最近、サッカー解説のニューウェイブとして民放各局を席巻するのが前園真聖さん・城彰二さん・小倉隆史さんの3人。 テレ東の前園、日テレの城、TBSの小倉と、今や彼らが順番に出てきてはテレビで解説する時代になりました。アトランタ五輪の熱狂を生で見た世代としては、「あれからもう10年か…」と切ない気持ちもわいてきますが、それもまた人生。3人とも紆余曲折があったものの、今ではこうして立派な解説者になっているのですから、幸せなことです。 そんな3人は日本代表・五輪代表などで数々の激闘を繰り広げたような気がしますが、意外に3人の競演というのは少ないのです。日本代表ではファルカン時代に前園さん・小倉さんの競演は達成したものの、城さんは惜しくも競演ならず。五輪代表では小倉さんが練習中の大怪我で離脱するなどすれ違い。同じクラブに3人が所属するなんてことはあるはずもなく、オールスターに3人同時に選ばれたこと