平栁敦子氏、廣木隆一氏、山下敦弘氏、荻上直子氏、黒沢清氏、山田尚子氏ら、いま注目の6人の監督を各話ごとに起用し、さらに大物俳優陣が集結したオムニバス形式の今作は、6つの実写作品と1つのアニメーション作品の1話完結型全7話で構成されている。監督のスタイルや表現の方法が異なるのも魅力だ。 おのののかさんは、『モダンラブ・東京』も大絶賛する。 「もともとの(アメリカ版の)『モダンラブ』が良すぎたので、観る前は『正直どうなんだろう……』と思っていたんです。でも、そんな心配は吹き飛びました。どのエピソードも大好きでしたが、なかでも第1話『息子の授乳、そしていくつかの不満』がお気に入りです。子育て中の女性を描いた作品なのですが、ちょうど私もいま子育てをしているので心から共感しました。 詳しくは本編を観ていただきたいのですが、ある女性のセリフにやられてしまって……。日々悩みながら育児をしていて、心のどこ