積み上げられた女性3人の裸の遺体 ロシア軍がウクライナの首都キーウ(キエフ)から撤退後、性暴力が横行していた証拠が次々と明らかになり、女性たちは戦争の武器として用いられるレイプの脅威と闘っている。 4月3日、写真家のミハイル・パリンチャクがキーウから20キロ離れた高速道路で撮影した一枚に、世界は震え上がった。男性1人と女性3人の遺体が毛布の下に積み上げられていた写真だった。女性たちは裸で、体の一部が焼かれていたと、パリンチャクは言う。 このおぞましい写真は、ロシアの支配下にあった地域で処刑、レイプ、拷問が市民に対して行われていたことを示す数ある証拠のひとつにすぎない。