トランプ主義の復権を目指す? 大物投資家のピーター・ティールが、2005年から務めていたメタ(旧フェイスブック)の取締役を退任すると発表した。米誌「ブルームバーグ・ビジネスウィーク」は、「ティールがかねてから望んでいた極右政治に全面的に取り組めるようになるだろう」と報じる。 決済サービス「ペイパル」やデータ分析企業「パランティア」の共同創業者であるティールは、当時のフェイスブックにおける初めての外部投資家であり、同社CEOマーク・ザッカーバーグと共に巨大SNSへの成長を導いた。その傍らで、トランプ元大統領が当選した際には政権移行チームのメンバーを務め、私的にはSNSに批判的な立場であることでも知られる。