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安楽死と死に関するfutenrojinのブックマーク (3)

  • 「人は苦しんで死ぬ必要はない」なら安楽死だらけになる? | デス・オンデマンド──手軽すぎる安楽死?(3)

    「オランダ自発的人生終焉協会」 「オランダ自発的人生終焉協会」は、前出の「生命の終結クリニック協会」の親団体だ。その会員数は17万人。オランダのどの政党よりも大きい。オランダ各地で公開イベントを実施しており、同国最強の利益団体のひとつと言って間違いない。 この日のシンポジウムの演題は、精神科医が精神病患者を安楽死させたがらない傾向についてだった。 端的に言ってしまえば、エルコやアウレリアのような精神病の患者がいまより簡単に安楽死できるように現状を打開していこうと呼びかけるシンポジウムだ。 シンポジウムが開かれたホールは、オランダ中部のドリーベルゲンの郊外に位置し、高い針葉樹や養蜂箱に囲まれていた。ホールに入ると、カレー風味のパンプキンスープが入ったコップを手渡された。 私が到着したときには「精神病の患者の要請に応じて人生を終結させる際の指針」というセッションが終わろうとするところだった。

    「人は苦しんで死ぬ必要はない」なら安楽死だらけになる? | デス・オンデマンド──手軽すぎる安楽死?(3)
  • 安楽死──それは希望か、絶望か | 「死ぬ権利」を問う

    近年、自殺補助を法制化する国が増えてきており「死」を取り巻く状況に変化が現れはじめた。その一方で、こうした動きを懸念し、強く反対する声もあがる。 特集では、死を望む患者のルポから医師の告白、反対派の主張、そして安楽死を取り巻く現状の解説まで掲載し、多角的な視点から今一度「死」について考えてみたい。 私たちに「生きる権利」があるならば、それと同様に「死ぬ権利」もあるのだろうか?

    安楽死──それは希望か、絶望か | 「死ぬ権利」を問う
    futenrojin
    futenrojin 2021/09/08
    この特集に入っている記事はどれも重いが、読む価値があった。ウエルベックの安楽死反対論は、数ヵ月前に話題になっていた気がする。先進国オランダの事例もリアルで興味深い。
  • ミシェル・ウエルベック「安楽死を合法化する国、社会、文明は敬意に値しない」 | むしろ破滅させることが望ましい

    2021年4月、自殺幇助を合法化する法案がフランス議会で審議されたことを受け、公の場ではめったに発言しないフランス人著名作家のミシェル・ウエルベックが口を開いた。結果的に議決にはいたらず審議期限を迎えたこの「安楽死法案」だが、ウエルベックは仏「フィガロ」紙に寄稿し、激しい反対意見を述べている。 命題その1:誰も死にたくはない 多くの人は、生命が完全に失われてしまうよりは、弱っていてもあった方が良いと思うものです。ちょっとした楽しみくらいは残っていますから。生命というものは、いずれにしても「弱っていく過程」と言えるのかもしれません。それに、ちょっとした楽しみ以外の楽しみなど、そもそもあるでしょうか(これは掘り下げて考えてみるべき問題でしょう)。 命題その2:誰も苦しみたくはない これは肉体的な苦しみの話です。精神的な苦しみには魅力があり、美的な素材にもなり得ます。こうした苦しみを奪おうという

    ミシェル・ウエルベック「安楽死を合法化する国、社会、文明は敬意に値しない」 | むしろ破滅させることが望ましい
    futenrojin
    futenrojin 2021/08/30
    ウエルベックが新聞に寄稿するのは、けっこう珍しいのじゃないかな? 「生命の尊厳」は重要だが、「死を選んだり、苦痛を逃れたりする自由や権利」という視点も議論に組み込んだほうがいい気がする。
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