俳優の窪塚洋介(35)が4日、遠藤周作原作の歴史小説「沈黙」をマーティン・スコセッシ監督(72)が映画化する「Silence(原題)」に出演することをツイッター上で明かした。窪塚にとっては初のハリウッド出演作となる。 窪塚は「告知」と題したツイッターで「数年に及ぶオーディションを勝ち抜きまして、ハリウッド映画に初出演となり、年初から台湾にいますた」とハリウッドデビューすることを報告した。 出演作は映画「タクシードライバー」「グッドフェローズ」などで知られる巨匠スコセッシ監督が長年構想を練ってきた「沈黙」の映画化作品で、今年1月から台湾で撮影がスタートしている。窪塚が演じるのは、主人公の若き宣教師の案内役を務め、やがて宣教師を裏切る日本人のキチジロー。作中で重要な役割を担う人物だけに「光栄にもキチジローという大役授かりまして、役者冥利に尽きまくる日々を過ごしてます」と喜びを語っている。