11分間の動画に映る蛮行 ウクライナ政府によると、親ロシア勢力がウクライナ兵の生殖器を切断しているとみられる映像がネットで出回っており、捜査に乗り出しているという。 おぞましい動画がいくつも投稿されているのは、テレグラムの親ロシア派のチャンネルだ。男の一団が、ウクライナ軍の戦闘服を着た戦争捕虜を去勢したり、処刑したりしている様子が映っている。その男たちの1人には、親ロシアの象徴である「Z」マークが見てとれる。
病気は恥ずかしいものである プーチンは、強くて、スポーツマンで、健康という「マッチョなリーダー」のイメージを選んだ。公的なレトリックにおける「強い者と弱い者」という対置は、肉体的な健康と精神的な健康双方に関係する。 したがって、このプロパガンダはプーチンの政治的な対抗者たちを「弱い者」として見せてきただけでなく、露骨に障害者差別的でもあった。多くの場合、でっちあげにすぎない病気の症状を取りあげては、野党の面々を嘲笑してきたのである。ロシアの人々には「病気は恥ずかしい」という明確なメッセージが伝えられてきたわけだ。 たとえば、2004年にロシアの政府系メディアは、当時のウクライナ大統領だったヴィクトル・ユシチェンコがハンセン病を患っているようだという噂を流布した。これは、彼が何者かによってダイオキシンを盛られ、顔が痘痕だらけになった後のことだ。 2008年には、ジョージアのミヘイル・サアカシ
──政治の世界では、いまも「精悍な男らしい人」が好まれる傾向が残っているとご指摘されています。プーチンは上半身裸で釣りや狩りをし、ウエイトトレーニングに励む自分の姿を見せて「精悍な男らしさ」を演出していますが、あそこまで行くと滑稽ではないのでしょうか。 プーチンの体を男らしく見せる写真が何枚も出回りましたよね。上半身裸での釣りや狩りもそうですが、氷のように冷たい水のなかで泳ぐ姿もありました。柔道黒帯のプーチンが畳で対戦相手を投げとばす写真もありました。 こうした写真を見ると、政治を心のなかで思い描くとき、勇猛な男らしさのイメージと権威が直結する人もいるのだとわかります。もっともここまで精悍な男らしさを増幅するのは、西洋ではあまり見かけないロシア的なものではありますけれどもね。 フランスのマクロン大統領がこの種の写真を撮らせる場面は想像できません。フランスのエリートは、どちらかというと教養の
「強い男」のイメージで知られる権力者たちのトイレを覗いてみたら、人々には知られたくなかったであろう彼らの側面が見えてきた──。英誌「1843マガジン」が、皮肉たっぷりに権力者とトイレの奇妙なエピソードを紹介する。 プーチンの超高級トイレブラシ 周知のように、ウラジミール・プーチンは自身について、こんなふうに考えて欲しいと思っている。 「半裸でカーキ色の戦闘ズボンを履き、熊と格闘すべくウラル山脈へと馬を走らせる、永遠の大統領」と。 しかし、毒殺しそこねたアレクセイ・ナワリヌイによって、プーチンはロシア国民が想像する別のイメージへと引きずり落とされた。そのイメージとは、足首までズボンをおろして便器の中に糞便を垂れ、「850ドルのトイレブラシ」という戯画的な堕落のシンボルを脇に控えさせたプーチンのことだ。 プーチンの宮殿について暴露するナワリヌイ。プーチン本人は、これが自身のものであることを否定
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