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歴史と感性に関するfutenrojinのブックマーク (1)

  • あの戦争の真っ只中へ、あの人の寝室へ… 時をさかのぼる「香り」研究の最前線 | 蘇った「いにしえの香り」

    マダムの寝室の床が小気味良くきしむ。あるドイツ人観光客は天蓋つきベッドに魅了され、亡霊がいまだに徘徊しているかのように、つま先立ちで部屋を巡る──。 「マダム」というのは、ティエリー・ド・ヴィル・ダヴレー夫人、フランス革命直前の王室家具保管所所長のである。彼女はパリ、コンコルド広場のオテル・ド・ラ・マリーヌに住んでいた。長い修復工事を経て、2021年7月に再オープンしたその邸宅を訪れる者たちは、改装されたサロンを歩きながら、豊かな布装飾と重厚なカーテンに目を奪われる。 そこで呼び覚まされる感覚は視覚だけではない。その寝室には、かすかに花の香りが漂う。ふり撒かれた香水によって、訪問者は18世紀の雰囲気にどっぷりと浸かるのである。 「当時の言い方を借りれば、『はっきりもくっきりもしていない』、そんな存在、香りを再現しようとしました」。香水ブランド、オドゥール・ド・サントゥテの調香師であり「嗅

    あの戦争の真っ只中へ、あの人の寝室へ… 時をさかのぼる「香り」研究の最前線 | 蘇った「いにしえの香り」
    futenrojin
    futenrojin 2022/01/06
    文中の「各文明には、それぞれの香りの感じ方がある」というアラン・コルバンの言葉は名言だ。感性の歴史家として面目躍如を果たされている。日本の環境省の「かおり風景100選」にも興味を持った。
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