本項では、発売以来マスメディアから大きな注目を受け、大衆文化でも大きく取り上げられてきたテーブルトーク・ロールプレイングゲーム(TRPG)作品、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(D&D)に関する論争について述べる。同作は長年にわたってメディアから否定的な扱いを受けており、特に発売当初の1980年代初期には顕著だった。D&Dという言葉はTRPGというジャンルそのものの意味で誤用されることがあるため、D&Dに関する論争の一部は、実際にはTRPG一般もしくは文芸ジャンルとしてのファンタジーを対象としたものである。 D&Dというゲームの内容や、プレイヤーにどのような影響を与えるかに関する論争も多いが、同作を初めに刊行したTSR社の業務上の問題をめぐる論争もある。なお、同作の版権を現在所有しているのはウィザーズ・オブ・ザ・コースト社である。 宗教的な批判[編集] 『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(D&D)が