中国は、カナダで先住民の子供たちの遺体が200体以上見つかった事件について独立した調査を要請した。カナダが、中国でウイグル族が虐げられている疑いについて調査を強く求める声明を発表する直前のことだ。 6月22日に開かれた国連の人権理事会の会議で、中国代表の蔣端は、「カナダでの先住民に対する人権侵害について、私たちは深く懸念しています」と発言した。 蔣は、カナダのブリティッシュ・コロンビア州の「カムループス・インディアン寄宿学校」跡地で215人の子供の遺体が見つかったことに触れ、中国とその同盟国は、今回の発見だけでなく、先住民に対するすべての犯罪について「徹底的かつ公平な捜査」を求めると述べた。 それらの同盟国には、ベラルーシ、北朝鮮、シリアなど中国と同じく人権問題を非難されている独裁主義の国々も含まれている。 蔣の要請の直後、カナダ代表は中国に対して、国連高等弁務官事務所が新疆自治区に入り、