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ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (42)

  • 羽生結弦さんの離婚発表と「推しの幸せを素直に願う」ことの理想と現実 - いつか電池がきれるまで

    www.sponichi.co.jp 昨日(2023年11月17日)の夜、Yahooニュースのトップでこのことを知って、深夜にもかかわらず、「は?」と声が出てしまいました。 離婚……って、ついこのあいだ結婚したばかりなのでは……羽生善治さんの間違い?いや、将棋の羽生さんなら、個人的にはより一層せつないのだが…… いやほんと、マスコミもファンも、私生活は悪いことでもしていなければ放っておいてあげればいいのに、とオリンピックでは羽生さんを応援する、という程度の僕は思ったのですが、羽生結弦さんのファンの熱さはさまざまなところで見てきたので、こういうこともありえるよな、とは感じました。 誹謗中傷したり、つきまとったりする側は「自分は大勢の同じような人間のひとり」でしかないのだけれど、被害を受ける側からすれば、ひとりの人間に「お前を恨む」「命を奪う」なんて言われるだけで、もう不安で仕方がなくなってし

    羽生結弦さんの離婚発表と「推しの幸せを素直に願う」ことの理想と現実 - いつか電池がきれるまで
  • 裕木奈江さんは「われわれは、みんなバカだから」と言っているのだと思う。 - いつか電池がきれるまで

    ちなみに私は色々と30年間経験した後に、「現実社会で違法とされている事はエンタメでも基表現を制限・禁止するべき」と思っています。 自由な娯楽を嗜むには一定以上の知性が必要で、そうでない人には自制が難しく作品に影響され自分勝手で感情的な行動をとりやすくなってしまう。— 裕木奈江 🧅 NAE YUUKI (@nae_auth) 2022年4月19日 b.hatena.ne.jp 裕木奈江さんのTwitterでの発言が物議を醸しています。というか、炎上しています。 実際は、このツイートは連続したツイートのうちの一つであり、「日ではゾーニングがうまく機能していないこと」「それが『世界の(先進国の)基準』とかけ離れてしまっていて、他国から奇異の目で見られがちなこと」を前提にしたものではあるのです。 ツイートというのは、短くまとめなければいけないので、色々とこぼれ落ちてしまうものがあって、裕木さ

    裕木奈江さんは「われわれは、みんなバカだから」と言っているのだと思う。 - いつか電池がきれるまで
  • 博物館でのスケッチ問題と「出る杭が打たれるインターネット」について - いつか電池がきれるまで

    note.com これが『はてなブックマーク』のホットエントリに挙がっていて、まずタイトルをみて、「ああ、これは博物館が責められる流れなんだろうな」と思いながら読みました。 著者側は「模写禁止」になっていたというルールを認識しておらず、子どもが歴史的遺物やアートに興味を持ってくれていることを喜び、好奇心を伸ばそうとしていたのに、それが妨げられて残念に思っていることが伝わってきます。 僕も何度か海外の美術館に行ったことがあるのですが、作品を模写している子どもたちや美術学校の学生らしき人がけっこういて、みんなものすごく上手くて驚いたのと、こんなふうに世界的な名作を間近なところで模写できるというのはすごいな、と感心したのです。 ノルウェーのオスロ美術館では、ムンクの『叫び』が、ほとんどノーガードで展示されていて、写真も撮影できましたし。 ただ、だから海外は良くて日が悪いか、というと、そうも言い

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  • 「風俗嬢とカツオの刺し身の違い」について - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp b.hatena.ne.jp 冒頭のエントリを実際に読むと、「風俗嬢とカツオの刺し身の違い」というタイトルは端折りすぎで、「新型コロナウイルスの感染拡大にともなう不況で困っている人がサービスや商品を『大安売り』するのを『ラッキー!』と喜ぶという点では、岡村隆史さんの発言も『上質のカツオの刺し身が安く買える!』という記事をもてはやすのも同じようなものではないのか?」という問題提起なんですよ。 「論理的に」説明するのは難しいかもしれないけれど、僕の考えを書いてみます。 この二つの事例は、「他者が困窮した状況で、自分が利益を得られることに疑問を感じず、無邪気に喜ぶ」という点では、同じベクトルではないか、と思います(カツオのほうのエントリには、「私は漁業者を支援することを仕事にしており、カツオ一釣りの漁師さんたちともお付き合いがあるので、この状況だとかなり厳し

