米MIPS Technologies社は、Android 3.0(開発コード名:Honeycomb)の正式なソース・コードのライセンスを米Google社から受けたと発表した 。
米Intel社が2011年5月にも、映像信号を無線で伝送する技術「Wireless Display(WiDi)」をコンテンツ保護規格「HDCP」(high-bandwidth digital content protection)に対応させることが分かった。日本法人であるインテルが同年4月27日に開催した記者発表会で明らかにしたもの。Blu-ray DiscやDVDに記録された、著作権保護がかかった映像をWiDiで伝送できるようになる。 WiDiは、IEEE802.11nの物理層を使って映像および音声信号を伝送する、Intel社が開発した規格。同社は2011年に出荷を開始した第2世代の「Core i」シリーズのマイクロプロセサにおいて、WiDiでの1080p映像の伝送に対応していた(Tech-On!の関連記事)。しかし、ユーザーが撮影した動画などの著作権保護がかかっていないものしか伝送でき
米国の放送・映像関連業界では,ネット配信動画を「over the top video(OTT)」と呼ぶ。これは,従来型のCATVや衛星放送,光回線を使ったテレビ向け映像サービス(telco TV)の“頭越し”に視聴者に届く動画という意味だ。 OTTを使ったテレビ向けサービスが本格化すると,CATVなどの契約数が減少してしまうと危機感を持つ業界関係者は多い。実際,米調査企業のSNL Kagan社によれば,2010年4月以降に,CATVなどの従来型サービス全体の契約数は初めて減少に転じた。長引く不況の影響も大きいが,OTTの台 頭を減少の背景に挙げる声も多い。 OTTは,視聴者が支払う料金が従来型サービスよりも安価で済む。例えば,米Netflix社のVODサービスは,月額7.99米ドルで見放題だ。単純 比較はできないが,月額100米ドルを超えることもあるCATVの料金よりも圧倒的に安い。OTT
Web標準技術の浸透は,テレビ関連のビジネスモデルにも変革を促す。例えば,検索結果やコンテンツの内容に関連した広告は,Google社の大きな収 益源である。検索結果の動画に関連した広告の表示や,検索によって売れた映像コンテンツの収益をコンテンツ提供者と分け合うようなビジネスモデルの確立 が,今後の同社の狙いであることは間違いない。 Google社はいまだに内容を明らかにしていないが,メーカー側もGoogle TVがもたらす収益の分け前にあずかることに大きな期待を寄せる。 パソコン事業出身で,現在はテレビ事業を率いるソニーの業務執行役員SVP ホームエンタテインメント事業本部本部長の石田佳久氏は,「まだ話し合っていないが,Google社はパソコン分野と同様のビジネスを始めるだろう。その 収益をシェアすることには期待している」と話す。 ネット・テレビ向けのVODサービスを手掛ける米国企業は,サ
2010年10月に搭載製品が姿を現したテレビ向けソフトウエア基盤「Google TV」。 着々と進むWebサービスや高性能ハードウエアのネット・テレビ対応を背景に登場した。 積年の大テーマ「インターネットと放送の融合」を舞台にテレビ・メーカーが最後の挑戦に臨む。 「Cord cutting」(コードを切る)という,いささか乱暴な印象の言葉が,米国で映像や放送,通信関連のビジネスに携わる関係者の間で大論争を巻き起こして いる。「コード」が指すところは,ケーブルテレビ(CATV)やデジタル衛星放送といった,全米に張り巡らされたテレビ向け映像サービスの回線だ。 CATVや衛星放送などを合わせた契約数は,実に1億件を超える。これらの回線を「切る」とは,利用者が契約を打ち切るという意味である。乗り換える先 は,インターネットを使った動画配信サービスだ注1)。 注1)米調査会社のcomScore社によ
東芝は、IEEE802.11a/b/g/n向けの無線LANベースバンド処理LSIを開発した。待機(ディープ・スリープ)時の電力を、同社の従来技術と比較して99%減となる7μWにまで低減したことが特徴である。常時電源がオンとなる回路の最小化やパワー・ゲーティング、ゲート酸化膜厚トランジスタなどの活用で実現した。複数アンテナを用いて伝送速度を向上させるMIMO向けではなくSISO向けのLSIである。2011年4月20日~22日に開催されたプロセサ関連の学会「COOL chips XIV」で発表した。
前編より続く 連載の第3回は,日経エレクトロニクスの「ISSCC(IEEE International Solid-State Circuits Conference)」のプレビュー記事から2005~2011年の無線通信分野のトピックスを取り上げ,その技術トレンドを見ていく。携帯電話機やタブレット端末に代表される最近の携帯機器では無線通信機能が必須ともいえる状況になっている。このための回路技術およびその回路技術を搭載したICチップがISSCCで紹介されてきた。(Tech-On!) ISSCC 2005に見る無線通信 ついに1チップ無線LANが登場 CMOS技術前提に補正技術で競う Bluetoothに続いてついに無線LAN分野でも,RF処理部とベースバンド処理部を集積した,いわゆる1チップ化が実現した。米Atheros Communications,Inc.はIEEE802.11g準拠LS
東京電力福島第一原子力発電所の事故への対応に当たるために、先月、内閣官房参与に任命された、原子力の専門家で東京大学大学院教授の小佐古敏荘氏が、記者会見し、「政府の対策は法にのっとっておらず、場当たり的だ」として、内閣官房参与を辞任することを明らかにしました。 記者会見で辞任の理由について説明した資料を全文掲載します。(文中の下線は、原文のままです) 平成23年4月29日 内閣官房参与の辞任にあたって (辞意表明) 内閣官房参与 小佐古敏荘 平成23年3月16日、私、小佐古敏荘は内閣官房参与に任ぜられ、原子力災害の収束に向けての活動を当日から開始いたしました。そして災害後、一ヶ月半以上が経過し、事態収束に向けての各種対策が講じられておりますので、4月30日付けで参与としての活動も一段落させて頂きたいと考え、本日、総理へ退任の報告を行
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