事件翌日に運行を再開した京王線 Photo by David Mareuil/Anadolu Agency via Getty Images 英紙「フィナンシャル・タイムズ」の東京特派員レオ・ルイスが、先日の京王線刺傷事件について、日本の企業文化に焦点を当てた興味深い考察をしている。 ルイスによれば、日本のワイドショーでは犯人があの紫のスーツをいくらで購入したかが話題になったりしていたが、この事件でもっと注目されるべきだったのは、規則を守ることが優先され、個人のイニシアティブが発揮できない日本の企業文化だったかもしれないという。 この事件では、携帯電話で撮影された電車内を逃げ回る乗客たちの姿や、コミック「バットマン」の悪役ジョーカーに扮した容疑者がタバコをくゆらせる映像が、人々の恐怖をかき立てた。 だがルイスは、もう一つのおぞましい光景として、容疑者の服部恭太とは関係のない、むしろ「京
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