    「風俗嬢とカツオの刺し身の違い」について - いつか電池がきれるまで
    fusanosuke_n
    fusanosuke_n 2020/05/04
    コンゴのコバルト鉱山労働者の搾取で成り立つリチウムイオン電池を使っている俺は人殺しの顔をするべき。
  • 「若者のパソコン離れ」について - いつか電池がきれるまで

    ちょっと衝撃的な話を聞いた。マジで? PC持ってない(自宅にwi-fiなし)若年層が急増 ↓ スマホテザリングを使ってSwitchなど据置機を遊ぶ人が想像以上にいる ↓ "ギガが減る"のでゲームはDL版よりソフト版のほうが需要が高まってきた & 月末は通信制限で露骨に接続数が減る— tetsu (@metatetsu) November 17, 2019 このtweetが話題になっていました。 そうか、今はそんなことになっているのか……と半ば驚くのと同時に、先日読んだ池上彰さんと半藤一利さんの対談のなかに、こんな話があったので、「今はそういう時代なんだろうな」とも思ったのです。 fujipon.hatenadiary.com それは、こういう話でした。 池上:半藤さん、いまパソコンが売れなくなったこと、ご存じですか? 半藤:えっ、売れなくなっているんですか。 池上:はい。みんなパソコンの

    「若者のパソコン離れ」について - いつか電池がきれるまで
    fusanosuke_n
    fusanosuke_n 2019/11/21
    就職して必要になってからパソコン操作覚えたら良いんだよ。
  • BTS(防弾少年団)の事務所の「謝罪力」と「原爆のことなんて、もう昔の話」という若者たちの現実について - いつか電池がきれるまで

    www.nikkansports.com この記事を読むと、BTSのこれって、たしかに「言及」はしているけれど、少なくとも「謝罪」や「説明」じゃないよな……と感じました。 ファン相手なら、このくらいで良いのかもしれないけれど、現状を鑑みるに、こんな他人事みたいな言及しかしないのであれば、スルーしたほうが、まだマシだったのでは……というところで、BTSの事務所から、「謝罪文」が発表されました。 www.asahi.com bts-official.jp www.buzzfeed.com 僕の感覚としては、人たちが一言も直接謝罪や説明することのないまま、事務所側から「そういう意図ではなかったし、多忙なスケジュールのなか、がんばっているアーティストの誤解を招くような行為をチェックできていなかった事務所の管理不行き届きであり、われわれの責任です。傷つけた人たちには謝罪します」で幕引きがはかられる

    BTS(防弾少年団)の事務所の「謝罪力」と「原爆のことなんて、もう昔の話」という若者たちの現実について - いつか電池がきれるまで
  • 「はてなブックマーク」廃止論 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp 僕もネットでの「いじめ」「いじり」にまったく無縁ではないし、お前は偽善者だと言われれば、そうですね、としか言いようがない。 僕自身は、とりあえず、自分の身に降りかかった火の粉は払おうとしてきたし、できれば、あまりうまく生きられない人に、ネットを通じて1ミリでも役に立てれば、と思っていた。そしてその一方で、自分が楽しいと思うことを発信して、誰かに「俺もそれ好き!」って言ってほしかった。 hagexさんの事件について、『はてな』の責任を問う声もあがっていて、『はてな』への認証のしかたを変えた方が良いのではないか、というのも読みました。 僕がいま考えているのは、『はてなブックマーク』という機能をもう止めても良いのではないか、ということなのです。 僕自身も利用しているサービスだし、ブックマーク機能の恩恵も長年受けてきています。 はてなブックマークは、バッシングの

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  • 「私はお金を使ってくれない人はファンとは呼ばないと思う」という言葉は、はあちゅうさんのファンを傷つけない。 - いつか電池がきれるまで

    私はお金を使ってくれない人はファンとは呼ばないと思う。クリエイターが活動を続けるためにはお金が絶対に必要なので、お金を使って才能を伸ばすことに貢献してくれる人がファンだと思う。を「くれるなら読みます!」イベントを「タダなら行きます!」とか言われるの腹立つ。それはファンじゃない。— はあちゅう (@ha_chu) February 4, 2018 www.goodbyebluethursday.com 大事なことなので、いちばん最初に書いておく。 僕は、はあちゅうさんのことが嫌いだ、大嫌いだ。 なぜ嫌いなのか、と問われれば、理由をいくつも挙げることは可能なのだが、たぶんそれは「生理的に嫌い」が最初にあって、そのあと、「嫌いな理由」を後付けしているだけなのだと思う。 人というのは、好きな相手であればその言動を好意的に解釈するし、嫌いな相手であれば、悪く受け取ってしまう生き物だ。 そういう前提

