CL出場権にも6シーズン届いていないアーセナル。今季は20試合を終えて首位に立ち、19年ぶりのリーグ優勝を目指す。その名門クラブで途中出場も含めて16試合に出場(20試合終了時点)、存在感を放つ冨安健洋(24歳)。 現地メディアのトミヤスへの評価とは? 英国のベテランサッカー記者ジョナサン・ウィルソン氏がNumber Webに本音で綴る。(翻訳:井川洋一)【全3回の2回目/#1、#3へ】 ◆◆◆ なぜベン・ホワイトが先発なのか? 夏のプレシーズンの終盤に冨安健洋の筋肉系の故障が完治していれば、彼の今シーズンはまったく違うものになっていたはずだ。現在24歳の日本代表ディフェンダーは昨季、プレミアリーグでも頼りになるライトバック(右サイドバック)として評価を確立した。前述した負傷がなければ、きっとクリスタルパレスとの今季の開幕戦にも先発していたはずだ。そしてベン・ホワイトが右のフルバックで起用