「アジャイルメディア・ネットワーク」は、ブログやソーシャルメディアを軸に、企業のマーケティング活動をサポートしている企業だ。ブロガーを集めたイベント、あるいは「ソーシャルバナー」と呼ばれる独自のバナー広告などにより、設立からわずか2年で多くの企業の信頼を得ることに成功、急成長を遂げている。こうした中で「内部での責任分担の変更」に伴い、今年2月1日から徳力基彦氏が新社長に就任した。 徳力氏と言えば「tokuriki.com」において精力的にエントリーを執筆しており、また「アルファブロガー」という著書(共著)もあるなど、ブログが日本において流行し始めた頃からバリバリ活躍されている人というイメージがある。 ブログは今や珍しいものではない。ただ、普及したからといってその価値が失われたわけでもない。ブログをきっかけにして自分の仕事を形成してきた“ブロガー”徳力氏に、まずはブログについて話を聞いた。