銅価格の高騰が止まらない。銅不足のリスクをはじめ、今後の銅市場を理解するための4つの質問に、世界で2番目の銅取引量を誇る大手資源商社「トラフィギュラ」のエコノミスト、グレアム・トレインが答える──。
ロシアのプーチン大統領が移動に使う極秘列車を追いかけ続けた鉄道オタクがいる。彼は純粋な鉄道愛からその珍しい列車を撮影して楽しんでいたが、写真をネットに投稿したときに悲劇は始まった──。 不気味な「幽霊列車」 筋金入りの「鉄道オタク」であるミハイル・コロトコフ(31)は、ロシアの鉄道を走る珍しい列車のとりこになった。それはまるで内気な珍獣をストーキングするかのような執着ぶりだった。 その列車とは、ウラジーミル・プーチン大統領が極秘で利用する特別装甲仕様の列車だ。流線形で赤とグレーの塗装が施され、複数の箱型機関車にけん引されることが多い。コロトコフはそれを何年もかけて追跡し、写真に収めた。 そして2018年、コロトコフはプーチンの極秘列車の写真を初めてネットに投稿した鉄道オタクになった。「普通の人間はこんな列車に乗らない」とコメントを付けている。 この特別列車を見つけて撮影することは、恐ろしく
ベラルーシ鉄道破壊工作員 ロシア軍が最初にベラルーシ国境を越えてウクライナに流れ込んだとき、彼らは首都キーウ(キエフ)への電撃攻撃を想定して、この地域の広範な鉄道網に物資供給と増援を頼るつもりだった。 だが事はそう簡単には運ばなかった。ロシア軍はベラルーシの「鉄道破壊工作員」の存在を考慮していなかったのだ。 2月の侵攻当初から、鉄道員、ハッカー、元治安部隊で構成される秘密組織が、ロシアとウクライナを結ぶベラルーシの鉄道網を麻痺させ、ロシアの補給線に大打撃を与えていた。 この攻撃はベラルーシの外ではほとんど注目されていない。というのも、ロシアのキーウ陥落を阻止したのは、ウクライナ軍の激しい抵抗と準備不足だったロシア軍の戦略ミスだと分析されているためだ。 しかしロシアを屈辱的な撤退に追い込んだ理由はそれだけではない。ベラルーシ鉄道の破壊工作員たちもロシア軍の補給線の混乱に拍車をかける役割を果た
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