    「私はお金を使ってくれない人はファンとは呼ばないと思う」という言葉は、はあちゅうさんのファンを傷つけない。 - いつか電池がきれるまで
    fusanosuke_n
    fusanosuke_n 2018/02/07
    村上春樹を図書館で借りてしか読んでなくてもファン、尾田栄一郎を漫画喫茶でしか読んでなくてもファン。クルマでやってきて撮影だけして帰っても鉄道ファン。客ではないけど。
  • 落語と「ポリティカル・コレクトネス」との葛藤 - いつか電池がきれるまで

    落語をときどき聴きにいくようになりました。 20代くらいの頃は、漫才やコントはさておき、落語には、まったく興味がわかなくて、時間は長いし、背景はわからないし、この時代に落語を聴くなんていうのは「古典芸能に理解があることをアピールしようとしている腐れインテリ」みたいだな、と思っていたんですよ。 でも、40代も半ばになって、あらためてこの世界に触れてみると、落語というのは噺の内容そのものだけでなく、演者の個性というか、「どう客に聞かせるか」を楽しむものなのだな、ということがわかってきました。 率直に言うと、昔の落語の「ネタ」って、いま聴いても、そんなに面白くはないと思うんですよ。 少なくとも、それが作られた時代にリアルタイムで聞いていた人たちと同じ感覚では、楽しめない。 でも、その「そんな現代的ではないネタを、面白く聴かせる落語家の話術」は、当にすごい。 まあ、こんなことを書きながら、僕自身

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  • いま、「ニュース」と呼ばれているものの正体について - いつか電池がきれるまで

    www.hochi.co.jp www.hochi.co.jp 週刊文春記者「小室哲哉の引退は意ではない結果になった、残念」「ただ小室哲哉が不倫している事については絶対の自信があります」週刊文春の公式ツイッター炎上:ハムスター速報 今回は『文春砲』のほうが炎上しているらしいのですが、僕は正直、「なぜ、ベッキーさんや山尾志桜里さんは叩かれて、小室さんは擁護されるのか?」と疑問ではあるんですよね。 「介護は当に大変で、精神的な支えは必要」というのはわかるけれど、『週刊文春』の記事が捏造でなければ、少なくとも「不倫だと誤解されても仕方がない状況」があったわけだし、ベッキーさんや山尾さんは、相手の男性もその配偶者も責任能力のある大人であり、婚姻関係がこじれても、生きていける人でした。大人としての判断能力を失ってしまったパートナーであれば、免罪されるっていうのは、むしろ逆じゃないのかなあ。つらい

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  • 「キラキラネームをつけてしまう親」は、どんな人たちなのか? - いつか電池がきれるまで

    www.daily.co.jp 「キラキラネーム」については、周期的に話題になるような感じがします。 この林先生の話についても、「わかる」という言う人がいれば、「一塾講師の経験談でしかないので、統計学的に優位なのかどうかは不明で、真に受けるべきではない」と主張する人もいるんですよね。 ちなみに、「キラキラネーム(またの名を『DQN(ドキュン)ネーム)」とは、「一般的には名前に使われないような言葉やマンガなどのキャラクター名を子どもにつけたもの」や「無理がある当て字などを用いていて、初見では読めない名前」のことです(ただし、明確な定義があるわけではありません)。 林先生は、以前にも、著書のなかで、「キラキラネーム」について、こんな話をされていました。 (『いつやるか? 今でしょ!』(林修著/宝島社:2012年)より) ずいぶん前に、高校の先生と現代文の指導について話していたときのことです。生

  • 牛乳石鹸のCMに対するいろんな意見を読んでいると、なんだか落ち込む。 - いつか電池がきれるまで

    ネットにちょっと、疲れている。 というか、疲れるようなところに、自分で近づいているのも間違いないのだが。 地雷原と看板に書いてあるのに自分から踏み込んでいって、「なんでこんなところに地雷が埋まってるんだ!」と怒っているヤツは馬鹿だよね。 牛乳石鹸のCMに対するいろんな意見を読んでいると、なんだか落ち込む。 このCMをみても牛乳石鹸への購買意欲はそそられないだろうけど、ああいう定番ブランドって、こういう形でも、名前をときどき思い出してもらうだけで十分なのかな、という気もする。 僕はあのお父さんのダメなところを頭では理解できるつもりだけれど、これまでの人生で、ああいうことをやっていなかったか、と問われると、全く自信がない、というか、思い当たる節がたくさんある。 仕事が終わったあと、部下をフォローするための飲み会の席で、家族からの電話を取らないお父さんが批判されているけれど、あれをみていて、「あ

