京の学生たちに愛された「出町のおっちゃん」が、再び厨房(ちゅうぼう)に立つ。京都市上京区にあった「餃子の王将」出町店で、食べるに事欠く学生たちを励まし続け、2020年10月に引退した井上定博さん(73)。新型コロナウイルス禍や物価の高騰で孤独や困窮に苦しむ人が増える中、「この年齢でようやるなと言われるけどな、家でのんびりしてる場合やないと思うねん」と、近くでギョーザの店を新たに開く。 【焼き芋、ラーメン…全国各地のおもしろ自動販売機】 かつて「飯代のない人は、食後の皿洗いでお腹(なか)いっぱい食べさせます」と張り出してあった店舗跡から約100メートル。地元の買い物客でにぎわう出町桝形(ますがた)商店街の一角に17日、「いのうえの餃子」と大書した看板が掲げられた。 カウンターのみで、椅子を七つも並べればいっぱいになる小さな店。京都大や同志社大、京都府立医大に近い。井上さんは22年11月、なじ
![皿洗いで満腹に 出町のおっちゃん、「助け愛」包んだギョーザ店再び(毎日新聞) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f5f7659471b1269400281572ad7f059c0f6d10b3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Famd-img%2F20230220-00000075-mai-000-4-view.jpg%3Fexp%3D10800)