タグ

トッドに関するfutenrojinのブックマーク (3)

  • エリック・ゼムールが断定「エマニュエル・トッドはジキル博士とハイド氏だ」 | 世界の多様性を描きつつ普遍主義を支持するふたりのトッド

    トッド:エリック・ゼムールと私の思考に通底するところがあるのは承知しています。経済の仕組みといった話は二義的でしかないこともお互いわかっていますからね。 バカなENA(エナ、フランス国立行政学院の通称。高級官僚の養成機関だったが、マクロン大統領が2018年に廃止を宣言)出身者たちに立ち向かうところも共通しています。彼らの頭の中はヨーロッパ統一の理念だけで、フランスなどもはや存在しないと考えているかのようなところすらあります。 私たちが正面からぶつかる論点もあります。現状の認識が同じでも、そこから導き出す結論に極端な隔たりがあるのです。 私はゼムールと違って、諸民族が闘い合うといった劇的なビジョンは持っていません。世界が多様だと分析することは必ずしも暴力につながるわけではないのです。むしろ世界がひとつになったと言うような人ほど紛争の種を蒔いていると考えています。 トッドは「ジキル博士とハイド

    エリック・ゼムールが断定「エマニュエル・トッドはジキル博士とハイド氏だ」 | 世界の多様性を描きつつ普遍主義を支持するふたりのトッド
    futenrojin
    futenrojin 2021/11/26
    『ジキル博士とハイド氏』もそうだが『宝島』『さらわれたデービッド』でのRLスティーヴンスの創造の着眼点は抜群だ。民衆の想像力に与えた影響は『ロビンソン・クルーソー』のダニエル・デフォーに匹敵する。
  • フランスの「アイデンティティ」をめぐり極右エリック・ゼムールがエマニュエル・トッドと激論 | 「フランスという平等の風土にイスラムが溶け込めるとは言えない」とゼムール

    トッド:移民と移民受け入れ側の社会の家族システムの違いに着目したのは私の『移民の運命』が嚆矢でした。どうして移民の受け入れが大変になるのか、その根原因を明らかにしたのです。 ただ、1992年の時点では、フランスにおけるアルジェリア系の女性の民族混交婚の率が25%だったのに対し、ドイツではトルコ系の移民の民族混交婚は2%以下でした。そのときのフランスは移民を同化できていたわけです。 ところが、その後、単一通貨ユーロの導入のせいで経済が行き詰まり、社会移動の速度が遅くなりました。フランスの社会はいま行き詰まっています。失業率が10%で高止まりする構造になってしまっています。 私はエルヴェ・ル・ブラーズとの共著『不均衡という病』で、移民の同化がうまくいかなくなっており、フランスにおける民族混交婚の率が、よその国よりも高いにせよ、低迷していることを指摘しました。 とくにマグレブ系が暮らす地域が地

    フランスの「アイデンティティ」をめぐり極右エリック・ゼムールがエマニュエル・トッドと激論 | 「フランスという平等の風土にイスラムが溶け込めるとは言えない」とゼムール
    futenrojin
    futenrojin 2021/11/25
    エマニュエル・トッドは昔から「国民戦線」を分析するのが苦手だった気がしなくもないが、それは小生の思い違いだろう。
  • 「フランスのトランプ」極右のエリック・ゼムールがフランス随一の知性エマニュエル・トッドと激論 | フランス大統領選の有力候補として世論調査で目下2位

    エリック・ゼムールとエマニュエル・トッド。どちらも出版の世界で成功を手にし、激しい論争を引き起こしたり、白熱するテレビの討論番組も経験したりしてきた。 フランスを代表する知識人の論客であり、同時に物議をかもす存在であるところも共通する。EU建設への批判では同じ立場だったふたりだが、イスラム教やアイデンティティの問題に関しては対立する。 ふたりが対談したのは、トッドの『我々はどこからきて、今どこにいるのか?』(2017年刊、邦訳は文藝春秋より刊行予定)という人類史をたどる壮大な著作の刊行が機だった。 両者の意見は、「エリートの裏切り」と「フランスの分断」については一致する。だが、トッドがフランスの分断の原因を経済主権の喪失にあると論じるのに対し、ゼムールは移民による人口構造の激変が原因だと語る。 このふたりの活発で実り多い前代未聞の討論が「フィガロ」の紙面で繰り広げられた──。 中国フェミ

    「フランスのトランプ」極右のエリック・ゼムールがフランス随一の知性エマニュエル・トッドと激論 | フランス大統領選の有力候補として世論調査で目下2位
    futenrojin
    futenrojin 2021/11/25
    ゼムールは相手の懐に飛び込むのも駆け引きも巧みなところがある。ミシェル・オンフレとの対談を拝見してそう感じた。それにしても今回のフランス大統領選、左派政党の存在感が皆無に等しい。
  • 1