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  • 『バニラ・エア』の件で、netgeekの記事に「釣られてしまった」人たちへ - いつか電池がきれるまで

    netgeek.biz これがホットエントリにあがっていて、やれやれ、と思いつつ、ブックマークコメントをみて驚きました。 b.hatena.ne.jp みんな、あまりにも釣られすぎ…… ブックマークコメントも、途中からは「揺り戻し」のように、「こういう煽りに乗せられちゃ危ない」と指摘する人が多くなってきているのですが、この『netgeek』のエントリは、あまりにも書いている人の木島さんへの悪感情が目立っているのです。 abematimes.com 同じ番組をまとめたこのサイトと読み比べてみてください。 (ちなみに、こちらは件の番組を放映したAbemaTVの関連サイト。当は、番組をちゃんと全部観るべきなのですが) だいぶ印象が違いますよね。 同じ材料で、こんなにできる料理は異なる。 冒頭のnetgeekの記事には、書いている人の「木島さんへの嫌悪感」が込められています。 小松靖アナ「木島さ

    『バニラ・エア』の件で、netgeekの記事に「釣られてしまった」人たちへ - いつか電池がきれるまで
  • 「レンタルDVDで、一本の映画を何日かに分けて少しずつ観る」のは「おかしい」ですか? - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp これと似たようなことを僕もやっているなあ、と思いながら読みました。 僕の場合は、2時間の映画のDVDだったら、1日1時間で2日間に分けて、ということが多いです。ただ、それ以上細かく「分ける」ことは無いかな。 正直、平日の夜に2時間映画を観る時間を確保するのは難しい。 いろんなことがひとまず片づいて、寝る前に何か、とは思うのですが、映画を最初から最後まで観るというのは、けっこうハードルが高いんですよね。 「半分だけ」のつもりで、続きが気になって最後まで観てしまうことも、もちろんあるんですけど。 映画館に行くのは、「映画館に行くと、映画を2時間集中して観るしかない環境にいることができるから」でもあるんですよね。 家でDVDを観ていると、途中でなんらかの用事ができたり、スマホを確認したりしてしまいます。 逆に「半分ずつ観ればいいや」と思えるようになってから、家

    「レンタルDVDで、一本の映画を何日かに分けて少しずつ観る」のは「おかしい」ですか? - いつか電池がきれるまで
    fusanosuke_n
    fusanosuke_n 2017/05/23
    移動中にスマフォとかで細切れに見るのも普通だと思ってた。
  • 「正義の味方」という言葉の由来について - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp この『はてな匿名ダイアリー』をみて、僕も以前、なぜ「正義」ではなくて、「正義の味方」なのだろうか?と、疑問になったことを思い出したのです。 実は「正義の味方」という表現は、ずっと昔からあったわけではなくて、太平洋戦争が終わってしばらく経った1958年に放送がはじまった『月光仮面』で使われ始めたのです。 fujipon.hatenadiary.com 『クイック・ジャパン』創刊当初の名物企画から生まれたインタビュー集『篦棒(ベラボー)な人々』のなかで、『月光仮面』の原作者であり、「正義の味方」という表現をつくった川内康範さんが、こんな話をされています。 川内康範:月光仮面は月光菩薩に由来しているんだけど、月光菩薩は来、脇仏なんだよね。脇役で人を助ける。月光仮面もけっして主役じゃない。裏方なんだな。だから「正義の味方」なんだよ。けっして正義そのものではない

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  • 某中年男性、BSプレミアム『ベスト・アニメ100』の結果に困惑す。 - いつか電池がきれるまで

    昨日、5月3日、NHKプレミアムで、こんな番組が放送されていました。 www.nhk.or.jp この結果をみて、僕は正直「これが、いまの『ベストアニメ』なのか……」と思った、というか、驚いたというのが率直な感想です。 念のため、投票方法も御紹介しておきますね。 誰を対象に、どんな集計をしているかで、こういうのは大きく結果が左右されると思うので。 「ベスト・アニメ100」は、2017年に日でアニメが初めて公開されてから100周年を迎えることを記念したNHKの企画「ニッポンアニメ100」の一環として実施。特設サイトで1910~2010年代の作品の中から一日3作品(同一作品は無効)投票できる。 正直、このベスト10に選ばれているアニメ作品、僕は1も観てません。 勉強不足で申し訳ない。でも、勉強するために観るようなものじゃないしなあ。 だから、「なんでこんな新しい作品ばっかりなんだよ!」とか

