春秋(6/17) - finalventの日記
    fuldagap
    fuldagap 2009/06/17
    豪商に大社寺……
  • 朝日社説 安保理決議―強固な結束あってこそ : asahi.com(朝日新聞社) - finalventの日記

    3年前の決議は、二つの点で画期的だった。北朝鮮に対する初の決議であり、大量破壊兵器の開発につながる資金や物資の移動を止めるなどの制裁措置を加えたことだ。 だが残念ながら、制裁の履行は加盟国の判断に委ねられ、現実にはほとんど機能しなかった。 こうした違いは、先月の弾道ミサイルの発射実験をめぐって、安保理決議とするか、議長声明にとどめるか、という形でも表面化した。 だが今回、北朝鮮は核とミサイルで国際社会への脅しを強め、「核保有国」への野心を一段とあらわにした。いまこそ各国は違いを乗り越え、核放棄を厳しく迫らなければならない。 その点で、中国の重要性を改めて指摘したい。北朝鮮の核問題で地域の緊張がこれ以上高まるのは中国にとっても好ましくないだろうし、核不拡散や平和に対して大国としての責任があることも自覚すべきである。 決議が万能薬でないことは、中東和平やイラン問題を見れば明らかだ。だが、今ここ

    fuldagap
    fuldagap 2009/05/27
    延辺朝鮮族自治州と高句麗問題、みたいな/ま、しかし、一番多いであろう「どうにか体制に適応しているひと」の思いとかも考えると難しいな
  • 押下、筐体、輻輳って、昭和のIBMとNTTの技術用語だよ - finalventの日記

    ⇒押下、筐体、輻輳…って読める?漢字検定エンジニア版/Tech総研 押下、筐体、輻輳って、昭和のIBMとNTT技術用語だよ。というか、自動車産業とかさらに戦前も使っていた。今では使う必要はないよ。 追記 参考⇒読売社説 震度見直し 観測網の劣化も防がねば : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞) - finalventの日記

    押下、筐体、輻輳って、昭和のIBMとNTTの技術用語だよ - finalventの日記
    fuldagap
    fuldagap 2009/04/23
    「輻輳」は海上交通に関して頻出してて、混雑、ともちょっと違うので言い換えがききにくい気が。
  • こういう歴史もあるんですけどね - finalventの日記

    と、ウィキペディア⇒済州島四・三事件 - Wikipedia 済州島四・三事件(チェジュド(さいしゅうとう)よんさんじけん)は、1948年4月3日に現在の大韓民国南部、済州島で起こった人民遊撃隊の武装蜂起にともなうとされる虐殺事件。南朝鮮労働党が関わっているとされ、政府軍・警察による粛清と鎮圧によって、多くの島民が虐殺された。またこの事件は麗水順天の抗争の背景にもなった。 ちなみに日の独立は1951年。このあたり、どうも若い人と話していて、れれれ感があるけど、敗戦の45年から6年間日ってなかったんですよ。 流刑地だったことなどから朝鮮土から差別され、また貧しかった済州島民は、新天地を求めて日へ出稼ぎに行き、定住する者もいた。韓国併合後、日統治時代の初期に朝鮮から日に渡った20万人ほどの大半は済州島出身であったという。日の敗戦による朝鮮半島解放によってその3分の2程は帰国したが

    こういう歴史もあるんですけどね - finalventの日記
    fuldagap
    fuldagap 2009/04/22
    昨今、オスマントルコによるアルメニア人虐殺をトルコ共和国はどう位置づけるべきかトルコ国内で論争があるようですが、まあ、コソボ問題にスロベニアの道義的責任はあんのかとか考えると、Nationと覇権の間というか
  • 人の内面の問題でもあるから議論対象ではないけど、 - finalventの日記

    君にイスラム教徒の友だちがいて、その親族が亡くなったとき、「ご冥福をお祈りします」って言う? 他宗教の人には言わないけど、日人同士なら言う? そのときの「日人」って実は、宗教範疇にあるの気がつく? 僕は昭和のほうが長い人生だけど、昭和時代にはこんなに「ご冥福」なんて言わなかったと思う。ゼロではないにせよ。 昭和天皇崩御で「ご冥福」という人はいない。これは天皇についての表現ではないからというのもあるだろうけど、天寿に近い人にはあまり言わない。 言うのは、無念な死に対してその親族の心情を思うという含みがあるのだろうけど、その無念さへの関わり方が、時代とともに変わったのではないか。 死のもつ残酷さや無念といったものは、生きている人が担うべき部分がある。「ご冥福」として切り離せるものではなかったというか、昭和の時代には、そういう死への覚悟と共感があったと思う。 追記 ⇒野暮な突っ込み、素朴な疑

    人の内面の問題でもあるから議論対象ではないけど、 - finalventの日記
    fuldagap
    fuldagap 2009/04/08
    弔意の表明を求められる機会と、人が弔意を表明しているのを目にする機会が増えたということではないかなーとか
  • toroneiさん、それは本当に違うんだよ - finalventの日記

    はてなブックマーク - 毎日社説 社説:小沢民主代表 やはり世論は厳しかった - 毎日jp(毎日新聞) - finalventの日記 toronei 社会, 政治, news, media もう自分は小沢に期待していない、といいながら、ここまで擁護しているのも凄い。 2009/03/10 toroneiさん、それは当に違うんだよ。 小沢を擁護しているんじゃなくて、検察権力が恣意的に正義のツラをして市民社会に介入してくるのを市民はいわば性として批判しないといけないということ。それは市民の義務にも近いものなんですよ。 今回は、それがたまたま小沢だったし、小沢は、私がそう望むという意味ではないし、実際には不可能なんだけど、世論調査からみる動向では一国の総理になりうる人だった。それを検察権力が市民の手の届かないところで打ち落としてしまったということなんですよ。実際に総理ではないし、まあ、昭和

    toroneiさん、それは本当に違うんだよ - finalventの日記
    fuldagap
    fuldagap 2009/03/11
    官僚によるPronunciamentoをどう考えるか、と。
  • 朝日社説 麻生首相へ―改めて早期解散を求める : asahi.com(朝日新聞社):社説 - finalventの日記

