飲酒・パーティー三昧のハッスル・カルチャーの終焉 フランスのある男性が「ノリ」が悪いことを理由に「不当に解雇された」として、勤めていた会社を訴えていた裁判の判決がついに出た。 裁判所の文書によれば、同氏は、社内のセミナーやパーティー、週末の社交イベントへの参加を拒否し続けたことで、4年間勤めていたコンサルティング会社から解雇された。 パリを拠点とする同社は、「楽しく(fun)」そして「プロフェッショナル(pro)」に働くことをモットーにしていたと、各紙が報じている。 そんな仕事のパフォーマンスだけでなく、社員同士の交流にも重きを置いていた同社に、彼は2011年シニア・コンサルタントとして採用され、2014年に取締役に昇進。しかし、「プロフェッショナルとして働く能力がない」との理由で2015年に解雇された。