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    fusanosuke_n
    fusanosuke_n 2017/05/04
    >正直、このベスト10に選ばれているアニメ作品、僕は1本も観てません。 流石に口出しする資格ないと思うw
  • 『ヒカキン密着24時』を観て、「セルフブラック労働」について考えた。 - いつか電池がきれるまで

    kabumatome.doorblog.jp (たぶん)日でいちばん有名なYouTuberのHIKAKINさん。 そのHIKAKINさんの24時間に密着(と言っても、撮影・編集も人)した動画が公開されていました。 ヒカキン密着24時 〜YouTuberの裏側〜 僕自身はHIKAKINさんの動画は全部観る、というほどのマニアではないのですが、あれだけたくさんの動画を撮影し、編集して公開すると、こういう生活になるのか……とあらためて思い知らされます。 普段はここまでハードじゃないと思いたいけれど、部屋の様子や動画の撮影・編集に必要な時間などを考えると、「通常営業」もそんなに変わらないような気がします。 ひとりだけの部屋で顔芸やって、自分でそれを編集しているシーン、なんだか鬼気迫るものがあるな。 「ちょっと仮眠して……」っていうシーンが何度か出てきますが、この動画を観たかぎりでは、HIKAK

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  • 「アンタッチャブルな正しさ」で、誰かを徹底的に追い詰めるということ - いつか電池がきれるまで

    nomuch.hatenablog.com b.hatena.ne.jp これは、能町さんの「逆鱗」に触れることだったのだろうな、と思いながら読みました。 僕は能町さんが言っていることが正しいと思うし、北条かやさんという人は、文章を商売にしているのに、あまりにも配慮も覚悟も足りない、と感じています。 これを読んでいて、以前、インターネットで僕のことを批判してきた人たちがいたことを思い出しました。 いや、批判はしょうがないんだけど(まっとうな批判の範疇であれば、いちいち反応もしないことがほとんどです)、人格攻撃や家族にまで言及した誹謗中傷や、「どこそこであの人の悪口を言っていた」とか、根も葉もない嘘まで書かれていたのです。 第三者として読むと、「こんなのどっちが正しいかなんて自明の理なんだから、相手にしないほうがいいんだよ、スルー推奨!」って気分になるのだけれど、当事者としては、「黙っていて

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  • 「侍ジャパン」が苦手だ。 - いつか電池がきれるまで

    www.japan-baseball.jp ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が盛り上がってきていて、僕も「身近な人がどこのチームのファンだか確認せずに応援できる日本代表」って、応援しやすくてラクだよなあ、なんて思いながら観戦しております。 でも、こういう大会のたびに、僕はちょっと引っかかってしまうところがあるんですよ。 それは、チームの「愛称」のこと。 今回は、野球の男子日本代表チームは「侍ジャパン」という愛称で呼ばれているわけですが、まあ、なんというか、「今の日に侍なんていないだろ、外国人に『日といえばフジヤマ、ゲイシャ』って言われたらムカつくのに、なんで『サムライ』はOKなんだ?」とか思ってしまうのです。 そもそも、大部分の日人(そして、代表チームの選手たち)の祖先は「侍」じゃなかったはずだし、侍がえらい、すごいというのは身分制度を肯定していることになるのでは。 多く

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    fusanosuke_n
    fusanosuke_n 2017/03/17
    今回はサムライの子孫が多いからじゃないの?
  • 清水富美加さんの電撃引退と「電通過労死事件」 - いつか電池がきれるまで

    nlab.itmedia.co.jp headlines.yahoo.co.jp headlines.yahoo.co.jp まあなんというか、芥川龍之介の『藪の中』みたいなもので、登場人物それぞれの立場からの「真実」みたいなものがあって、結局のところ、外野からはなんとも言いようがない話ではありますね。 この芸能事務所の「月5万円」というのが事実であれば、ひどいな、とは思うのだけれど、それも「将来、人気が出たら、大金を手にできる」という前提ならば、「この業界は、こういうもの」なのかもしれないし。 水着の仕事はイヤ、とか、人肉をべる役はイヤ、とか、変態仮面に股間をおしつけられるのはイヤ(これは言ってないけど)、とかいうのは、わかるんだけど、世の中には、激安のギャラで「自撮り」をしてアピールしているグラビアアイドルもいれば、こういう「人倫に反するような役」こそ、役者としての見せ場だと考えて、

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