    率直にいうとそして放言だけど、バカみたいと思った。麻生政権解散を言えば正しいようなツラができそうなありがちな偽善にもうんざりする。 政治を早く再生しなければならない。自公の与党が勝てば「ねじれ国会」は変わらないものの、直近の民意を支えに強力な政治を行うことができる。民主党が勝てば、ねじれは解消され、政治の歯車は回り出す。 自公が勝てば現状と同じかさらに混迷が深まる。民主党が勝てば「ねじれは解消され、政治の歯車は回り出す」ってどんな歯車が回るのか、教えてほしい。経済問題、外交・軍事問題、何も見えない。 早期解散を求めるのは当然だが、それだけでは足りない。自分たちの政権では、どんな政策を、どんな優先順位で、どう実現していくのか。内政、外交の両面で具体的なプログラムを明確に掲げてもらいたい。その作業を急ぐべきだ。それなしに、政権交代の主張に当の説得力は生まれない。 だから話が逆なのだ。民主党が

    朝日社説 麻生首相へ―改めて早期解散を求める : asahi.com(朝日新聞社):社説 - finalventの日記
    fuldagap
    fuldagap 2009/02/27
    民主党は変に独自色を出そうとせずに、「自民党政治を自民党よりうまくやる」が目標でいいような気がするんだよな。それでも定期的な政権交代があれば、行政と立法がもっといい緊張関係を持てるようになるだろうし
  • 村上春樹がほんとにすごいところは…… - finalventの日記

    ⇒アンチ春樹ストの私が村上春樹の凄さについて羅列してみるよ! - 国語の成績が悪い まあ、そういうのもあるけど。 村上春樹がほんとにすごいところは、韓国中国に多数の読者を得ているとこだよ。 欧米で読まれているというなら、まあ、いわゆる優れた文学なんだけど。 村上春樹は実はアジアを変えてしまったこと。 あとついでにいうと。 いわゆる村上春樹的なイメージというのは初期の作品のテンプレになりがちだけど、春樹文学がずしんとし始めるのは、クロニクルのノモンハン事件を扱うあたりかな。 オウム事件と阪神大震災という歴史の、無意識的な暴力性みたいなのから、日の近代史に潜む暴力性の源みたいのを探ろうとしはじめたところ。 この根はワンダーランドのヤミクロとかにもあるし、ダンスにも見られるのだけど。そういうなんというか、ニューヨーカー的ないわゆるきれいな文学的な技巧をすてて、むしろ第三の新人のような、日

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    fuldagap 2009/02/01
    「たぶん、春樹は小島信夫に近い」ここむつかしいな
  • 朝日社説 ガザの悲劇―いつまで放置するのだ : asahi.com(朝日新聞社):社説 - finalventの日記

    一般人が多数巻き添えになるこうした攻撃は、国際法が禁じる非戦闘地域や民間人への無差別攻撃ではないのか。虐殺と同然の非道さである。国連の存在意義さえ問われる事態だ。 まったくそのとおり。ダルフールもまた5年間も放置され、今ジンバブエなど国連の存在意義が問われる状態は継続している。 イスラエル、パレスチナ人勢力の双方に影響力を持つエジプトのムバラク大統領が停戦仲介に動き出したのは朗報だ。人道危機に対応するためとりあえず期間限定の即時停戦を呼びかけた。欧州諸国はこれを歓迎している むしろここまでエジプトが動かなかったチキンゲームに、おそらく質がある。表面的に見るとエジプトはイスラエルの関係を維持したいし、実際イスラエルとの間でその動きを縛る条約があったはず。ただ真相は、エジプト自体のガザへの実質的な閉鎖を見るとエジプトはハマスをおそらくやっかいな存在と見ているのではないか。イスラエルはむしろハ

    朝日社説 ガザの悲劇―いつまで放置するのだ : asahi.com(朝日新聞社):社説 - finalventの日記
    fuldagap
    fuldagap 2009/01/08
    そりゃま、エジプトとしては、ムバラクもいい歳だし、国内やら国内至近でジハード団的なものが広範に支持を得ないようにしぶとく立ち回りたいだろうなあ
  • ちょっこっと - finalventの日記

    私は「ポストモダニズム系リベラルの理論家」ではない。じゃ、なにかと言えば、戦後の日人です、凡庸に。なので、その凡庸さの度合いのリベラリストですよ、くらいなものかな。 で、「公共空間の言論は開かれている」というのは民主主義・自由主義のごく当たり前の前提だと思う。 で、そこと、「絶対的真実」というのの関連付けは、単にロジカルエラーだと思う。 「公共空間の言論は開かれている」というのは、我々という市民の友愛として政治主体が、どのようにその共同性の社会の合意を取り付けるかというための道具。 そして、「共同性の社会的合意」というのは、民主主義にあっては、「異論の併記」ということ。異論が間違っているではなく、当面は、合意や、原則、手続きから留保しておきましょう、というだけのこと。 象徴的にいえばジャネット・ランキンを大切にするいうこと。ジャネット・ランキンを否定してはいけないということ。これは、「絶

    fuldagap
    fuldagap 2008/12/03
    「異論の併記」が行われる時に、異論を合理的に処理する為に、異論の根拠の強度は計られるべきなんじゃないかな、とか。